「HISTORY」左からドギュン、ジェホ、ギョンイル、イジョン、シヒョン
「HISTORY」左からドギュン、ジェホ、ギョンイル、イジョン、シヒョン
韓国の5人組ボーイズグループ「HISTORY」(ヒストリー) が、2016年11月12日(土) に東京・豊洲PITにて「HISTORY SPECIAL CONCERT 」を開催した。

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 2015年8月に日本デビューを果たしてから、ライブやプロモーションイベントなど精力的に日本活動を行い、2ndシングルの「LOST」ではオリコンデイリーランキングにて3位に輝くなど、大進撃をつづけてきた「HISTORY」。久しぶりの来日となった今回は、リーダーであるギョンイルの入隊前最後のステージとあって、多くのファンが駆けつけ、その姿を目に焼きつけた。

 無数のシャボン玉が舞い上がるピンク色に染まったステージに「お久しぶりです」とシヒョンから登場。メンバーが歌いながら一人ひとりがシックな装いで登場する度に、会場は歓声に包まれた。「Baby, Hello」、「Why Not」まで2曲を披露すると「お久しぶりです、こんにちは、『HISTORY』です!」と全員であいさつ。イジョンは「本当に久しぶりに会ったので、今日は楽しく遊んでいってほしいです」と話し、ギョンイルは「本当に会いたかったです。皆さん元気でしたか?『HISTORY』がいなかったから元気じゃなかったでしょう?」と語り掛け、会場を笑わせた。続けて「今日はコンサートが終わったらメンバーが皆ステージに倒れこむくらいにやりたい」と意欲を見せるとシヒョンも「今日は死ぬまでいきましょう!」と呼びかけて会場を盛り上げた。

 「Dreamer」ではメンバーの「皆さん準備はできましたか?」「一緒に!」の声掛けにファンも一緒に熱唱。「D-Day」ではメンバーたちの美しいハーモニーにうっとりと酔いしれた。ここまで6曲を披露するとギョンイルは「今鳥肌がたっています」、シヒョンも「久しぶりのライブ、ホントに気持ちいいですね!」と笑顔を見せた。その後「The Last Time」、「Blind」など椅子を使った演出でパフォーマンス。この季節にぴったりと合う、秋の感性が感じられるせつない雰囲気に包まれた時間となった。

 トークタイムでギョンイルは「日本に最後に来たのが7月に福岡に行った時で、それ以来ですね。時間がたつのは早いですね」と話すと、これまでの時間をどのように過ごしていたか聞かれたドギュンは「この間に8キロ太りました(笑)」と告白。その言葉に「え~!」とファンもびっくり。「でもコンサートのためにダイエットしてまた痩せました」とニッコリ笑った。イジョンは作曲、シヒョンは上手だと評判の趣味の絵を描いていたと報告。ジェホは「練習をちょっと、運動をちょっと、作曲をちょっと、全部ちょっとちょっとちょっとしました(笑)」とユーモアたっぷりに話し、ギョンイルは「母や友達と時間を過ごしたり、旅行にも行きました」と振り返った。シヒョンが「皆さんは何をしていましたか?」と会場に問いかけると「仕事!」などの声があがり、ファンの反応に「誰も『HISTORY』を待ってたとは言わないね(笑)分かりました(笑)」と一人ノリツッコミで会場を爆笑の渦に。

 楽しいトークでファンを楽しませるとライブ後半は「Liar」、「怒るなよ」など日本語のナンバーが続いた。また「Beautiful My Girl」ではメンバーが後方ドアからサプライズ登場!ファンとハイタッチをしながら客席をまわり、後方に用意されたステージでも歌を披露してファンを大興奮させた。

 日本語のナンバーを多数披露するとMCのAKIが登場。再びトークを繰り広げた。これまでを振り返ってどうだったかと聞かれたメンバーたちだったが、なかなか答えるメンバーが出ず、ドギュンは「たぶんすべての歌手がそうだと思いますけど、デビューの時はあまり思い出したくないんです、恥ずかしい…(笑)」と話すとイジョンも「その時の曲は大切ですけど、顔が…(笑)」というとメンバーもファンも爆笑。そしてジェホも「ドギュンはデビューの時顔がなんか餃子みたい(笑)ギョンイルは部長みたいで、イジョンはただブサイクで、シヒョンが一番かっこいい。俺もかっこいいけど(笑)」と続けると会場は再び爆笑。ここでファンからの映像メッセージが準備されたとのことでメンバーも一緒に鑑賞。日本のファンはもちろん、世界中のファンから寄せられたたくさんのメッセージにメンバーは驚き、「ギョンイルが少しの間いなくなってしまうのは残念だけど待っています。頑張って!」「『HISTORY』をこれからも応援します」、「『HISTORY』が元気の源」などの心のこもったメッセージに感激した様子だった。

 コンサートは後半になるほど益々熱気に包まれた。「Ghost」、「Queen」など「HISTORY」の代表曲ともいえるナンバーで、セクシーな魅力を存分に見せた。ドギュンは「『HISTORY』を愛してくれる『STORIA』(=「HISTORY」のファン)を一生忘れられないと思います。ありがとうございます」と感謝するとギョンイルも「久しぶりだったのに変わらず来てくれてありがとうございます。そして僕を楽しい気持ちにさせてくれてありがとうございます」と笑顔で語った。

 メンバーが次の曲の準備に入ると、フォーメーションで「Psycho」だということに気づい
たファンはすぐに大歓声。曲が始まると大きな掛け声でステージを盛り上げた。男らしく力強いパフォーマンスで魅了すると続けて「消えてしまったMy Love」へ。ドギュンの「叫べ~!」という声に会場は一層熱くなった。ここまで披露すると「以上『HISTORY』でした、ありがとうございました!」とステージを後にした。

 会場がアンコールのコールに包まれると、画面に「アンコールのかわりに大きい声で『Green Days』を歌ってください」との指示が。ファンが大きな声で歌っているとメンバーが再登場。ギョンイルは「アンコールのために再び来ました。1曲用意していますが、皆さんが盛り上がってくれたらもう1曲披露します!」と話すも会場の熱気で計3曲を披露してファンと一体となった。

 ギョンイルは同公演が入隊前最後の日本でのステージとなった。ギョンイル入隊後も、残るメンバーでの活発な活動に大いに期待したい。


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