キム・ヘス、チュ・ジャヒョン
キム・ヘス、チュ・ジャヒョン
遠ざかっていたファンを再び呼び集め、次々と舞い込むCM出演で、多額の富まで手にした美しき女優たちがいる。

チュ・ジャヒョン の最新ニュースまとめ

<b>スクリーンの中の再発見 キム・ヘス</b>
最初のヒロインは映画『イカサマ師』で、再びスポットライトを浴びたキム・ヘス。映画『ドクター・ポン』と『風林高(原題:新羅の月夜)』以外では、映画界でこれという興行作に恵まれなかった彼女。

“ヌードも辞さない”野心作『顔のない女』と、ホラー映画『桃色の靴』が、立て続けに惨敗し「スクリーンの壁は高い」という評価を得てきた。しかし、映画『イカサマ師』で、梨花女子大出身の女性“チョンマダム”で再飛躍したキム・ヘスは、2006年末、<第14回春史大賞映画祭>と<第27回青龍映画賞>で、主演女優賞を受賞し、久々に“スクリーンクイーン”として浮上。
さらに、映画の成功後、これまでの化粧品CM以外にも洗濯機や自動車、トップスターだけが出演できるというマンションの広告モデルまで席巻し、30代中盤セクシー女優の健在ぶりを見せつけた。


<b>スクリーンの中の再発見 チュ・ジャヒョン</b>
2006年は彼女にとって、デビュー10年目にして訪れた“春の日”だ。人気絶頂時には、ドラマ『カイスト』のボーイッシュなエリート女子大生役で人気を博したが、その後、定着してしまったイメージのまま、これといった次回作なく活動を中断し、先輩タレントとの熱愛説やヌード写真撮影などで下り坂を歩んできた。

このように、沈んでしまうと思われた彼女が、映画『死に物狂い』の強烈な麻薬中毒者役で、映画関係者から絶賛を浴びた。2006年<第43回大鐘賞映画祭>新人女優賞、<第5回大韓民国映画大賞>新人女優賞、助演女優賞に引き続き、最近には若い映画監督が授賞する<ディレクターズカット>授賞式で、女性新人演技賞の名誉を手に入れた。


<b>スクリーンの中の再発見 ペ・ドゥナ</b>
ペ・ドゥナにとって、2006年は何よりも“興行の恨み”をはらした貴重な時間だった。映画『子猫をお願い』と『ほえる犬は噛まない』、『復讐に憐れみを』、『春の日のクマは好きですか?』など、彼女が出演した数多くの作品が評価団の好評を得たものの、誰よりも興行とは程遠かった“悲運の女優”ペ・ドゥナ。
しかし、韓国映画の歴史を塗り替える歴代興行1位の映画『グエムル~漢江の怪物~』(2006年作)は、平凡そうで非凡な女優ペ・ドゥナを甦らせた貴重な作品であり、単なる興行女優ではなく、“1000万女優”として浮上させるきっかけとなった。

ペ・ドゥナは、『グエムル~漢江の怪物~』が初公開された去る7月4日、メディア試写会後に行われた記者会見でも、「ヒットしてほしい」という簡潔な思いを打ち明けており、終わりゆく今年がより意味深い時間になったことに間違いない。


<b>ブラウン管の中の再発見 ハン・イェスル</b>
2006年の映画界を、上記の美女3人が輝かせたとしたら、ブラウン管で再びスポットを浴びた美人タレントから、ハン・イェスルを外すことはできない。
2001年のスーパーモデル出身で、ドラマ『ノンストップ4』、『九尾狐外伝』『その夏の台風』などで演技力不足が指摘されてきたハン・イェスルにとって、1年ぶりに復帰したドラマ『ファンタスティック・カップル』は救世主となった。

高音の声、不正確な発音、不自然な演技力をカバーする“ナ・サンシル”と“アンナ・チョ”1人2役のキャラクターは、数々の流行語を誕生させ、ハン・イェスルに最高の1年を与えた。
30日に開かれるMBC<演技大賞>では優秀賞、人気賞、ベストカップル賞など、3部門に渡って候補に挙がり、授賞の可能性を見せている。またこの日、ハン・イェスルはコメディアンのユ・ジェソクと共同MCを務める名誉も手に入れた。

また、CMでも懐が暖かくなる予定だ。1年専属で4億ウォンの化粧品モデルに抜擢された上、来年上半期まで、予定されたCMスケジュールをこなすと伝えられている。


<b>ブラウン管の中の再発見 ハン・ゴウン</b>
「女優として評価されたい」これはハン・ゴウンが、去る1月末『愛と野望』制作記者会見で取材陣に明かした個人的な願いだ。作品を終えた今年の年末、彼女の願いはある程度叶えられた。

ドラマ序盤、作家キム・スヒョン式セリフ論をうまく表現できなかったハン・ゴウンの発音と演技力は、“ミスキャスティング”論争を呼び起こし、本人や関係者たちを苦しめたが、中盤以降は安定したセリフと感情演技は放送延長をもたらし、視聴者を満足させた。

ハン・ゴウンは「自身が持っているものに満足することを知らない“ミジャ”として過ごした10か月間、私自身もうつ病に苦しんだ」と明かすくらい、ドラマ後半に進めば進むほど、怒りと挫折を行き来するミジャの複雑な感情を上手く演じた。


<b>ブラウン管の中の再発見 パク・チニ</b>
<b>女の子?オバちゃん?</b>
4年ぶりにお茶の間に復帰したパク・チニは、SBS『帰っておいで、スネさん』で20代女性の身体に憑依した40代中年女性の図々しい姿をコミカルに演じ、高い評価を得た。

映画『女子高怪談』『SPY リー・チョルジン』『散策』『星』『恋愛術師』など多くの作品に出演したが、ほとんどが興行とは縁がなかった彼女が、役者10年という節目で爆発的な人気を得たもの。

セクシーで素朴なオバさんの姿を見せたパク・チニは、ドラマの成功により、“CM人気”を手に入れた。Coreana化粧品<nokdu>ブランドモデルに抜擢されたのに続き、飲料水<ファイブミニ>、ヒュンダイ海上<Hi Life>などのCMを席巻。ドラマと共に公開されたセクシー写真集も高い人気を博し、どの年よりも充実した2006年のスターとして浮上した。

来年には、どんな女優たちが再びスポットライトを浴びて、光り輝くのかが期待される。


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