グループ「PENTAGON」
グループ「PENTAGON」
韓国の大手芸能事務所CUBEエンターテイメントから2016年10月10日に鮮烈なデビューを果たした10人組ボーイズグループ「PENTAGON」(ペンタゴン)。2016年5月から放送されていたデビューサバイバル番組「PENTAGON MAKER」を勝ち抜いた、韓中日のメンバーで構成されたグローバルボーイズグループだ。

PENTAGON の最新ニュースまとめ

 そんな彼らはデビュー2か月という速さで日本でのショーケースを開催。3月29日に待望のジャパンオリジナルファーストミニアルバム「Gorilla」のリリースを発表した。現在発売記念イベントで精力的に日本各地を回っている彼らが、スペシャルミニライブ&トークイベントを3月24日(金)、東京・品川プリンス ステラボールで開催し、多くのファンを喜ばせた。

 チケットがすぐに完売したというだけあり、スタンディングの会場は公演開始30分以上前から早くも超満員!高揚感溢れる会場をさらに煽るかのように、ライティングの機材が徐々に上がりステージの幕が一気に降りると、スタンバイ状態のクールな10人がお目見え。ストリートカジュアルを“今っぽく”着こなすファッションセンスは、感度の高さとカリスマ性を感じさせる。ステージと客席との距離が近いため、まるで野外フェスかのような大歓声が沸く中、今回のミニアルバムのタイトル曲でもある「Gorilla」の日本語バージョンからライブはスタートした。一度聴いたら耳に残るキャッチーなメロディーと、ゴリラの仕草を取り入れた特徴的なダンスの振り付けは強烈な印象を残した。

 メンバー各自の短い自己紹介のあと、発売を控えたミニアルバムについて「韓国のアルバムに入っている『Gorilla』と『Can you feel it』の日本語バージョン、それから日本用のオリジナル曲で『光』と『Get Down』、さらには僕たちの自作曲も入っているのでたくさん愛してください」としっかりアピール。プロモーションのために名古屋と大阪に行ったというメンバーたちに、何か思い出は出来ましたか?とMCが質問すると、「仕事」、「仕事しかなかった」と次々と口にするメンバー。長野県出身の日本人メンバー、ユウトに質問が振られると「自分も名古屋には初めて行ったので…」と明かしMCからビックリされていると、キノが「僕たちが去年初めて東京に来た時も、ユウトは僕たちと一緒に、『わ~東京だぁ!わ~東京タワーだぁ~』ってはしゃいでいたんですよ(笑)」と暴露。普段はクールで大人しいユウトの可愛らしい一面が明らかになった。

 「PENTAGON Who you are」のコーナーでは、メンバーが2人1組になってお互いを紹介しあい、メンバーのことをもっと知ってもらおうという企画。自撮りのプリンスと言われているヨウォンのセルカへのこだわり、撮影の合間にふざけるジンホの様子、筋トレ中のウソクの写真、ホンソクが描いたキャラクターのような、絵心溢れるフイの似顔絵など次々とメンバーの魅力が紹介されていく中、一番の笑いをさらったのは、上半身が裸、迷彩柄のパンツにスリッパを履いたまま壁で逆立ちをしているホンソクの強烈写真だ。肩の筋肉が露わになっているが、何故かスリッパ姿(笑)に会場中が大笑い。ファンから、「逆立ちして~」とのリクエストに応え、その場で逆立ちをして抜群のバランス感覚をアピールするホンソクだった。

 「You are」と、日本オリジナルソングの「光-HIKARI-」を情感たっぷりに歌い上げた後は、2組に分かれて対決するミュージック伝言ゲームに挑戦。ゴールデンボンバーの「女々しくて」のサビのフレーズを歌で伝言するというものだったが、トップバッターのフイからすでに間違うという事態に(笑)。
「女々しくて」というフレーズを「ミニステ?」、「メシ食って?」と、「辛いよ~」のフレーズを「違うよ~?」、「つないよ~?」と、間違えまくるメンバーたちの伝言に会場は大爆笑。見かねたユウトやファンたちが助け舟をだすが、結果は残念なものに…。

 もう一方の、ダンスで伝言するチームの課題はエグスプロージョンのリズムダンス「本能寺の変」。一見簡単そうに見えるダンスだが、ステップや腕の角度などがだんだんズレはじめ、こちらのチームも苦戦することに。最後には、何故か全員で踊ろうという提案が入ると、急にフォーメーションにこだわり始めるメンバーたち。楽しそうに踊るメンバーたちを見つめながら「こちらはセカンドシングルのカップリング曲になる予定です(笑)」とジョークをとばし、コーナーを締めるMCに会場は大いに沸いた。

 「Can you feel it」の日本語バージョンの披露後、残り時間が少ないことを告げられ、会場からは残念がる声が上がると、ユウトが「またすぐに会いにくるので大丈夫ですよ」とファンをあたためた。最後はメンバー1人ずつがファンへあいさつをし、「Pretty Pretty」、さらにはアンコールに応えて「Gorilla」を再パフォーマンスし、約2時間のイベントを終えた。アンコール時には、メンバーが客席に降りて、ファンとの至近距離での交流を楽しんでいた。

 これから、グローバルな活躍がもっとも期待できるグループなだけに、今後の活動からも目が離せないだろう。


Copyrights(C)wowkorea.jp 0