「週刊アイドル」に出演した「Stray Kids」。(画像:画面キャプチャ)
「週刊アイドル」に出演した「Stray Kids」。(画像:画面キャプチャ)
8月の「週刊アイドル」(MBC M、MBC every1)は、ボーイズグループのカムバックが相次いでいたので、毎週人気のイケメンたちが登場。爽やかな笑顔で、夏の暑さを吹き飛ばしてくれる豪華月間だった。

Stray Kids の最新ニュースまとめ

4日(水)放送分は「Golden Child」、11日(水)放送分は「THE BOYZ」、18日(水)放送分は「ONF」。そして、25日(水)放送の8月最後を飾ったのは、2ndアルバム「NOEASY」(8月23日発売)でカムバックした「Stray Kids」。同番組への出演は昨年9月以来となるので、約1年ぶりの登場だ。ちょうど17日(火)から23日(月)まで「KINGDOM:LEGENDARY WAR」(Mnet)での優勝特典となる番組「KINGDOMWEEK:<NO+>」(Mnet)が放送されたばかりで、それが終わって寂しいと思っていたファンにはボーナストラックのようなものになったかもしれない。

オープニングでは、ハンがチャンビンよりも上手に早口言葉ができると自信を見せたため、ニューアルバムを紹介する長文コメントで、早口言葉対決が行われた。ところが、ハンは後半、息が苦しくなってしまい、挑戦失敗。そこで、次なる挑戦者にスンミンが指名された。スンミンはチャンビンの鶏むね肉シェイクを飲みたいと言ったら、絶対にダメだと断られたという一件があった。チャンビンからすると、鶏むね肉シェイクは運動を頑張った人にだけ与えられる特典のようなものなので、運動をしていないスンミンにはあげたくなかったということらしいが。すると、スンミンが意外な才能を発揮。チャンビンのタイムを上回り、遺恨を晴らしたのだった。

ファンの願いに応えるコーナーでは、リノ&ハンが、街でファン同士が偶然遭ったときの“シグナル”ポーズを決めたり、バンチャン&ハン&I.Nがモクパン(食べる放送)対決を展開したり。他にも、リノ&フィリックスが「T-ARA」の「Bo Peep Bo Peep」をキュートに披露したが、ポイントがつかめていないとチャンビンが乗り出し、“お尻ダンス”を見せる一幕も。さらに、身体測定ではバンチャンとチャンビンの肩幅が54cmと同じで、ヒョンジンの唇の厚さが2.3cmであることも分かった。

パフォーマンスでは、リード曲「ソリクン」はもちろん、バンチャン×ヒョジンが収録曲「Red Lights」を初公開し、バンチャン×スンミン×I.Nが「DAY6」の「I’ll try」を完璧なハーモニーで熱唱。「ランダムプレイダンス」にも挑戦し、失敗に終わったが、見せるところはしっかり見せていた。

こうしてさまざまな企画に臨んだメンバーたちだが、ハイライトはハンが番組でやりたいと挙げた「静寂の中の叫び(伝言ゲーム)」だった。この番組の放送時間は約50分だが、そのうち約20分もこのコーナーが放送されたのだ。

まずペア決めでは、自由に決めていいと言われ、並び順で隣にいたハン&スンミン、バンチャン&フィリックス、ヒョンジン&I.Mが肩を組んだり、手をつないだりして、あっという間にペア確定。取り残され、微妙な表情を浮かべるリノとチャンビンが自動的にペアとなった。

バンチャン&フィリックスペアは、バンチャンが韓国語と英語を混ぜて説明。面白かったのが、お題で「エアフライヤー」が出たとき、「寮にあるけれど、誰も使っていないもの」と説明し、フィリックスが「オーブン、シェイカー」と答え、思いがけずTMI情報まで大放出。2人とも会話をしているように、お互いの言葉を理解していたが2問正解で終わった。

ハン&スンミンペアは、ハンもまた「全身マッサージ機」がお題に出たとき、「うちのテレビの横にあるもの」とTMI情報を。全体的にお題が難しかったのもあるうえ、先ほどの2人とは違って全くかみ合わず、笑いは量産したが、正解できたのは1問だけだった。

リノ&チャンビンペアは、チャンビンがお題の「キバノロ」を鳴きマネで伝えるという奇策で、大爆笑を誘った。しかも、リノがそれを正解。その後、チャンビンは大きな声を出しすぎたせいで声が枯れてしまい、トーンダウンしたが、それでも3問正解という抜群のコンビネーションを見せた。

ヒョンジン&I.Mペアは、I.Mが口を大きく開けて説明するも、ヒョンジンに全く伝わらず、パスする回数が多いペアだったが、「ブラウニー」がお題のとき、「フィリックス兄さんが作るもの」という説明をヒョンジンは「フィリックス、おいしいもの?」と勘違いしていたが、見事に正解。メンバー愛を感じるシーンだった。また、驚愕だったのが、「OH MY GIRL」の「Dun Dun Dance」がお題に出たとき、I.Mが「WMエンターテインメント」とまさかの所属事務所の説明から始めたこと。あまりにも斬新すぎて、チャンビンも「アプローチの仕方が変わってる」と感心。結局、らちが明かないので、役割をチェンジし、ヒョンジンの説明でI.Mが1問正解したので、合計2問正解となった。

終わってみれば、残った者同士でペアを組んだリノ&チャンビンが絶妙なチームワークを発揮し、優勝したが、笑いっぱなしの20分だった。やはりこのゲームは面白さということにおいては、全く外れがない。メンバーたちも全力でやっていたのが面白さを倍増させていたので、編集でカットする部分がなく、これだけ長い尺で放送されたのではないかと思われる。

バラエティでもメンバーそれぞれが魅力を発揮し、上昇気流に乗っている「Stray Kids」は現在、ニューアルバムの先行注文が93万枚を突破し、ミリオンセラー目前と言われている。今回の活動では音楽番組で何冠を達成するのか、またどのような成果を収めるのか注目だ。

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