俳優ユン・シユン
俳優ユン・シユン
9月7日にデビュー7周年を迎えた俳優ユン・シユンが9月19日(月・祝)神奈川・教育文化会館にてことし2度目となる「2016 ユン・シユン 5th ファンミーティング」を開催した。

ユン・シユン の最新ニュースまとめ

 2009年「明日に向かってハイキック」でデビューし、ドラマ「製パン王キム・タック」で大ブレイク。「隣の美男<イケメン>」、「総理と私」などドラマ、映画に出演し日本でも高いに人気を誇っている。さらに除隊後の復帰作「魔女宝鑑」では初の時代劇に挑戦、またバラエティ番組やラジオDJなど、俳優業以外でも多彩な魅力を発揮し、日本でも大きな注目を集めている。

 イベント当日はあいにくの天気にも関わらず、会場には全国から大勢のファンが駆け付け、開演前から熱い空気に包まれていた。中には男性ファン、そして小さなファンの姿も見受けられ、彼の人気の高さを裏付ける。会場が暗転、イベントはユン・シユンの映像からスタートした。

 スクリーンの中のユン・シユンにファンたちの温かいまなざしが注がれる。スポットライトが客席の右手側の扉に当たると、ドラマ「魔女宝鑑」のホ・ジュンに扮したユン・シユンが凧を探しながら登場。「見つかった!」という言葉と共にサプライズ登場した彼に会場は大興奮。ステージ上の凧に向かって大歓声に包まれながら客席の通路を歩き、ファンの近くを通るファンサービスにイベントはオープニングから大盛り上がり。真っ白なスーツに着替え生バンドをバックにオープニング曲「ひとつ星」を日本語で歌うと会場はブルーとグリーンのペンライトの海へと変わった。

 拍手喝采の中、歌い終えたユン・シユンは「あ~、みなさん!会いたかったですよ。お会いできてうれしいです」と日本語であいさつ。

 MCのYumiと通訳を相手に軽快なトークを繰り広げ、会場の笑いを誘うと事前にユン・シユンにしてもらいたいことをファンにリサーチした結果“名前を呼んで欲しい”という願いが一番多かったとうことで「今日はラッキーなおひとりを選ぼうと思ったんですが、今回はラッキーな方を6人に増やしましょう!」とうれしい提案がなされた。

 あらかじめ選んでいたという6人の名を順番に呼ぶとユン・シユン自らファンのもとに出向き、握手、ハグ、バックハグ、おでことおでこを付けたりと、だんだん濃くなっていくスキンシップにファンも会場もドキドキ。最後の人にはおでこにキッスすると場内から悲鳴にも似た黄色い声が上がった。

 前回のファンミーティングから半年、どう過ごしていたかを問われると「本当に休む時間がありませんでした。ドラマの撮影も無事終えました。また『一泊二日』という番組にも出演してとても忙しく過ごしていました。今回、最高記録が60時間以上眠れなかったこともありました」と明かして驚かせた。
60時間眠れないとどんな状態か聞かれると「お酒に酔った時と似ています。ハイテンションになって、あまりにも疲れすぎて逆に眠れないんですよ。でもすごく幸せでした」と笑顔を見せた。

 また初の時代劇を演じた感想を「とても緊張しました。韓国では時代劇は演技力を見せるひとつの目安とみるんですよ。そういった意味でもすごく緊張しましたが幸いにも素晴らしい俳優さんたちと共演できてしあわせでした」と振り返った。

 バラエティ番組「1泊2日」については「一番辛いのはサッカーや卓球ができない演技をするのが大変でした(笑)」とユーモアたっぷりに話し、会場の笑いを引き出した。

 文章を書くのが大好きだというユン・シユンは「日ごろから書き留めていたものを歌詞にしました」と話し「今日はユン・シユンの音楽コンサートになります」と紹介。映像を通して人生初、作詞に挑戦する姿を披露し、ファンの期待感を高めた。

 ブラックレザーとデニムに着替えたユン・シユンが登場すると自身の想いとファンへのメッセージを込めて自作曲「滑降」を初披露した。大喝采を浴びると改めて「歌詞、いいですね」とし、俳優としての去り際として自身の想いを「俳優はいつか退場する時があります。恐れず、一番カッコよく退場したいと思います。あたかも鷹のように、鷲のように、滑降して風景を見ながら、落ちるのを恐れず…。そういう歌詞でした」と説明し会場の共感を呼んだ。
さらに「春に似た君」、友達の事を書いたという「話してあげるね」の2曲を届け、日本語曲「負けないで」では会場が一体となった。

 企画演出をユン・シユン自身が考えたという今回のファンミーティング。ドラマのワンシーンを再現したように女装したホ・ジュンの姿で再び客席から登場したユン・シユン。
「みなさんの為に悩みに効く妙薬を持ってきました。3人の悩みを聞いて差し上げる」と会場に呼びかけると「お悩み相談」コーナーがスタート。
「ユン・シユンの前に立つと緊張してうまく笑えない」という相談には「泣けばよい!」と激励。彼らしい“妙薬”で次々と悩みを解決し、会場を沸かした。

 「願いを叶える」コーナーではファンからの一番多かった「一緒に卓球をしたい」というお願いをチョイス。ステージに卓球台が登場するとユン・シユンが「ジュニアの国家代表が来ています」と最前列の女の子を選び、卓球対決。さらにファン2名と対決するも3回戦ともファンが勝利。プレゼントとハグで勝利を祝った。

 次の団体ゲームでもユン・シユンの“神対応”がさく裂。
彼と同じポーズをした人が残るなど、彼のお題をクリアして残るというサバイバル戦。10人以上が残ったところで全員ステージに呼び込むユン・シユン。最後の1人になるまでゲームを続け、負けた人全員にも彼からのハグがプレゼントされるという前代未聞のスペシャル企画となった。最後に残ったファンは2ショット写真がプレゼントされるなどファンサービス満載。

 続いてユン・シユンが「僕の好きな瞬間」だというファンとの記念撮影も行われた。
ユン・シユンは「俳優というのはいつか去らなければなりません。それがいつかはわかりません。その去っていく姿は堂々としていて…。またみなさんとご一緒できればいいなと思っています。本当にありがとうございました」と感謝の言葉を伝え、最後に「しあわせです!」、「バイバイ」とイベントの終焉を告げると会場からはアンコールの声が高まった。

 ファンの声に応え、アンコールはアニメ「ちびまる子ちゃん」の主題歌「おどるポンポコリン」と「ONE PIECE」の「ウィアー!」をノリノリでパフォーマンス。
終始「ファンに喜んでもらおう」とサービス精神旺盛な彼の想いがギッシリ詰まったファンミーティングは最高潮のまま幕を閉じた。

 終了後は握手会を行い、ファン一人ひとりと交流し、最後の最後までファンはもちろん、ユン・シユンにとってもプレミアな時間となった。
9月26日の誕生日で30代となるユン・シユン。大人の男としての魅力にさらに磨きがかかる彼の今後の活躍に期待が高まる。



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