写真左側=上からH.O.T.、S.E.S.、god<br>写真右側=上からSechs Kies、Fin.K.L、Baby V.O.X
写真左側=上からH.O.T.、S.E.S.、god<br>写真右側=上からSechs Kies、Fin.K.L、Baby V.O.X
去る5月26日に放送されたSBS<炸裂!精神統一>には、ウン・ジウォンとトニー・アンが一緒に出演し、それぞれSechs Kies(ジェクスキス)やH.O.T.(エイチ・オー・ティー)時代のダンスを再現した。90年代後半のアイドルグループの代表走者だった彼らが一同に会し当時を振り返るシーンは、この番組の予告編として活用されるほど、視聴者の高い関心を集めた。

パダ の最新ニュースまとめ

2日後の28日に放送されたMBCドラマ『新・良妻賢母』は、Fin.K.L(ピンクル)メンバーであるイ・ジンのサプライズ出演で話題を集めた。このドラマの視聴率は7.8%(AGBニルスン)に過ぎないが、主人公の息子が通う幼稚園の先生として登場したイ・ジンは、各メディアで記事化されネティズン(ネットユーザー)の注目を集めた。

90年代の後半を飾ったアイドルスターたちが、その時代から10年余りたった今も、芸能界の話題の中心に立っている。画一化された音楽や口パクで“企画商品”という非難も浴びていた彼らは、「一発屋のはず」という推測をあっさりと裏切り、芸能界にしっかりと根付く様相を見せている。もちろん、以前と同じような爆発的な人気を維持しているわけではないが、“昔の思い出を刺激する過去のスター”ではなく“明日が期待される現在進行形のスター”として定着しているのだ。

アイドルスター出身の芸能人たちは、“アイドル”というレッテルを早く取ろうというよりは、ゆっくりと慎重に、自分なりの“色”を探している。ダンスミュージックに対する反感が強いヒップホップミュージックを選んだ元Sechs Kiesのウン・ジウォンは、アイドルへの先入観を覆すことよりも弱点を謙虚に認め、ソロ歌手として『マンツィ(泥酔) in Melody』などのヒット曲を生んだ。まもなく発表するニューアルバムへの関心も高い。また、あらゆるバラエティ番組に登場し、アイドル時代のカリスマも披露した。

チャン・ウヒョクとイ・ジェウォンは、ダンサーやサブの役割だったH.O.T.メンバーから、激しいダンスと安定したライブもこなせる“歌手”へと成長した。検索語ランキング1位に浮上し、最近カムバックしたイ・ジェウォンは、タイトル曲『I’m So Hot』を素晴らしいライブで歌いこなした。

元S.E.S.(エス・イー・エス)のユジンは、2004年に2ndアルバムで好評を博し、週末ドラマのヒロインとして登場したのに続き、映画『止められない結婚』とミュージカル『ダンサーの純情』の主演を務め、活動範囲を広げた。パダも単独コンサートを行うほどのファン層を確保、代表的な女性ライブダンス歌手としての地位を固めた。

god(ジー・オー・ディー)はユン・ゲサンが俳優として飛躍を遂げる中、ソン・ホヨンがソロアルバムに続き俳優活動にも挑戦する予定で、デニー・アンも映画出演とソロ活動を並行する計画だ。
この他にもユン・ウネ、カン・ミヨンなどが活発な活動を繰り広げているBaby V.O.X(ベイビーボックス)や、ユ・ホソク、オ・ジョンヒョク、キム・サンヒョクといったメンバーのカムバックが話題を集めているClick-B(クリック・ビー)も、変わらず関心の的となっている。

2008年にデビュー10周年を迎えるSHINHWA(シンファ/神話)は、ソロ活動で各メンバーが高い成果を収めていながらも、変わらずSHINHWAの名前でアルバム活動を計画するなど、アイドルスターの“お手本”となってから長い歳月が流れている。
SHINHWAの関係者は、「来年デビュー10周年を迎え、ニューアルバムを発表する計画がある」「これはSHINHWAにとっても意味深いものだが、韓国の音楽史にとっても決して小さくはない1つの事件だ」とその意義を伝えた。



Copyrights(C)segye.com & etimes Syndicate & wowkorea.jp


Copyrights(C)segye.com & etimes Syndicate & wowkorea.jp 0