2003年、映画『同い年の家庭教師』で、韓国全土520万人の観客を動員するというヒットを記録したクォン・サンウとキム・ハヌルが、映画『青春漫画』(監督:イ・ハン/制作:ポップコーンフィルム)でコンビを再結成した。

キム・ハヌル の最新ニュースまとめ

3年余りの時間が流れ、『同い年の家庭教師』の時は人気急上昇中のスターだったクォン・サンウは、映画界で信頼される俳優となっただけでなく、最高の韓流スターの地位を築いた。ロマンスジャンルで断然際立っていたキム・ハヌルは、この映画をきっかけに、コミカルな演技にも範囲を広めていった。

2人は感性豊かな青春映画『永遠の片想い』を制作したイ・ハン監督と出会い、純粋で軽快、時には身もだえする青春を演じる。今回もまた同い年の配役である。

4日、ソニュド公園で撮影中のクォン・サンウ、キム・ハヌルとイ・ハン監督に会い、映画『青春漫画』に対する話を聞いた。特に『野獣』ではノワール的な雰囲気を漂わせ、カッコイイ姿を披露したクォン・サンウはこの日、70年代の“おかっぱ頭”で登場し、キャラクターを一気に説明した。このヘアスタイルを作るため、一時期、彼は大きなヘアピンまで刺して撮影場を歩き回ったほどだという。

-それぞれ、役柄を説明をしてください。
▲クォン・サンウ(以下クォン):テコンドー学科に通う22歳の大学生ですが、幼い頃からジャッキー・チェンのファンで、スタントマンを夢見るジファンを演じます。ポジティブで明るい性格ですが、大きな試練を乗り越えることになります。キム・ハヌルさんが演じるチン・ダルレとは同性のように親しい仲ですが、それが愛だったということに、後になって気づきます。
▲キム・ハヌル(以下キム):ジファンと同い年の親友チン・ダルレ役です。ジファンのように明るくポジティブな性格です。ジファンとは一見ケンカばかりですが、お互いがいないと生きていけない仲でもありますし、役者を夢見ていけど人の前に立つと緊張するというコンプレックスを持っています。

-お2人が主演だということで、『同い年の家庭教師』を思い出してしまいますが。
▲クォン:『同い年…』は、秋夕(チュソク/旧盆)やお正月に、家族全員で見られる映画です(笑)。その時よりはもっとアップグレードされた作品を作れると思います。2人がまた共演するという点だけでも大いに期待していただいて嬉しいです。息もピッタリだし(笑)。

‐お2人がまたキャスティングされたことで、プレッシャーもあると思いますが
▲イ・ハン監督(以下イ):2人ともよく似合ってると思うので、心配はありませんでした。それに『青春漫画』は『同い年の家庭教師』と全く違う映画です。ただ、キム・ハヌルさんは撮影前に十分話し合う時間があったのですが、クォン・サンウさんは『美しき野獣』の撮影が終ってからの合流だったので話し合いが遅れてしまいましたね。でも、撮影しながらいろいろ話せました。チン・ダルレは、来年公開されるキャラクターの中でもっとも愛らしいキャラクターに、ジファンはもっとも面白くて朗らかなキャラクターになるでしょう。

‐『青春漫画』はどんなジャンルの作品ですか?
▲イ:単なるロマンティックコメディではありません。青春ロマンスとでも言うか・・・笑いもあるけど感動もある映画になると思います。

‐3年ぶりの共演に対する感想は?
▲クォン:あの時と特に変わったことはありませんね。前より息がピッタリ合うようになったみたいです。いつも言ってたことですが、相手役の中でもっとも気楽な女優さんです。
▲キム:あの時は私の目をまっすぐ見られなかったのに、今は慣れすぎですね(笑)。あの時と同じように、相手役としてだけでなく、現場の雰囲気をリードしてます。面白い話をよくして、雰囲気を盛り上げてくれています。

‐ジファンとダルレは、まるで同性の友達のようですが、男女が友達になれると思いますか?
▲クォン:女性とは友達になれません。それは確かです。
▲キム:私もそう思います。生ぬるい関係はありえないと思います。

‐(クォン・サンウの)ヘアスタイルがとても独特ですね。『美しき野獣』の時とはかけ離れた姿です
▲クォン:観客たちもこんな変身を望んでいると思います(笑)。幼い頃、母がこのようなスタイルに切ってくれたのですが、大人になってからまたやってみると面白いですね。見せられるものは全部見せないと。2年前、このシナリオをこっそり見て、監督の電話番号を調べて文字メールを送ったんですよ。そのくらい面白い作品です。カッコイイばかりでは飽きてしまいますし。

‐『彼女を信じないでください』以来、次回作もまたコミカルな感じですね。似ているという評価が出てきそうですが
▲キム:簡単なものはありません。全てのキャラクターは大変です。ダルレはただ明るいだけではありませんが、監督がうまく指摘してくださいます。以前は、私にはロマンスがあっていると思っていましたが、今はコミカルで明るい芝居が自分の得意分野だと思っています。

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