麻薬を服用し、麻薬類管理に関する法律違反の容疑で拘束起訴された歌手のチョン・イングォン被告が、控訴審でも懲役1年と追徴金54万6000ウォン(約5万5000円)の実刑判決を受けた。
 
ソウル高等裁判所は判決の理由について、被告は1987年から同様の犯罪で3回の執行猶予判決を受けるなど、歌手としての能力を酌量され寛大な処分を受けてきたにもかかわらず、長期にわたり大麻と覚せい剤を服用し、逃亡中にも犯罪行為を繰り返したと説明した。「誠実に刑に服し、今後は新たな気持ちで音楽活動に取り組むことを願う」としている。やつれた姿で現れたチョン被告は首をうなだれたまま判決を聞き、1審と同じ刑を宣告されると沈んだ表情で法廷を後にした。

チョン被告は2006年3月から1年間、数回にわたり覚せい剤を服用し、昨年2月末ごろ拘束起訴された。
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