チャン・ギハ
チャン・ギハ
近年の韓国インディーズ界を席巻するユニークなバンド<チャン・ギハと顔たち>。70~80年代の韓国ロック・フォークを受け継ぎ、新たに発展させたユニークな音楽性に、日常の出来事や心像風景などを独自の言葉で表現する歌詞、視覚的なインパクトで観客を魅了するライブパフォーマンスが韓国で大きな話題となり、1000枚売れればヒットという韓国のインディーズ界で、昨年2月にリリースされた1stアルバムが4万枚を売り上げるという驚異的な記録を打ち立てた。その後も、多くのフェスティバルやテレビ出演などによって、音楽ファンに強烈な印象を残している。

チャン・ギハ の最新ニュースまとめ

そんな<チャン・ギハと顔たち>が来たる11月17日にPヴァイン・レコードより日本盤『何事もなく暮らす』をリリースし、11月22日には渋谷LUSH、23日には渋谷WWWにて、待望の来日公演を行うことが決定した。23日に行われる渋谷WWWでのチケットは既に完売という人気ぶり。一方の渋谷LUSH(22日)のチケットは、10月9日より一般発売開始となる。

8月末日、ボーカルのチャン・ギハがプロモーションのため来日し、インタビューを実施。その独特な世界観で多くのファンを魅了する彼の「魅力」に迫った。

<b>-歌をはじめたきっかけを教えてください。</b>
子どもの頃から音楽に興味があって、韓国の音楽(K-POP/歌謡)を聴くのが好きでした。真似して歌っていましたし、中学生の頃からはギターも習い始めました。高校からは他の楽器も学ぶようになり、自然とバンドも結成していました。そして、もっと上手くなりたいという思いから、公演をするようになりました。こうして少しずつ学びながら今日まで来たのだと思います。

<b>-日本で始めることになったきっかけは何ですか。</b>
<チャン・ギハと顔たち>のレーベルと日本のレーベルの方々が日本で公演をしてみないかと提案してくださったのがきっかけです。

<b>-今までの活動内容を簡単に教えてください。</b>
2008年5月に初公演をし、2009年2月に1stアルバムをリリースしました。最初はインディーズとしてクラブを中心に活動をしていたのですが、いくつかのチャンスに恵まれ、その中でロックフェスティバルの新人オーディションがあり、そこで選ばれたんです。その後、テレビ番組にも呼んでいただけるようになり、予想以上にはやく皆さんに知ってもらえたようです。現在は2ndアルバムの準備のため少し休憩中だったのですが、日本での公演が決まり、それに向けて頑張っている最中です。

<b>-ライブ映像を見て、新鮮で独特な印象を受けました。どのようなコンセプトですか。</b>
特別に「こうだ」というコンセプトはありません。歌詞の内容や歌の形式、メロディー、リズム、すべてにおいて、「人とは違うことをしたい」という思いがあります。個性や他の人たちとは異なる部分がなければならないと思っています。

<b>-ダンスはご自身でお考えになるのでしょうか。</b>
女性ダンサー2名と一緒に考えています。

<b>-日本のインディーズバンドに興味はありますか。</b>
正直、よく知りませんでした。今回を機に聴くようになったのですが、個性が強い方々が多いという印象を受けました。日本に来てからいくつか公演を拝見したのですが、皆さんユニークでパフォーマンスも素晴らしいと感じました。強いインパクトを受けたのと同時に、もっといろいろなバンドを知っていきたいです。そして、いいところを取り入れたいと思います。

<b>-韓国と日本の音楽シーンの違いは感じますか。</b>
バンド自体を比べることは難しいと思います。日本にも韓国にもさまざまなジャンルのバンドが存在していますから。ただ、公演の環境が、基本的に日本の方がよく整っていると思います。

<b>-日本語は勉強していますか。</b>
はい、勉強中です。ライブの歌は韓国語でする予定ですが、中間のMCなどは日本語でできるように頑張っています。

<b>-音楽を通して何を伝えたいですか。</b>
楽曲によって異なるので一言で言うことはできませんね。すべてに共通することは「正直に」伝えられればと思います。日常で感じたことを「正直に素直に」表現できたらと思います。

<b>-尊敬するバンドはいますか。</b>
サヌリム、ソンゴルメなど70~80年代の韓国のバンドを尊敬しています。ロックやフォークは西洋から来ている音楽じゃないですか。その中に韓国的な要素が多く存在しているので好きです。

<b>-ファンの方へメッセージをお願いします。</b>
「はじめまして」と言いたいです。日本での単独公演も初めてですし、アルバムリリースも初めてです。一生懸命に練習して来ますので、楽しみにしていてください。11月に会いましょう!!! 

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