俳優パク・ソジュン
俳優パク・ソジュン
韓国ドラマ「キルミー・ヒールミー」や「彼女はキレイだった」で一躍人気俳優となり、さらに主演を務めた青春ロマンス時代劇「花郎(ファラン)」の日本放送を目前に控えている俳優パク・ソジュンが3月14日(火)、東京・ZeppTokyoにて「Park Seo Jun 2017 Fan Meeting in Japan ~White Day with JUNNER~」を開催し、約1年ぶりに日本のファンと対面した。

パク・ソジュン の最新ニュースまとめ

 公演は、ピアノの音色が際立つJazzyな雰囲気たっぷりの楽曲「どのように過ごしているの?」からスタート。白のインナーを合わせたジャケットスーツでしっとりと歌い上げる姿はまさにジェントルマン。曲の終わりには両眉をくいっと上げ、照れ隠しの表情を見せるパク・ソジュン。

 MC古家正亨と共に繰り広げたトークコーナーでは、3月25日よりいよいよ日本初放送が開始される、出演ドラマ「花郎(ファラン)」の話へ。ティザー映像を見ながら「新羅の時代を舞台にした若者たちの成長を描いたドラマです。久しぶりに映像を見返して記憶がよみがえってきました」と振り返った。「ZE:A」パク・ヒョンシク、「SHINee」ミンホ、「防弾少年団」Vなどの共演者のまとめ役だったというソジュン。「僕は撮影シーンが多かったので毎日現場にいましたが、『SHINee』のミンホくんや『防弾少年団』のVくんはスケジュールがとても忙しいので、現場の出入りが激しかったです。なので僕が出迎えたり、見送ったりとまるで学校の先生のような、お兄さんのような役割をしていました」と話し、「アクションシーンもたくさんあるドラマなので、挑戦してみようという気持ちでこの作品を選びました。このドラマを撮影していた時は29歳だったのですが、20代最後に、青春を燃やす若者を演じるドラマに参加できて良かったと個人的に思っています」と出演の経緯を明かした。

 MCから「ソジュンさんをヒョン(=兄貴)と慕う方からメッセージが届いています」と言われスクリーンに目を移すと、ミンホとVからのビデオメッセージが。Vからの「ソジュンさんはシャイだからモジモジしちゃってないですか?怪我しないようなファンミーティングにしてくださいね」とのメッセージに対し「『怪我しないように』って…どんなファンミーティングを想像しているんですかね?」とツッコミを入れ、会場の笑いを誘った。

 恋愛の要素もたっぷり含んでいる「花郎(ファラン)」に絡め、ファンミーティングでは定番のヒロインになりきって再現するコーナーも。抽選で選ばれた幸運な3名がドラマの名シーンをソジュンと共に再現した。酔ったヒロインを受け止める、首の後ろにある痣をのぞき込み確かめる、ふらふらとなったソジュンがヒロインに寄りかかるというファンにはたまらないシーン。抜群のカメラワークがソジュンの表情や行動を捉え、会場はまるで黄色い歓声にあふれ、MCの絶妙の合いの手に笑いの連続だった。

 続いては「ソジュンと過ごすホワイトデー」と題し、イベント当日がホワイトデーということで、ソジュンとファンがより一層触れ合えるコーナーが続いた。1つ目は、回転するボードをめがけソジュンが矢を放ち、当たった面に書かれた行為をファンにするというもの。1人目のために矢を放つも、なかなか突き刺さらない。「どうしてダメなんだろ~?」と言いながら、かなりの至近距離から(笑)矢を放ち見事成功。ファンはサングラスの私物プレゼントや、2ショット写真(ソジュンが左手でカメラを持ち、まるで恋人と写真を撮るようなスタイルで撮影)、ソジュンの(愛してるのボイス入り)ぬいぐるみなどの貴重なプレゼントを受け取った。

 2つ目の触れ合いは、ソジュンのファンミーティングでは毎回行われているクッキングコーナー。ことしはマカロンのトッピングをして、ファンに食べさせてあげるというなんとも贅沢な企画。黒のエプロンを身に着け、パティシエに変身する姿を溜息まじりで見つめるMCと会場をよそに、手袋をはめ、まるでこれから手術でもするかのように両手をあげて医者の真似をするソジュン。「ことしで今が一番真剣になっています!」と言いながら、華麗な手つきで、センス良くデザインを仕上げていく。出来上がったマカロンと紅茶を当選した3名の前に運ぶ姿に、MCから「コーヒープリンス6号店くらいでしょうか?」と言われ、思わず笑うソジュン。「あ~ん」と直接食べさせてもらったファンはあまりにも緊張しすぎて「味がわからない」と言うと「味覚障害ですね」とMCが突っ込むと会場中の笑いを引き出した。

 触れ合いはさらに続き、質問コーナーではソジュン自ら質問者の所に出向き答えるというもの。1人目の後方に座っていた男性ファンからの「同性のファンのことはどう思いますか?」との問いには「ファンであれば男性であれ、女性であれ、本当にありがたいと思っています。実際にこのようなイベントに来て下さる男性は少ないのでとても新鮮な気持ちです。これからどのように同性にアピールしていけばいいかなと考えなくてはいけませんね」と答え、アツいハグを交わした。残りの当選者は2階席だったので、遠くから見ていたファンはソジュンが2階を訪ねてきたことに大興奮し、ドキドキな一時を過ごした。

 イベントも終演に近づき会場が寂しい雰囲気に包まれているとソジュンからビッグなサプライズが!「今日はホワイトデーなので僕から感謝の気持ちを込めて、皆さん一人一人にキャンディーをプレゼントします」との告知に会場は一気に熱気を取り戻した。帰り際に出口でキャンディーを手渡し、参加者全員を見送るというスペシャルなプレゼントにファンは大喜び。「皆さんにとって良い思い出になれば良いと思います」というソジュンは最後の最後までファンを思い、ファンに尽くし、イベントを成功させた。

 高い演技力と目を引くスタイル、さらには全てのファンに対して惜しみない愛情を示すパク・ソジュン。そんな彼が、人気者にならないはずはないだろう。




■イベント概要
公演名:Park Seo Jun 2017 Fan Meeting in Japan ~White Day with JUNNER~
日時:2017年3月14日(火)
開演:19:00
会場:Zepp東京
出演:パク・ソジュン
主催・企画:デジタルアドベンチャー


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