「超新星」の6人の中で最年長として、孤高とも言えるリーダーシップを発揮してきたユナク。(写真提供:news1)
「超新星」の6人の中で最年長として、孤高とも言えるリーダーシップを発揮してきたユナク。(写真提供:news1)
超新星」の6人の中で最年長として、孤高とも言えるリーダーシップを発揮してきたユナク。今は、ゴニル、ソンモ、グァンス、ジヒョクが兵役に入ってしまったが、ソンジェが戻ってきて2人で「超新星」を守っていくことになった。孤高でなくなったユナクは、今後どんなリーダーシップを発揮していくのだろうか。

超新星 の最新ニュースまとめ


■我慢することの大切さ

 兵役によって6人でのグループ活動が長くできない状態の「超新星」。いちはやく兵役から戻ってきて、以後は次々に仲間を見送ってきたのがユナクだった。

 彼自身は兵役によってどのように変わったのか。

「たしかに我慢するようになりました。それに、プロ意識も強くなったし、いろいろ変わりました」

 この言葉からは、著しい変化があったことがうかがえる。

 まずは「我慢」ということ。兵役時代は、自分が思うことの半分もできない。常に、軍隊という組織の中で自分を抑えて時を過ごさなければならないのだ。それは、どれほど辛抱を強いられることなのか。

 しかし、人生に無駄なことは一つもない。

 軍隊で自分を押し殺さなければならないからこそ、周囲に合わせる協調性も身につくのである。

 この変化は大きい。6人のグループを率いていく立場として、我慢を身につけたことはかならず次につながる。そのことをユナク自身も自覚できるようになった。


■仲間への信頼

 次に、「プロ意識」が強くなったことについて。

 恋愛でも、会えない時間が二人を育てるということがある。

 同じように、プロのアーティストでも、活動できない時間こそが自分を大いに鍛えてくれるのだ。

 それは、「自由に活動できる素晴らしさ」に気づくことであり、「芸能界に復帰したときに何をすべきか」という問題意識を明確に植えつけることである。

 実際、ユナクは「僕がいないときに5人が僕の席を守ってくれた」という意識を持つことができた。

 それが仲間への信頼につながり、ユナクはさらなる責任感を持って「超新星」を率いる決意を固めた。

 そんな彼も、ソンジェが復帰したことを誰よりも心強く思っている。

「今回、幸いなのは年上の2人が残るので、お互いを頼りにしながら、2人の良い姿が見せられるんじゃないかなと思います」

 この言葉を聞けば、兵役に入っている4人も大いに安心できるだろう。


■最強のコンビが誕生

 ユナクとソンジェは、まずはソロ活動で自分をアピールしていく。

 ユナクの場合はソロアルバム『REAL』をリリース。さらに、8月21日に名古屋、22日に大阪、28日に東京のライブハウスに登場する。

 彼は日本に留学した当時に、ライブハウスの雰囲気が大好きだったという。そんなステージに自分も立ちたいと願ったのだ。

「今回は生バンドで、皆さんと近い距離で、顔を見ながら、一緒に汗をかきながら、楽しい時間を作りたいです」

 本人がこれほど意欲的なので、きっと最高のライブステージになることだろう。

 こうしたソロ活動のあとにソンジェと合流して、秋には「超新星」としての日本ツアーを大々的に行なう。

「日本で活動ができるのは、ファンの皆さんの応援があるからこそだと思います。この瞬間を大事にして、皆さんをガッカリさせないように、4人が戻ってくるまで、頑張って盛り上げていきたいと思います」

 そう熱意を語るユナク。孤高のリーダーシップは終焉し、今後の2年間は最強コンビで「超新星」を守っていく。


文=康 熙奉【カン ヒボン】
(ロコレ提供)

Copyrights(C)wowkorea.jp 0