「週刊アイドル」に出演した「Xdinary Heroes」。(画像:画面キャプチャ)
「週刊アイドル」に出演した「Xdinary Heroes」。(画像:画面キャプチャ)
今月5日に放送された「週刊アイドル」(MBC M、MBC every1)に、JYPエンターテインメント(以下、JYP)の新人バンド「Xdinary Heroes(エクスディナリーヒーローズ)」が出演。新年最初の放送を飾った。

Xdinary Heroes の最新ニュースまとめ

「Xdinary Heroes」は昨年12月6日にデビュー。メンバーはゴニル(リーダー、ドラム)、ジョンス(キーボード、メインボーカル)、ガオン(ギター、ボーカル、ラップ)、O.de(キーボード、ボーカル、ラップ)、ジュンハン(ギター)、ジュヨン(ベース、メインボーカル)の6人だ。

グループ名が長く独特で、ゴニルはそれが自分たちならではの特徴だと言っていたが、他のメンバーたちは正直、言いづらいと告白し、MCのグァンヒもさっそく「エクディズ」と略称で呼んでいた。

この日は放送時間の関係でカットされたのか、個々の自己紹介はなかったものの、特技の披露やトークなどでメンバーそれぞれの良さが十分に伝わってきた。ジョンスは前歯を指で叩いてメロディを奏でる“前歯ピアノ”、O.deはどんな文でもラップにできるということから、エアフライヤーの取扱説明書をラップで披露。さらに、ジョンスとO.deは「エクディズ」のダンス部だそうで、「SUPER JUNIOR」の「SUPER Clap」を踊ってみせた。

その後、ファンからの質問や願いに応えるコーナーでは、メンバーたちの関係性も垣間見えた。グループ内の“トムとジェリー”は、小言の多いお母さんのようなO.deと末っ子ジュヨンだとか。O.deは事前アンケートでも、自分の長所欄に「ジュヨンを朝起こすこと」と書いており、手のかかるジュヨンの面倒をよく見ているらしい。

スキンシップをするのが好きだというジョンスをめぐり、自分にだけハグをしてくれると思っていたガオンとジュヨンが嫉妬心を見せる場面もあり、そんなジュヨンが選ぶグループ内イケメンランキングは1位ジョンス、2位自分、3位O.de、4位ゴニル、5位ジュンハン、6位ガオンだった。ガオンは自分をイケメンだと思っているので、最下位にしてもガッカリしないからという理由で6位にしたそうで、ジュヨンのお父さんに似ているというTMIまで披露した。

そのガオンは最近韓国ドラマを見始め、いまさらながら「トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜」にハマったそうで、コン・ユになりきって、ジュヨンを相手に劇中のワンシーンを再現して見せた。先ほどまでジョンスを取り合うライバル関係(?)の二人だったのに、なんだかんだで和気あいあいと仲の良いグループだ。

そんな中、静かな性格だというジュンハンは、なりたいヒーローの話題でブラック・ウィドウを挙げたとき、メンバーも驚くほど突然テンションが上がり、“オットケソング”で愛嬌(あいきょう)も披露。ちなみに、“オットケソング”にはジュヨンも挑戦したが、メンバーたちが引くほどのテンションでスタジオを大爆笑させた。

また、オープニングでもチラッと見せたが、元々練習生時代、ダンスチームにいたというジョンスとO.deが、JYPの基本ルーティンダンスをやって見せた後、先輩である「2PM」の「My House」、「Stray Kids」の「MIROH」でカバーダンスも。

特に、「MIROH」では他のメンバーたちも立ち上がり、一緒にノリノリで踊ったが、ゴニルだけはテロップでも「耕運機(?)バイブ」とイジられるほど、妙な魅力で爆笑をかっさらい、「個人の推しカメラが見たい」とMCのウニョクとグァンヒをすっかり虜にしていた。そうして笑いをとったゴニルは、実は米バークレー音大出身。本業であるドラムの腕前を披露し、ギャップのあるカッコよさを見せた。

パフォーマンスではデビュー曲「Happy Death Day」とBring Me The Horizonの「Drown」をライブ披露し、最後のゲームコーナーでも、エネルギッシュに大はしゃぎで楽しんでいた「Xdinary Heroes」。初々しいアイドル的な要素もありながら、それを支えるしっかりとした実力も兼ね備え、メンバーそれぞれが魅力的だった。

エンディングのあいさつで、ジョンスが中学生のときから見ていた番組に出られて光栄だったと感想を話した後、気持ち的にはこのままもう1話分、収録したいと野望を見せ、ガオンもことしの目標はビルボード1位だと宣言。新人らしからぬ度胸や覇気あふれる姿が清々しく、ことしの活躍を期待させた。

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