俳優イ・サンユン
俳優イ・サンユン
最高視聴率47%を記録したドラマ「いとしのソヨン」でブレークし、現在ドラマ「空港に行く道」の撮影で大忙しの俳優イ・サンユンが、9月9日(土)、東京・めぐろパーシモンホール大ホールにて、「イ・サンユン FANMEETING ~何度目の二十歳?! ~」を開催した。

イ・サンユン の最新ニュースまとめ

 イ・サンユンは2007年チェ・ジウ主演の「エア・シティ」でデビューし、ドラマ「愛してる、泣かないで」では、勉強もでき性格も良いオムチンア(母の友人の息子=勉強が出来て性格もよく、何でも出来る完ぺきな息子)チャン・ヒョヌを好演し、彼の人柄と重ね合わせた人も多かったのでは。
最高視聴率47%を記録したドラマ「いとしのソヨン」では、イ・ソヨンへの献身的な愛を貫くカン・ウジェを熱演し、スマートで繊細で男らしくて温かみのある演技で人気を博した。 優しいイメージだけでなく、ドラマ「神の秤」では、自身の罪を隠すために愛してくれる女まで利用する卑劣な人男を、「エンジェルアイズ」では救急外科医、「火の女神ジョンイ」では王様、「ライアーゲーム」では詐欺師を演じ、作品毎に多様な姿を見せている。
昨年のドラマ「2度目の二十歳」では高校の同級生だった初恋の女性ハ・ノラ(チェ・ジウ)と20年ぶりに再会した大学教授のチャ・ヒョンソク役を演じた。

 スタイルの良さが際立つブルーのスーツに身を包み、客席をゆっくり見回しながら、初めての東京ファンミーティングで歌ったというバラードを熱唱してイベントは、スタート。甘い歌声に大きな拍手が送られ、笑顔と、両手のお手振りで応えたイ・サンユン。
MCも登場し、あいさつを済ませると、ファンミーティングも5回めで余裕ができたというイ・サンユンは、ファンの顔も覚えていると告白し、ファンを喜ばせた。

 イベント序盤、早速フォトタイムへ。
彼の素敵な笑顔と姿を写真と心に収めたあとは、昨日来日してからの話しに。ドラマ撮影が、一昨日の夜遅くまであったため、ホテルで寝ようかと思っていたが、日本に着いたら、出かけずにはいられず、表参道、青山などに出かけたというイ・サンユン。そばと天ぷら、クレープ、いつも立ち寄る店でしゃぶしゃぶを食べたと楽しそうに話し、会場は、その様子を微笑ましく見守った。

 次は、現在撮影中のドラマ「空港に行く道」のオフショットの写真を見ながら、イ・サンユンがドラマについて解説。相手役のキム・ハヌルや娘役の子とのツーショットがアップされ「お互いに結婚している男女が運命的に出会い、男女ではあるけれど、人間対人間の出会いであり、さまざまな感情が交錯し、胸が痛くなったり、ドキドキしたり、心温まったりするドラマです」と説明し、ドラマへの期待感を高めた。さらに「どんな風に表現しても、結局不倫ではないか!と思われてしまうかもしれないけれど、そういうストーリーのものをやってみたいと思っていたので、少しでも共感してもらえるように、そして不快な思いにならないようにダイエットもしました」と笑いを誘った。「『空港に行く道』は、ストーリーラインもしっかりしているし、感性にも訴えかけるドラマなので、がんばって撮影していますので、期待していただきたい」とアピールし、このコーナーを終えた。

 次は、「私の二十歳」コーナー。開演前にファンの皆さんに書いてもらったアンケートをイ・サンユンと読んでいくというもの。 二十歳のころ何をしていたかとMCから聞かれたイ・サンユンは、天井を仰ぎ、しばらく考えてから「大学に通いながら、もう一度受け直そうかと勉強していました。あまり思い出したくない時間ですね」と苦笑い。「また二十歳に戻るとしたら、一生懸命遊びまくると思いますね。俳優という職業に生かせることを経験したい。例えばサークル活動や旅行など」と二十歳の時にできなかったことを話すイ・サンユンの表情はキラキラと輝いていた。

 ファンの二十歳に戻ってやりたいことは、「チマチョゴリを着て成人式に出る」というもの。その回答に「どうして?」と不思議そうに質問し、「一度も着たことがないから、今着るよりも二十歳の頃の自分が着た方がかわいいかなと思って」と謙遜するファンに「今もかわいいですよ!」と褒めると、会場も温かい空気に包まれた。

 3人のファンの回答を一緒に読んだあとは、イ・サンユンは着替えのために退場。スクリーンでは2012年から今までのドラマや日本でのファンミーティングの写真が映し出された。ブラウンのニットに白のジーンズというラフな衣装で再登場したイ・サンユンは選ばれたファン2人と「2度目の二十歳」のワンシーンを再現するコーナーへ。

 具合が悪いチェ・ジウがイ・サンユンにもたれかかり、お粥を食べるシーンでは、恥ずかしくて両手で顔を隠しながら演技するファンを優しく起こし、膝掛けをかけ、お粥を食べさせ、ドラマにはない薬を飲ませ、最後は抱きしめる演技まで。そのうらやましい場面に会場からは、大きな声が上がった。
また公園の芝生に寝っ転がって二人で一緒に漫画を読むシーンでは、ていねいに演技指導をしたあと、うつ伏せで漫画を読むファンの肩に手を回し、ドラマ以上の密着度に、黄色い歓声が上がり、会場は甘い空気に包まれた。

 演技を楽しんだあとは、ファンと楽しむゲームコーナーへ。
まずはスポーツ万能で、芸能人のバスケットボールチームにも所属している腕前を披露。ボールが(遊び用の小さな)ゴールから二度外れたのが悔しかったのか、ドリブルしてシュート!かっこよく決めた。ここで使ったバスケットボールと、バスケットゴールはサインをしてファンにプレゼント。バスケットゴールは分解してコンパクトにはなるが、持ち帰るのは無理ということで、MCが「着払いでもほしい方?」とジョークで聞いていると「郵送料は、僕が負担しますよ」と紳士的なイ・サンユン。

 続いて、願いをかなえるファンの数を決めるためのMissionを開始。
Mission1は、野球も得意なイ・サンユンが1~9までの数字が書いてあるボードにボールを当てる9ストライクゲーム。3つのボールを予告した番号に当てられず、「あ~~」と声を上げ、残念そう。(笑)

 Mission2は、体に貼ったポストイットを手を使わずに取るゲーム。ポストイット5枚をいたずらっ子の目をしたイ・サンユンが2人のファンの体に貼り、ファン2人もイ・サンユンの頭や太ももの裏などに貼りいざ勝負。頭に着いたポストイットを取るためにヘッドバンキングし、なかなか取れず悪戦苦闘するイ・サンユン。彼のゼーハーと息が上がってしまう姿に会場は、爆笑。

 Mission3のIQテストゲームでは1問目を3秒くらいで解いてしまったイ・サンユン。以前見たことがあったのでわかったのだと言うが、他の4問もスラスラ解き、5問中4問正解。さすがソウル大学物理学科の頭脳に、尊敬のまなざしを向けるファンたち。ファン3人のうち1人が正解した、わり算、足し算、引き算が組み合わされた小学生レベルの問題を間違えてしまい、ショックを受けているイ・サンユンの親しみが感じられる場面も。

 全てのMissionが終了し、4人の願い事が叶うことに。抽選で当たったファンのいる客席へ移動するイ・サンユンに客席後方のファンは、この日一番の距離の近さに大興奮。お願いは、願い事リストにあった私物サイン、正面からのハグと続き、手をつないでデートでは客席通路を一緒に歩き、デート気分を味わうことができた。4つ目の壁ドンでは、自分を当選者と置き換えているのか、会場は、この日一番の盛り上がりを見せた。

 まだまだ、プレゼントは続き、イ・サンユンが準備した3つのアクセサリーも3人のファンにプレゼント。ステージ上でブレスレットやネックレス、ヘアピンをつけてあげるといううれしい演出も。イベントも、終りに近づいたところで、会場のファンをバックに記念撮影が行われた。

 最後のあいさつでは「とても楽しかったです。11月までドラマ撮影が続くと思いますが、きちんと終えるための力をもらったと思います。本当にありがとうございました」と感謝を伝えた。

 ファンミーティング終了後、握手会、2ショット撮影会でイ・サンユンは、ファンと近くで触れ合い、最後にはファンクラブ会員限定イベントが行われ、たくさんの思い出をファンと共に作る3時間となった。

 彼の笑顔の奥には、ファンへの感謝があり、深い絆で結ばれていることが垣間見えるファンミーティングであった。ファンからの愛で充電もばっちりのイ・サンユン、次回作では、どんな新しい姿を見せてくれるのか、期待が膨らむ。


【予告編】2度目の二十歳
【予告編】2度目の二十歳




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