韓国映画「私の愛、私のそばに」のキャスト、公開日、あらすじ
韓国映画『私の愛、私のそばに』は、ヒット作『ユア・マイ・サンシャイン』（2006年公開）のパク・チンピョ監督の最新作。愛する人がそばにいるという時間の切なさや尊さが力強く見る者に迫ってくる感動作だ。主演はドラマ『ベートーベン・ウィルス』のキム・ミョンミンと『TSUNAMI－ツナミ－』のハ・ジウォン。
幼少期を同じ町で過ごした男女が偶然再会し結婚。幸福の絶頂の中で、とてつもなく痛切な試練と向き合うはめになる。男はまだ治療法が確立されていない筋萎縮性側索硬化症（ALS）を発症し、余命幾ばくもないことを運命づけられてしまうのだ。
ルー・ゲーリッグ病とも呼ばれるALSは、筋肉の萎縮と筋力低下を引き起こす神経変性疾患で、未だに原因不明なうえに、根治を期待できる治療法も確立されていない。ジョンウが急速に痩せ衰えて四肢が麻痺し、ついには口もきけなくなっていく過程を、自らの肉体によってダイレクトに伝えるために、俳優キム・ミョンミンはALSに関する入念なリサーチはもちろんのこと、体重を20キロ減量する過酷なダイエットを実施。渾身の役作りで、ジョンウの極限下の愛と生への渇望を表現した。
韓国では2009年9月24日に439スクリーンで封切られ、約220万人の観客を動員、同年公開のラブストーリーとしては年間NO1の大ヒットを記録した。キム・ミョンミンは韓国で最も権威ある映画賞＜大鐘賞＞と＜青龍賞＞の主演男優賞を独占し、ヒロイン役のハ・ジウォンも＜青龍賞＞の主演女優賞に輝いた。
映画『私の愛、私のそばに』は来たる2011年2月5日、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて全国順次ロードショー。
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