「MAMAMOO」
「MAMAMOO」
4人の美麗なハーモニーで人気を誇るガールズグループ「MAMAMOO」が2ndシングル「Wind flower -Japanese ver.-」の発売を記念して2月5日名古屋を皮切りに東名阪ショーケースライブツアー「MAMAMOO SHOWCASE LIVE TOUR IN JAPAN “BACK STAGE!”」をスタート。6日Zepp Tokyoでは開演前から「MAMAMOO」の応援に駆けつけた多くの「ムームー」(=「MAMAMOO」のファン)は“ムボン”(=「MAMAMOO」公式の大根型ペンライト)を手にし、メンバーの登場を今か今かと待ちわびた。

MAMAMOO の最新ニュースまとめ

 大根の形をしたキャラクター“ムP(プロデューサー)”が画面上に登場し「今日は普段見られない『MAMAMOO』の姿を全部見てもらおうと思っているから、楽屋に遊びに来たつもりで楽しんで!」とアナウンス。セルカ棒で動画を撮っている4人の姿が画面に映し出されると会場からは大声援が鳴り響いた。メンバーは黄色の個性的な衣装で、登場しショーケースがスタートした。

 1曲目は昨年10月に日本語バージョンもリリースされた「MAMAOO」の代表曲「Decalcomanie-Japanese ver.-」メンバーの情熱的な歌声と圧巻の歌唱力が感じられる人気曲だ。その後は日本オリジナル曲「You Don‘t Know Me」とこの日リリースしたばかりの「Wind flower -Japanese ver.-」を続けざまに披露し、メンバーの切なくて儚い歌声に、観客は「MAMAMOO」ワールドへと引き込まれた。

 舞台上にはソファ、テーブル、衣装ラックなどが運び込まれ、普段の楽屋の姿をファンに見せるというコンセプトでトークコーナーが始まった。ソファに着席した「MAMAMOO」は、目の前に用意されたお菓子を食べながら「もぐもぐタイム」と称し、リラックスした仲睦まじい姿を見せファンを喜ばせた。コーナーが進むと“ムP”からメンバーへ「ステージ上に隠されているお題の入った封筒を8枚探せ」というミッションが下された。ソファの下や衣装の中を、試行錯誤しながらあらゆる場所を探し回るメンバーたち。しかし最終的にはフィインが8枚全てを見つけ、ミッションは無事達成された。

 封筒の中にはそれぞれ番号が記載された紙が入っており、その番号の質問にメンバーが回答していく。「日本語の曲を歌う時にどんなところが難しい?」という質問にはムンビョルが「やっぱり発音がどうしても気になる。特に私のパート(ムンビョルはラップ担当)は早いですから…」と実際に難しいと指摘されたラップ部分を披露しながら回答し、「やっぱり混乱する…」と、しかしそのパートをすらすらと歌ってみせたフィインは「レコーディングの時、ムンビョルの次が私で、終わるのを待っていたんです。ムンビョルがここを何十回もやっているのを聞いていたから覚えました(笑)」というエピソードを公開すると会場からは笑いが沸き起こった。

 「ワールドツアー内の楽屋で印象に残った国はある?」という質問に、フィインは「今のこの楽屋!(楽屋を模して作られた舞台セット)」と冗談を交えながら「楽屋に入ったらまず食べ物を探すんですけど、日本の楽屋は食べ物がたくさんあって幸せです」と回答し、食いしん坊で可愛らしいお茶目な姿を見せてくれた。この他にも様々な質問が繰り広げられ、トークコーナーは笑いに包まれながら進められた。

 次のステージではソラが「日本の曲で影響を受けた曲」として夏川りみの「涙そうそう」を挙げた。「昨年聴いて本当に感銘を受けました。そしてなんと今日りみさんが来てくれたんです! 先ほどお会いしてあいさつをしましたが、来てくださってありがたいし、感動的な瞬間でした」と明かした。アカペラで一部を即興で披露してくれたソラだったが、なんとここで4人バージョンの「涙そうそう」を披露するスペシャルな時間が。4人の繊細で美しい音色にファンは涙を流す姿も見られた。

 メンバーが退場するとイベント前の楽屋の様子を記録した映像が舞台上に映しだされた。動画内ではまずソラがビデオカメラを自撮りする形で始まり、リレー形式でビデオカメラをバトンタッチし、メンバーの楽屋での過ごし方について迫った。映像の中でメンバーは年相応の女の子としてステージ上では見られない陽気でユニークな姿を見せてくれた。

 映像が終わるとメンバーは黒の衣装に身を包み、ファンの前に登場した。黒地にゴールドのポイントがあしらわれており、とてもクールな印象。衣装のテーマを聞かれるとメンバーは「ゴールド戦士」という予想外の回答で笑いを誘った。

 2回目のトークコーナーでは客席内にばらまかれた質問が記載されているカードを観客が探すというファン参加型の企画が行われた。メンバーはファンの元へと近づきカードを全て見つけ終わるまで声援を送り続けた。

 「ライブ中に感動して泣いたことはある?」という質問にソラは「海外のファンの皆さんに会うとき、到着した瞬間から私たちを歓迎してくれるからに感激して泣いてしまう」と答えた。

 「最近覚えた新しい日本語は?」という質問ではフィイン「一緒に遊ぼう」、ムンビョル「抱きしめたい」、ソラ「それな」、ファサ「いいなぁ~」とそれぞれ日本語に関するエピソードを交えながら答え、メンバーが日本語を話す姿にファンは喜びの声をあげた。また、ソラが舞台セットとして用意されていた衣装ラックの中から白いフーディーを選ぶと会場のファン1名にプレゼントする企画が行われた。4人分のサインと情熱的なキスマークが入った紙袋とともに送られた。

 「I Miss You」、「No more drama」では「MAMAMOO」の真骨頂、セクシーでクールなパフォーマンスをスタンドマイクで行い、2018年大きな話題を集めた「Starry Night」と「Egotistic」を披露すると会場のボルテージは最高潮となった。

 公演も終盤となり惜しまれながらもメンバーからはあいさつが行われた。フィインは「とてもいい思い出になった、2ndシングル以降も100枚目まで用意するような勢いでまたみなさんに会いに来たい」、ムンビョルは「みなさんと思い出を作れて胸がいっぱい、2019年はもっと皆さんとお会いして思い出を作りたい」、続いてソラは「日本の皆さんに頻繁には会えないけど心から私たちのことを愛してくださっていることをとても感じる、皆さんの愛にふさわしく、お返しできるような歌手になりたい」、最後にファサは「日本での公式的な活動は少ないにもかかわらず私たちを忘れずに、会いに来てくれてありがとう、でもちょっと歓声が足りないかも」と笑いを交えながらコメントすると会場にはファンのけたたましい声が響いた。

 アンコールではブルーのライブツアーグッズに身を包んだメンバーが登場し、「Um Oh Ah Yeh」、「Yes I Am」を歌い上げた。パフォーマンス中メンバーは自信が身につけているライブグッズを客席に投げるなどのファンサービスを見せ、会場のテンションは大盛り上がり。最後はファンとの写真撮影を行い名残惜しまれながらも「MAMAMOO」のライブショーケース東京公演は大盛況の中幕を閉じた。



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