俳優イ・ウォングン
俳優イ・ウォングン
2012年にドラマ「太陽を抱く月」で、若き王イ・フォンの護衛武士ウンの子役を演じ、俳優デビューした後、「ファントム」、「一抹の純情」、「秘密の扉」、「ジキルとハイドに恋した私」、「恋にチアアップ!」、「ドキドキスパイク2」、「グッドワイフ」、「推理の女王」など話題のドラマや、映画「女教師~シークレット・レッスン~」、「The NET 網に囚われた男」など数々の作品に出演し、次世代俳優として注目されているイ・ウォングン
爽やかな長身イケメンルックスに演技力まで兼ね備え、ドラマに映画にと引っ張りだこの彼が、いよいよ日本進出を果たす!

イ・ウォングン の最新ニュースまとめ

 まずは11月6日にファンサイトをオープンし、2018年4月には東京で初のファンミーティングが予定されているなど、本格的に日本での活動をスタートさせるにあたり、プロモーションのため来日。日本でインタビュー取材に応じるのは初めてだというイ・ウォングンが、撮影現場でのエピソードや転機になった作品、俳優としての心構えなどを熱く語ったほか、趣味や仲の良い芸能人など、プライベートについても気さくに語ってくれた。


<B>―高校生のときモデル活動を始め、その後、ドラマ「太陽を抱く月」でデビューされていますが、俳優の仕事をしたいと思ったきっかけは何ですか?</b>
モデルはアルバイト感覚でやっていたので、芸能界の仕事に関しては何も知らなかったし、身内にも芸能関係の仕事をしている人は誰もいなかったので、自分の仕事ではないと思っていました。学生時代は勉強ばかりしていたので、テレビや映画を見る時間的な余裕もなかったし。そんな平凡な家庭で育つ、平凡な学生だったんですが、ある日偶然、街で事務所の代表にスカウトされて、それが俳優の仕事を始めるきっかけになりました。

<B>―デビュー作となった「太陽を抱く月」では、ヨ・ジングさん、イム・シワンさん、イ・ミノさんと共に子役のイケメン4人組としても話題となりましたが、撮影ではどんなことが印象に残っていますか?</b>
最初はカメラにも慣れていないし、演技をすること自体、とても不思議な感覚で、すごく緊張していたんですが、他のみんなは生き生きと演技をしているし、空き時間も楽しそうに遊んでいる姿を見ながら、僕もだんだんリラックスしていき、現場が楽しくなっていったという印象が残っています。

<B>―特にイム・シワンさんから、いろいろと助けられたそうですね。</b>
シワン兄さんは歌手出身なので、カメラに慣れているんですよね。僕はカメラが初めてだったので、まなざしとか視線の向け方とか、シワン兄さんがたくさん教えてくれました。

<B>―デビュー当初、「SHINee」オンユさんや「INFINITE」エルさんに似ていると言われ、話題になっていましたが、似ていると言われることについてはどう思っていらっしゃいますか?</b>
似ていますか!? 自分ではよく分からないです。たしかに、似ていると言われるんですが、2人とも僕とは違う、それぞれの魅力があるので、自分では、そんなに似ているとは思っていないんですが(笑)。

<B>―オンユさんとエルさんを足して2で割ったような感じだという声もありますが。</b>
ハハハハハ。良いことだから、そう言っていただけるのは、ありがたいです。

<B>―笑ったときの顔がすごく印象的ですが、体のパーツではどこが気に入っていますか?</b>
目です。笑ったときと、そうでないときの表情が違うとよく言われるので、それが演技の面でもすごく役に立っていると思います。あと耳も気に入っています。韓国では、耳が大きいと幸せを呼ぶと言われているんですが、こうして仕事ができている、いまの現状にすごく感謝しているので、これも幸せだと思います。

<B>―デビューから、数々の作品に出演されていますが、自分にとってターニングポイントになったと思う作品は何ですか?</b>
キム・ハヌル先輩、ユ・イニョン先輩とご一緒した映画「女教師~シークレット・レッスン~」(以下、「女教師」)です。僕の映画デビュー作でもあります。この作品に入る前、たくさん準備をしたし、撮影に入ってからは映画俳優の苦悩や、大変な部分というのもたくさん感じたし、僕にとってはターニングポイントになりました。

<B>―「女教師」では、2人の女性教師と禁断の三角関係を結んでいくバレエ特待生の高校生役という難しい役どころだったと思いますが、どのように役作りをしていきましたか?</b>
監督に1から10まで、いろいろな要求をされました。その中でも、「友達と会わないで、寂しく過ごしてほしい」、「監督である僕だけを信じて頼ってほしい」、「このキャラクターを演じるため、絶えず努力してほしい」というこの3つを重視し、役を作っていきました。

<B>―その「女教師」で、ことしも「釜山国際映画祭」に招待され、今回は開幕式のレッドカーペットイベントにも初めて参加されましたね。</b>
2年連続で、「釜山国際映画祭」に招待していただき、すごく感謝した日でした。でも、レッドカーペットイベントは、本当に緊張しましたね(笑)。

<B>―野外での舞台あいさつはいかがでしたか?</b>
それは楽しかったです(笑)。リラックスして、質問に答えられる雰囲気だったんですよ。だから、撮影エピソードなどを話しながら、観客の皆さんと一緒に楽しむことができたと思います。

<B>―映画祭では、他の俳優さんと交流されたんですか?</b>
映画でご一緒した先輩、監督、スタッフさんと集まる場もあったし、僕が個人的に好きな、「一抹の純情」で共演したキム・テウ兄さんとも楽しい時間を過ごしました。

<B>―ちなみに、普段仲の良い芸能人というと?</b>
キム・テウ兄さんもそうだし、「VIXX」のエンさん、キム・ジェウクさんとすごく仲が良いです。3人とも僕より年上の兄貴たちなので、仕事をするうえで、良いアドバイスをくれたり、元気づけてくれたりしますね。そして、ベストフレンドなのはジス。ジスとはコーヒーを飲みながら、しゃべっていると、だいたい4、5時間過ぎています(笑)。映画の話とか、お互いの近況とかを話していると、あっという間に時間が過ぎますね。

<B>―ここ1、2年は映画への出演が多いようですが、映画にこだわり始めたのは、何か理由があるんでしょうか?</b>
「女教師」に出演したのがきっかけとなって、映画の活動が幅広くなったと思います。それまで、映画的なイメージはあまりなかったと思うんですが、「女教師」によって、いい目線で見られるようになった、ということが大きいと思います。

<B>―映画のオファーが増えたということでしょうか?</b>
「女教師」の後も、オーディションを受けた作品もありますが、監督のほうから、キャラクターのイメージに合うということで、オーディションなしで決まった作品もありますね。

<B>―イ・ウォングンさんが考える映画の魅力とは?</b>
コミュニケーションだと思います。監督をはじめ、スタッフさん、共演者とのコミュニケーションを通じて、良いシーンを作ろうと努力するので、時間的な余裕もあり、そういう部分で1つのシーンにかける情熱もすごいし、それが映画の長所だと思います。

<B>―いままで共演した俳優さんから言われた言葉で、心に残っている言葉はありますか?</b>
まだ公開されていないんですが、映画「季節の変わり目」で共演させていただいたペ・ジョンオク先生から、「痛みというのをもっと理解し、感じながら演じてほしい」と言われたんですが、その言葉が心に刺さりました。泣くシーンで、偽物の涙を流したら、観客に見抜かれるから、本気で演じ、本物の涙を流してほしい、ということだったんですが、その言葉が僕にとっては、刺激剤になりました。

<B>―ここまでの俳優生活を振り返り、自分のどんな部分が変化、成長したと思いますか?</b>
役と向き合う姿勢が変わったと思います。前はもう少し簡単に考えていたんですが、いまはそのキャラクターが悲しいのか、うれしいのか、どんな感情であれ、完璧に表現し、見ている方にその感情を感じ取ってもられるようにするためにはどう演じたらいいのか、という部分において一番悩むようになりました。その感情を感じ取ってもられるようにするためにはどう演じたらいいのか、という部分において一番悩むようになりました。

<B>―今後どんな俳優になっていきたいですか?</b>
単純かもしれませんが、常に成長していく俳優になっていきたいです。ゆっくりでもいいので、一歩ずつ上がって、成長をし続けながら、常に良い姿を見せていきたいですね。

<B>―これまで休まずに作品に出続けている印象ですが、このスタンスはこれからも続きそうですか?</b>
ハイ(笑)。頑張って仕事をして、良い姿を見せられるよう、常に頑張っていきます。

<b>―プライベートでは、お休みの日は何をしていますか?</b>
家で音楽を聴いたり、映画を見たり、子犬を飼っているので、子犬と遊んだりしています。最近は、子犬の毛をキレイに整えてあげることに関心が向いています(笑)。子犬もすぐに毛が伸びてしまい、顔が覆われて不自由そうにしているので、毛を切ってあげるんですが、それがすごく面白いです。

<B>―日本に来るのは、仕事としては今回が初めてだそうですが、これまで何度ぐらい来られているんですか?</b>
7、8回ぐらいですね。東京は今回が2回目、それ以外は大阪に行きました。大阪に行くと、食べ物がおいしくて、1日中、食べ歩きをします。和牛、ラーメン、鉄板焼き、寿司、コンビニのロールケーキもおいしいし、何を食べてもおいしくて。お腹が出ても、ひたすら食べ続けましたね(笑)。

<B>―いよいよ日本でファンサイトがオープンし、来年4月にはファンミーティングも開催されます。これから日本のファンとどう触れ合っていきたいか、メッセージをお願いします。</b>
こうして、日本で仕事を始めることになりましたが、次に来たときは、直接コミュニケーションをとりながら、皆さんといろいろな会話をしてみたいです。そうすることで、皆さんが喜んでくれると思うし、幸せな時間になるのではないかと思います。早くそういう瞬間を迎えたいし、その日を楽しみにしています。


 モデル出身らしくスラリとした長身で、癒し系の笑顔が魅力的なイ・ウォングン。物腰が柔らかく、誠実な印象で、質問の一つひとつに、丁寧に答えてくれた。
10月27日に行われた「第1回ザ・ソウルアワード」では、映画部門新人賞にノミネートされるなど映画界でも頭角を現し、次回作として、KBS月火ドラマ「ジャグラス」(12月4日スタート)への出演が決まるなど、ノリに乗っている彼が、日本のファンをどのように魅了するのか、その活躍が期待される。


Copyrights(C)wowkorea.jp 0