“Made in Korea”というタイトルを外して観たい『無影剣』

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“Made in Korea”というタイトルを外して観たい『無影剣』
“Made in Korea”というタイトルを外して観たい『無影剣』
『グリーン・ディスティニー』『ヒーロー』など、世界的に有名な監督が、ハリウッド向けに作った映画によって、武術に対する観客の採点もまた高くなった。このため、武術映画の“Made in China”(もちろんハリウッド資本が投入されたが)というブランドに、いっそう臆してしまう。

『無影剣』を、韓国武術映画のレベル同様、粗末に扱うことや、中国武術映画に対する漠然とした憧れなどをなくし、偏見なく観てみよう。映画は『アウトライブ-飛天舞-』以後、4年間剣を鍛えたキム・ヨンジュン監督と、武術映画を韓国映画のひとつのジャンルとして育てたいという夢を持った<テウォンエンターテイメント>のチョン・テウォン代表が“階級章を外していっぺんやってみたい”という、切実な願いのもと作られた。

俳優たちはヒュウヒュウと飛び回る。休む間もなく剣と槍がぶつかり合う。息つく間もなく槍が投げられ、水中と地上で華麗なアクションを見せる。中国の広々とした大地はそれ自体、926年の渤海の地を描写するのに十分だ。画的には決してハリウッドの水準に負けないほどである。アクションのオーバーさは、武術というジャンルの特性として考えられる。

キタイ族の侵略に立ち向かい、最後まで戦った渤海の歴史と伝説は劇的なドラマを付与する。映画は渤海の女武士“紅羅女”が、1人でキタイに入り王子を救出したという伝説と、926年渤海の最後の太子がキタイに立ち向かった抗争を指揮したという歴史的記録をモチーフにした。

キタイによって渤海の王子は全て暗殺され、最後に残った王子テ・ジョンヒョン(イ・ソジン)を守るための旅が始まる。テ・ジョンヒョンは王室の権力争いによって島流しに遭い、“生き残ることが人生の唯一の目的”になったまま、古買商(盗品であることを知りながら買う人)として生きていく。

彼を守り、渤海の救世主になろうとする女戦士ヨン・ソハ(ユン・ソイ)が訪ねてくる。テ・ジョンヒョンは渤海の王になることを拒否し逃げる。彼を追う刺殺団勢力は、クン・ファピョン(シン・ヒョンジュン)と、彼に服従しヨン・ソハにいつもトップの座を奪われる女高段者メ・ヨンオク(イ・ギヨン)が引き連れている。クン・ファピョンは渤海の将軍だったが、大逆罪によって家門が皆殺しにされた後、渤海に対する無限の敵対心を抱いている。

追われているテ・ジョンヒョンとヨン・ソハ、追うクン・ファピョンとメ・ヨンオクの大長征が展開する。テ・ジョンヒョンは次第に最後の王子としての責務を悟り、何も言わずに彼を守るヨン・ソハを愛おしく感じる感情が芽生える。クン・ファピョンが渤海の王子テ・スヒョンを殺害し奪った剣と、ヨン・ソハが持っている剣は渤海の王族に伝わる“無影剣”。 ヨン・ソハが無影剣を持っていることが明らかになり、テ・ジョンヒョンはいよいよ真の渤海の王になる。

クン・ファピョンは、無影剣をただ殺めたい人間を殺めるためだけに持っているが、テ・ジョンヒョンとヨン・ソハは大切なものを守るために剣を持つ。これが善と悪の違いであるわけだ。

たとえワイヤーアクションやコンピューターグラフィックが駆使されてはいるが、4人の俳優たちは素晴らしい武術テクニックを誇る。とくにユン・ソイは正確に切る動作をみせ、最高の女戦士として十分な演技を見せる。

デビュー作『ARAHAN アラハン』でも、武術高段者として登場したユン・ソイの成長は目を見張るものがある。静かで純粋な眼差しは、他のどの女優たちからも簡単には得られない。期待はまた他の風を生む。その顔に多彩な表情が塗られていくことを切に願う。

名前を世間に広めた後、スクリーン初挑戦のイ・ソジンは、自らが言ったように「最も変化が多いキャラクター」を演じ、始まりと最後の異なる姿を見せるために奮闘した。それなのに3人の俳優の情的なセリフ回しと空回りする発声はぎこちない。情的なセリフ回しが正しく、から回る発声が間違っているという意味ではない。ただ、もう少し整える余地があったのではないかという感じがする。

シン・ヒョンジュンは『The Gingko Bed』の“ファン将軍”以後、『アウトライブ-飛天舞-』を経て自身がもっともよく表現できるというキャラクターを演じることになり、そのキャラクターの自然らしさは大きな資産だ。“いつものこと”という先入観の中で見極めるのは容易ではない。
 
見せてあげたいものが多く、映画は時に伝えなきゃならないストーリーを見逃してしまう。4人の人物がそれぞれ胸の中に抱いていることが少しずつ伝わってこない点を観客は十分な見所として挽回しなくてはならない。

それにしても武術映画をこれくらいの水準に引き上げた『無影剣』の美徳は十分認める。

一方、この映画は『ロード・オブ・ザ・リング』で有名なアメリカのニューラインシネマが企画段階から投資し、来年には北米地域をはじめとした全世界60余カ国の配給を目標にしているという点でも注目を集めている。

映画『無影剣』は、18日から韓国内公開される。

Copyrightsⓒyonhapnews & etimes Syndicate & wowkorea.jp
2005年11月17日15時47分配信


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