「チームワーク」テストの課題曲「FIRE」でセンターを務めたイ・ヒスン。(画像:画面キャプチャ)
「チームワーク」テストの課題曲「FIRE」でセンターを務めたイ・ヒスン。(画像:画面キャプチャ)
7月10日(金)放送の大型オーディション番組「I-LAND」(Mnet、tvN)第3話は練習生たちの悲喜こもごもが描かれた。ミッションが進むにつれ、練習生たちの個性や、練習生同士の葛藤、苦悩など人間模様も色濃く表れ、感情移入をしながら見られる展開となった。

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 最初のテスト「シグナルソング」テストで、12人の平均点数が59点となり、6人の放出が決定。練習生たち自身の投票結果、イ・ヨンビン(11票)、ダニエル(11票)、ジェイク(10票)、ジェイ(9票)、ニコラス(8票)、ニキ(8票)が“GROUND”行きとなった。

 まだ練習期間が1年未満と短いイ・ヨンビンとジェイク、最年少のダニエルは、練習生たちから一目置かれるBig Hitの練習生だったイ・ヒスンの練習方法についていけないと漏らしていたメンバーたち。そして、同じく元Big Hitの練習生ジェイは我が強いタイプで、目立つパート全部に志願したが、ことごとく否定され、悔しそうにしていた1人。

 「シグナルソング」テストで、最高点の75点を獲得したのはヤン・ジョンウォンで、最低点の40点はジェイク。ちなみに、ダニエルは2番目にいい70点で、初代センターを務めたニキも歌唱力不足や表情などを指摘されたものの65点とまずまずだったが、仲間たちからの評価は得られなかったということだ。

 そして、入れ替わりで“I-LAND”入りを果たしたのがキム・テヨン、チョン・ジェボム、ピョン・ウィジュ、キム・ユンウォン、キム・ソンウ、タキ。初回放送から注目されているピョン・ウィジュ、キム・ソンウ、タキが早々に“I-LAND”に戻ってきた。

 こうして、半分のメンバーが入れ替わった“I-LANDER”と“GROUNDER”の2番目のテストは「チームワーク」テスト。「BTS(防弾少年団)」の「FIRE」が課題曲として与えられ、ピラミッドを作る組み体操のようなパフォーマンスや、ダンスブレイクなどもあり、チームワークが試される。評価は「シグナルソング」テストと同じで、プロデューサーやディレクターが点数をつけ、12人の平均点数によって放出者の人数が決定。もし、放出者がいなければ、“GROUNDER”のステージは中止に。また、個人の点数が1位だった練習生には、「放出免除権」が与えられるというルールが加わった。

  今回のテストでは、1番パート(センター)と2番パートが大事なポジションとなる。“I-LANDER”は、前回センターを譲ったイ・ヒスンが1番パート、ケイが2番パートに。“GROUNDER”は、ジェイが1番パート、ニキが2番パートを務めることになり、それぞれ練習を始めたが、どちらのチームもメンバーが半分入れ替わった慣れない環境に、ぎくしゃくした空気が漂い、思ったように進まない。

 特に、皆で協力し合うアクロバティックなパフォーマンスをどちらのグループも練習していなかったため、中間点検でやってきたプロデューサーのRain(ピ)とZICOからは、厳しい言葉が浴びせられた。

 そうして迎えた「チームワーク」テスト本番。センターのイ・ヒスンはRainとZICOから最後の表情、目力が高評価された。そして、ケイもRainから「いたずらっ子のような表情がとてもいい。それに前回よりしなやかに踊っていて、はるかに良くなっている」と褒められ、ZICOからは「ヒスン君より良かったと思う」とも。

 また、ダンスブレイクがあり、注目度の高い3番パートを務めたヤン・ジョンウォンは「目に入ってこなかった」と今回はチャンスを生かせず、残念な評価を受けた一方、元Big Hitの練習生パク・ソンフンはあまり目立たない9番パートだったが、ディレクターから「練習のときとは完全に別人になった。セオン君のパートなのに、ソンフン君のパートかと思うぐらい目を引いた」、ZICOからも「一番自然だった。今後、いま以上の役割を果たせるという可能性が見えた」と絶賛された。

  そして、12番パートを務めたタキは妙な魅力でRainを虜にし、ZICOも「表情が不自然だけど、自分に似合う、タキだけが見せられる魅力を出していた」と評価した。

 番組は、“I-LANDER”の平均点数の結果、放出者が発生し、“GROUNDER”が悲壮な覚悟で“I-LAND”に向かい、ステージでパフォーマンスを始めるところで終了。果たして結果はいかに?

 また、「PRODUCE」シリーズでは、カン・へウォン(IZ*ONE)&佐藤美波(AKB48)がママと娘、ハン・スンウ(VICTON)&ソン・ドンピョがパパと息子という“親子ライン”を作っていたが、「I-LAND」ではケイとタキが、パパと息子ラインを形成。いつもくっついていて、お互いに頼り合いながら練習をしているとフォーカスが当てられ、仲睦まじい様子が映し出されていたのも、つかの間のほっこりタイムとして注目ポイントになりそうだ。

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