制作発表会に出席した主演俳優ら=(聯合ニュース)
制作発表会に出席した主演俳優ら=(聯合ニュース)
3月6日から韓国にて放送されるKBS第1の歴史ドラマ『巨商 金万徳』の制作発表会が、25日に済州道内のホテルで開かれた。

イ・ミヨン の最新ニュースまとめ

 ドラマは、私財を投げ打ち済州道民を救った実在の女性、キム・マンドク(金万徳)の生涯を描く。マンドクを演じるのは3年ぶりドラマ復帰となるイ・ミヨン。1976年のドラマでマンドクを演じたコ・ドゥシムも、マンドクを精神的に支える女性として出演する。

 イ・ミヨンは、出演を決めた背景にはコ・ドゥシムの積極的な勧めがあったと明かした。出演オファーを受け迷っていたとき、まったく面識のなかったコ・ドゥシムから電話をもらい、マンドクについて説明を受け、「ぜひ一緒に出演してくれれば」と誘われたという。「日ごろ尊敬しながらも一度もお会いしたことのなかった先輩が、自身が昔演じた役を勧めてくれたため、出演を決めた」と話した。

 イ・ミヨンの歴史ドラマ出演は2002年の『明成皇后』以来、8年ぶり。明成皇后(閔妃)はカリスマあふれるものの悲劇的な運命をたどる人物だったが、今回はマンドクを通じ、明るくて健康的なカリスマを見せたいと意欲を示した。

 役作りの努力も怠っていない。マンドクは元々済州の芸者だったため、済州の「唱(うた)」や伝統楽器のカヤグムを習ったほか、乗馬も学んだ。
 マンドクの心を理解しているかとの質問には、「自分はマンドクのように、他人に何かを提供する立派な人物にはなれないだろうが、ドラマが終わるころにはマンドクの心を感じられると思う」と笑った。


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