「MYNAME」
「MYNAME」
4人体制での初のライブツアー「MYNAME ZEPP TOUR 2018~KISEKI~」東京公演最終日に、「クリスマスにみんなのサンタになりたい」と話していた「MYNAME」が12月24日(月・祝)、東京・竹芝NEW PIER HALLにて、「MYNAME X‘MAS SHOW 2018~Enjoy~」を開催し、その願いを叶えた。

MYNAME の最新ニュースまとめ

 会場に入ると、ステージにはたくさんのツリーやプレゼントが並べられ、客席にはサンタガールに扮した「MYgirl」(=「MYNAME」のファン)たちの姿も目立ち、まさにクリスマス一色といった雰囲気。

 2部の夜公演が始まり、客席では入口で配られた赤のペンライトが一斉に灯る中、赤や白、黒を基調にした王子様ルックのメンバーたちが、「KISEKI」を歌いながら1人ずつ登場!さらに、セヨンが「『MYgirl』 メリクリ~!」と叫び、定番のクリスマスソング「All I Want For Christmas Is You(恋人たちのクリスマス)」でクリスマスムードを高め、ワクワク感いっぱいにイベントの幕が開いた。

 MCとしてAKIが加わり、最初のコーナーは「MYNAMEの何でもランキング」。あるお題に対し、選ばれたメンバー1人が、自分は5人の中で何位なのか、ランク付けするというもので、ほかのメンバー、そしてランダムに選ばれたファン1人も5人をランク付けし、発表していった。

 最初に選ばれたチェジンは「笑顔がステキなランキング」というお題で、自分を1位に。「笑ったら気持ち悪い(笑)」という理由で5位にされたコヌは「僕も笑顔が可愛いですよ」と反論。ジュンQはコヌを1位にした。
最多票は、コヌとセヨンから1位を獲得した“インスマイル”のインスで、自分でも「笑う写真は好きじゃない」と言ったセヨンは、3人が4位とランク付けした。

 また、「女性を泣かせるランキング」というお題では、ジュンQがチャレンジ。答えを書いていると、「俺、地獄耳だから聞こえちゃったけど、(客席の)3人ぐらいが“絶対セヨンだよね”って言ってた」とセヨン。それを受け、ジュンQは笑いながら「4人です」と1位をセヨンに。「理由は言わなくても分かると思います」とニヤリとし、自分を5位にした。
コヌもセヨンを1位にし、セヨンも冗談で1位~5位まで自分の名前を書いたが、真面目に答えると、「悪い男の魅力があるから」とインスを1位に。チェジンも「何を考えているか分からないから」と1位をインスにした。ちなみに、「優しいし、嫌なことも表情に出さないから」とコヌを5位にしたチェジンは、AKIから「もし女の子だったら、メンバーの誰と付き合いたい?」と聞かれると、コヌではなく、ジュンQと答え、「ケンカしたり、駆け引きしたりしたい」と話し、メンバーたちの意外な一面を明かした。

 ここで歌のステージを挟み、「Everlastin‘ Luv」と「Secret」を披露。特に、「Everlastin’ Luv」ではチェジンとセヨンが客席から登場し、セヨンは客席に座ると、ファンと一緒にペンライトを振って、「MYNAME」を応援するという茶目っ気ぶりを発揮し、ファンを楽しませた。

 次のコーナーは「No.1は俺だ!」と題し、客席を4ブロックに分けて、メンバーとチームを作り、3競技で対決をしていく団体戦ゲーム。1部で優勝したコヌチームは「2部も頑張ります!」と意気込んだ。
最初は「演技力」で、メンバー同士の対決に。「忘れ物をしたときの“あ”」を表現するというお題で、4人4様の表現力を見せたメンバーたち。独特なシチュエーションを作り、爆笑の連続となったが、みんなからたくさんつっこまれたコヌが頑張ったと評価され、客席の拍手量が一番多く、1位となった。

 次の「デザイン力」では、メンバーたちがチームのファンから持ち物を借り、それをツリーに飾り付けて、美しさを競い合うという対決。事前にファンサイトで案内していたので、ファンは使ってほしいという持ち物をメンバーにアピールし、ユニークなものがたくさん集まった。個性豊かなツリーが完成したが、ぬいぐるみがたくさん飾られた“人形ツリー”のチェジンチームが1位となった。

 最後の「知識力」は、膨らんでいく風船を持ちながら、お題に対する答えを順番に答えていき、爆発したチームが負けという風船爆発ゲーム。メンバーが客席の中からパートナー1人を選び、各チーム2人、合計8人での対決となった。中でも、セヨンはジュンQファンの彼女と一緒に来たという男性をパートナーにし、「クリスマスイブで特別な日だから、彼女に言いたいこと、一言どうぞ」と粋な計らいをするセンスも見せた。

 そして、「MYNAMEの魅力」、「最高にセクシーなポーズ」というお題で、8人が風船を回しながら答えていき、時間を稼いで駆け引きしたり、メンバーたちのドタバタしたりする姿にファンも大ウケだった。
結局、総合優勝は同点だったコヌとチェジンチームとなり、優勝特典として、2人はチームのファンと一緒に写真を撮る思い出を作った。

 イベント後半は、「MYNAME」のライブステージ。メンバーたちはしっとり聴かせるバラード曲「STARS」から、セヨンとジュンQが客席をあおり、盛り上げながら「Day off」、ジャンプしながらタオルをブンブン回す「We made it」と会場のテンションをぐんぐん上げていき、ファンと一体になってステージを進めていった。

 そして、「カッコいい一言を言いましょう!」と提案したコヌから最後のあいさつへ。「僕にとって2018年は、ものすごく楽しかったです。ことし、いろいろチャレンジをして、インスがいない『MYNAME』4人になって、大人になったチェジンがいて…。僕は考えました。『MYNAME』は4人になっても、3人になっても、2人になっても、1人になっても。(客席から「エー!」の声が上がるとすぐに)1人はムリです(笑)。『MYNAME』は5人だから。でもね、4人になって、大人になったチェジン、ジュンQ、セヨンがいるから、僕はやることがないんです。あるけど、もうみんな頑張っているから、すごくビックリして。だから、2019年の『MYNAME』も頑張りますので、ぜひ僕の応援をよろしくお願いします!」と言うと、「『MYNAME』の応援じゃなくて、僕?」とジュンQからつっこまれ、「ハイ、僕の応援よろしくお願いします。愛してください!」とマイペースぶりを見せると、「きょうは短くて良かった~」とチェジンからも安心される“リーダー”コヌだった(笑)。

 ジュンQは「きょうも皆さんと過ごせて幸せだし、きょうが終わって、僕は次、皆さんといつ会えるかはっきり決まっていないんですけど、またすぐに会える時間を頑張って作ります。来年2019年もよろしくお願いします」、チェジンは「2018年は時間が過ぎるのが早かったです。クリスマスのイベントは毎回記憶に残っているんだけど、来年もすぐ来ると思います。来年も頑張るので、応援よろしくお願いします」と伝えた。

 最後にセヨンは「ことし『MYNAME』としては最後のスケジュールだから、2018年何をやったかなと考えたんですけど、1月から皆さんと会っていない月がないんですよ。ことし1年、皆さんとずっと会って、自分的には人間セヨンとして成長した部分もたくさんあるし、これからも皆さんと会うのが楽しみです。こうやって活動できるのも感謝しているし、ことし30日と31日にミュージカルも残っているんで、1年間みんなと過ごしている感じです。僕ら『MYNAME』の人生は、『MYgirl』じゃないかなと言ってもおかしくないと思うんで、これからの人生も任せます。俺の人生を任せるよ」とはにかんだ笑顔を向けた。

 そして、客席をバックに記念写真を撮影した後、コヌは来年1月のソロライブ、チェジンは12月26日のバースデーライブの告知をし、最後の曲「タンマレ~はっきり言って~」へ。セヨンが「最後の曲は面白くやらないとね」と言うと、「だから、最初から最後までセヨンが全部歌います!」といたずらっ子のようにケラケラ笑うコヌ。

 すると、セヨンがジャンケンで負けた人が、アフロのかつらをかぶって歌おうと言い出し、コヌにかぶらせようと、3人が示し合せてチョキを出したが、コヌがグーを出して勝つという誤算が(笑)。でも、それを知ったコヌが、かつらをかぶることを受け入れ、準備に。その間、3人はステージに飾られていたメンバーのサイン入り写真やコスメ、食べ物などのプレゼントの数々を客席に降りて配り、セヨンは「サンタになった気分(笑)」と。
コヌがかつらをかぶってきたのに、誰もイジることなくスルーし、最後の曲はコヌとセヨン、チェジンとジュンQがパートチェンジをしてボーカルラインがラップを、ラップラインが歌唱パートを歌うという、予想不能な「MYNAME」らしい、遊び心満点のステージに。コヌはダンスブレイクでソロダンスも披露するなど、大活躍を見せた。

 アンコールでも「White Christmas」を歌いながら、客席に降りてキャンディを配るなど、最後までファンサービスたっぷりにファンと触れ合ったメンバーたち。これで全て終了となり、「あいさつしましょう」と言うと、客席から「もう1回」コールが。時計を見るような仕草を見せながらも、ファンの期待に応えて、メンバーたちはもう1回「White Christmas」を今度は自分なりのスタイルで歌い、ファンを存分に楽しませた。

 そして、改めてファンに感謝し、「大好きです」、「ありがとうございます」と言いながら、メンバーたちはステージを後に。セヨンが1人残り、恒例となっている“インスマイル”の大合唱で、公演を締めくくった。

 ファンを楽しませようとするメンバーたちの心意気が随所に感じられる公演で、ファンを最高に幸せな気分にした「MYNAME」。またどんな新しい姿を見せてくれるのか、2019年の活躍も楽しみだ。


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