デビュー10周年のソン・スンホンが東京で記者会見

人気俳優のソン・スンホンが17日、東京でデビュー10周年記念プロジェクトに関する記者会見を行った。会見にはテレビ局や新聞、雑誌など100余りのメディアが取材に訪れたほか、会見場周辺には朝から300人を超えるファンが押し寄せた。

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1年ぶりに来日したソン・スンホンは、前回同様、日本は清潔で空気も良く、人々が親切でくつろげると話した。前日にはさいたまスーパーアリーナでファンミーティングを行っており、「昨年のファンミーティングではステージと客席に距離があったが、今回はより近くに見られる舞台設置になっておりうれしかった」と感想を語った。歌手でもない自分がどのように受け止められるか心配していたが、ファンが自分の姿を見るだけで喜んでくれ、「俳優として良い作品をお見せすることが自分の役目だと感じた」という。今後も作品1つ1つに熱心に責任感を持って取り組み、正直な姿と良い芝居を見せられるよう努力すると約束した。

軍除隊後の復帰作となった主演映画『宿命』についても紹介し、「ドラマで復帰すればよりたくさんのファンに見てもらえるが、復帰作だけに完成度の高い作品をファンに披露しなければと考え、映画を選択した」と明かした。

また共演のクォン・サンウについて質問が上がると、「とても親しい友人です」と紹介した。6年前に映画『ひとまず走れ！』で共演したが、当時は高校生の役でコミカルな内容だったため撮影中も遊んでいるような雰囲気だったのに対し、今回は互いに対立している設定でシリアスなシーンが多かったという。「目が合うだけで笑ってしまって、堪えるのが大変だった。プライベートで親しいからと撮影にプラスになることばかりじゃないようだ」とエピソードを紹介した。

今後の活動については、18日に韓国に帰国し、すぐにドラマ『エデンの東』の撮影に入ると紹介した。香港、日本、中国などでの海外ロケも予定されており、とても楽しみにしていると次回作に対する強い意欲をみせた。また、機会があれば韓日合作ドラマにも出演してみたいと話し、共演してみたい俳優はたくさんいるが、「高倉健や＜SMAP＞の木村拓哉、オダギリジョーなど、演技派の俳優たちと一緒に仕事ができたら大変光栄に思う」と語った。