<WKコラム>水10トロット対決勃発!「ミスタートロット」出身“F4”の新番組「ポンスンア学堂」が好調発進!(画像:番組ポスター)
<WKコラム>水10トロット対決勃発!「ミスタートロット」出身“F4”の新番組「ポンスンア学堂」が好調発進!(画像:番組ポスター)
韓国は空前のトロット(韓国演歌)ブームだが、その中心にいるのが「明日はミスタートロット」(TV朝鮮)出身のトロット歌手たち。最近では、さまざまなバラエティにゲスト出演するたびに反響を呼び、まさに破竹の勢いだ。

イム・ヨンウン の最新ニュースまとめ

5月9日(土)放送の「知ってるお兄さん」(JTBC)に、「明日はミスタートロット」トップ7が出演した際、同番組は視聴率15.5%で自己最高を更新。もちろん、同日の土曜バラエティでぶっちぎりの1位を記録し、改めてその人気を実感させたばかり。

そんな中、「明日はミスタートロット」が生んだ“トロットマンF4”のイム・ヨンウン(同番組1位)、ヨンタク(2位)、イ・チャンウォン(3位)、チャン・ミンホ(6位)の4人が、韓国最高のトロット歌手になるため、さまざまなことを学び、成長していく本格バラエティ「ポンスンア学堂」(TV朝鮮)が5月13日(水)にスタートした!

オープニングから、学ランを着たメンバーたちが、あぜ道を自転車で走りながら登校し、入学式を行うという設定で、歌で盛り上げ、ミニコントのような絡みも見せるという、コメディ要素が満載。さらに、イム・ヨンウン、ヨンタク、チャン・ミンホのお母さんまでスペシャルゲストとして登場し、母子ミニ運動会まで行いながら、笑いを届けた。

唯一、新型コロナウイルスにより、大邱に住むイ・チャンウォンのお母さんが来られなかったが、番組後半、リモート出演で登場するや、「会いたい」と母を恋しがるイ・チャンウォンの目から大粒の涙がこぼれ、それを見守るメンバーたちも、もらい泣き。そんな中、メンバーたちは“母に捧げる歌”を目の前で披露するなど、現場は感動に包まれ、涙腺を刺激した。

次週予告では、“バラードの女王”ペク・チヨンがゲスト出演することも分かり、さらに期待を高めた「ポンスンア学堂」の初回視聴率はなんと13.2%で、いきいなり同時間帯1位!韓国語で言うところの「テバク」(大当たり、すごいなどの意味)、「テバク・サッコン(事件の意味)」だ。

というのも、同番組の放送枠、水曜午後10時からは、“トロットの神”たちが世界進出に挑戦するトロット・バラエティ「トロット神がやってきた」(SBS)が放送中。ジョン・ヨンファ(CNBLUE)の出演も話題となり、これまで同時間帯1位の好調ぶりを見せていた。

それが、放送時間の丸かぶりだけでなく、「トロット神がやってきた」の出演者の一部が、「ポンスンア学堂」にも出演するという出演者かぶりまで起こし、「ポンスンア学堂」がスタートする前、SBSがTV朝鮮に抗議し、物議をかもした。

韓国メディアは、「明日はミスタートロット」を総括企画したTV朝鮮の制作本部長と、彼の前の職場であるSBSに根深い因果関係があるのでは、とみる放送関係者もいると報じていたが、TV朝鮮は「番組のコンセプトが全く別物」、「現在、新型コロナウイルスの影響で、『トロット神がやってきた』は海外ロケができず、出演者のスケジュールに支障はない」という立場を示している。

とにもかくにも、真っ向対決で始まった水曜10時トロット枠。初回対決は、「トロット神がやってきた」が7.5%と視聴率ダウンで後退。「ポンスンア学堂」が一歩リードという華々しいスタートを切ったが、今後どうなるのか。

トロット番組は今後も続々と新番組が誕生する予定で、トロット新人歌手を発掘する「トロット全国大会」(KBS)、真のトロット王を選ぶ「トロットの民族(仮題)」(MBC)、スターたちが参加するトロットオーディション「ボイストロット」(MBN)などの制作が発表されている。トロットブームはまだまだ続きそうだ。


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