「SHOW ME THE MONEY 9」第2次予選に進出した「Stray Kids」チャンビンと「PENTAGON」ウソク。(画像:画面キャプチャ)
「SHOW ME THE MONEY 9」第2次予選に進出した「Stray Kids」チャンビンと「PENTAGON」ウソク。(画像:画面キャプチャ)
10月16日(金)の初回放送から毎回話題を集めているヒップホップサバイバル番組「SHOW ME THE MONEY 9」(Mnet)。第1次予選の生存者122人のうち、82人が脱落する第2次予選「60秒チームラッパー選抜戦」が始まり、10月30日(金)放送の第3話では、プロデューサー4組のチームが決定した。

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今シリーズも現役アイドルラッパーの挑戦が話題となったが、ここまで勝ち残ったのは「Stray Kids」チャンビンと「PENTAGON」ウソクの2人だ。チャンビンは第1話の放送で、第1次予選に通過した模様がオンエアされたが、ウソクはそれすらなかったため、第3話にして初めての登場となった。

「60秒チームラッパー選抜戦」は第1次予選通過者が、4組のプロデューサーの前で、60秒間ラップを披露。「PASS」か「FAIL」の判定が下され、1つでも「PASS」が出れば、ひとまず生存となる。ところが、その「PASS」を出したプロデューサーのチームマッチングに成功してはじめて、第2次予選通過となる。つまり、実力は認めるが、自分たちのチームカラーに合わなければ、脱落ということだ。そのため、3PASSをもらったのに、チームマッチングに失敗する参加者も続出した。

チャンビンはプロデューサーらの前に登場すると、「『Stray Kids』というグループで活動しているチャンビンというラッパーです」とはにかみながら自己紹介。プロデューサーのJUSTHISが「僕が(第1次で)合格させた方なんですけど」と他のプロデューサーに説明し、「正直、申し訳ないけれど、グループについてはよく分からないです。雰囲気が出ていたので」と第1次の合格理由を明かした。

そして、60秒ラップを披露したチャンビンだったが、4FAIL判定に。「『Stray Kids』にラップが上手いやつがいるということを見せたかった」とし、第1次予選を通過したときは「次の目標は優勝」と意気込んでいたが、残念ながらここで挑戦は終わった。

ウソクも登場するや、プロデューサーのCODE KUNSTから「本当にカッコいいね」と言われ、JUSTHISからは「若干、南の方の雰囲気(?)がちょっと出ている」とチャンビン同様、目を引くビジュアルを褒められた。

そして、60秒ラップでは、「Dynamic Duo(ダイナミック・デュオ)」×BewhYチームからPASSをもらい、その実力を示した。ところが、チームマッチングで、「Dynamic Duo」のゲコから「構成は本当に上手く作っていたと思うけれど」と評価されたが、BewhYから「完成されていない感じをすごく受けたので、僕たちとは一緒に行けないことになりました」と言い渡され、惜しくも脱落となった。

去り際、ウソクは「とても光栄でした。ありがとうございました。お疲れさまでした」と深くお辞儀をし、その姿を見たゲコは「去っていく姿もカッコいいですね」と見送った。チームマッチングに失敗となったウソクだが、「自分を改めて振り返り、意味のある時間だったと思います」と感想を伝えた。

ウソクは放送後、「PENTAGON」の公式SNSに「僕にとって新たな挑戦であり、経験でした。見て学んだことも多いし、感じたことも多かったので、これからも皆さんに少しずつ成長していく僕の音楽をお届けします」とファンに向け、メッセージを出している。清々しい挑戦だったように見受けられた。

これまで、現役アイドルラッパーでは、シリーズ3で「iKON」のBOBBYが優勝、シリーズ4で「WINNER」のMINOが準優勝したのを最後に、好成績を収めたアイドルラッパーはいない。前シリーズの8でも、「MIXNINE」の優勝者で「D1CE」のウ・ジニョンが出演したが、やはり第2次予選で脱落している。第2次予選の壁はかなり高いということだ。

また、ラッパーとは思えぬ美貌で、ひと際目を引き、男性ラッパーたちをどよめかせ、目をくぎ付けにした女性ラッパーがいた。ユ・ダヨンだ。放送後、実は2017年3月にデビューし、2019年5月で解散したガールズグループ「LIPBUBBLE」のリーダー、ソリンだということが分かった。同じく第2次予選で脱落となったが、合格者よりも強烈なインパクトを残し、注目を浴びている。たとえ脱落しても、見る人の印象に残ったという意味では、アイドルラッパーたちの挑戦も成功だったのかもしれない。

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