「N.Flying」左からグァンジン、ジェヒョン、スンヒョプ、フン
「N.Flying」左からグァンジン、ジェヒョン、スンヒョプ、フン
FNCエンターテインメントに所属する「FTISLAND」、「CNBLUE」の弟分バンドとして、2月10日(水)にシングル「knock knock」で、待望の日本メジャーデビューを果たしたラップ×ロックのニュー・トレンド・バンド「N.Flying」(エヌ・フライング)。

N.Flying の最新ニュースまとめ

 リーダーでボーカル&ラップのイ・スンヒョプ、ベースのクォン・グァンジン、ギターのチャ・フン、ドラムのキム・ジェヒョンの4ピースで構成された彼らは、2013年から日本で活動をスタートさせ、同年10月にインディーズデビューシングル「BASKET」、14年にインディーズ2ndシングル「One and Only」をリリースし、その音楽性と実力で、着実にファンを増やしてきた。

 韓国では、2015年5月にミニアルバム「ギガマッキョ」でデビューを果たし、10月には1stシングル「Lonely」をリリースしてスマッシュヒットを記録するなど、期待の新星として注目されている彼らが、ついに日本で満を持してのメジャーデビュー!
日本メジャーデビューシングル「knock knock」は、「Lonely」に収録された同名曲の日本語バージョンで、音楽シーンの扉を叩く“ノック”ともとれる、まさにデビューにふさわしいナンバー。他に、韓国デビュー曲「ギガマッキョ」と、レッスン生時代の想いをつづったクォン・グァンジンの自作曲「All in」の日本語バージョンも収録される。
 
“New Flying”、“Next Flying”の意味を持ち、強い飛躍の意志が込められているバンド名のように、新たな飛躍への第一歩を踏み出す「N.Flying」の4人が、メジャーデビューする心境や、日本でのインディーズ時代の思い出、そして先輩である「FTISLAND」、「CNBLUE」から学んだことなどをたっぷりと語ってくれた。


<B>―まずは自己紹介をお願いします。</b>
チャ・フン:「N.Flying」のギタリスト、チャ・フンです。
イ・スンヒョプ(以下、スンヒョプ):「N.Flying」のボーカル、スンヒョプです。
キム・ジェヒョン(以下、ジェヒョン):僕は「N.Flying」のドラム、イケメンのジェヒョンです(笑)。
クォン・グァンジン(以下、グァンジン):「N.Flying」のベーシスト、クォン・グァンジンです。

<B>―グループの紹介もお願いしたいんですが、「N.Flying」はどんなバンドですか?</b>
スンヒョプ:「N.Flying」はラグビーボールのような魅力を持っています。
グァンジン:そうですね。
スンヒョプ:どこに飛んでいくか分からないような。
グァンジン:とても楽しくて、若く覇気に富んだバンドで。
スンヒョプ:時には秋の男のような、時には夏の男のような、さまざまな魅力を持つ新人バンドです。
チャ・フン:僕たちはロックとラップをベースに、いろんなジャンルの音楽をミックスして、自分たちの世界観を作り上げているハイブリッドバンド、クロスオーバーバンドです。

<B>―先ほど、自己紹介ではジェヒョンさんだけ、“イケメン”という紹介がありましたが、他のメンバーのチャームポイントなどは?</b>
チャ・フン:僕はネコが大好きなので、ギターを弾くネコのチャ・フンです(笑)。ニャーン(とネコのモノマネをする)。
グァンジン:ムキムキのグァンジンです。
スンヒョプ:ボン・キュッ・ボンのスンヒョプです(笑)。

<B>―スタイルの良いメンバーが多いということですね(笑)。</b>
一同:ハハハ。そうです。

<B>―2月10日、ついにメジャーデビューされますが、2013年からインディーズで活動してきたので、意味深いのではないかと思います。今の心境はいかがですか?</b>
グァンジン:2013年からインディーズで活動しながら、いろいろな経験を積んできたので、その経験を通じて、成長してきた姿をお見せできるということ自体、ワクワクしているし、これまで待っていてくださったファンの皆さんと会えるので、楽しみでもあります。
ジェヒョン:なんか不思議な気分です。インディーズ時代を経て、メジャーデビューをするということで、また新たなスタートを切るような感じです。インディーズ時代のように、突っ走っていきたいです!
スンヒョプ:インディーズ時代からみると、2年という月日が流れたんですが、僕たちの成長した姿をお見せしたいです。そして、皆さんの期待に応えられるグループになりたいです。
チャ・フン:インディーズ時代のときより、成長した姿や音楽を披露できるのでうれしいし、何よりバンドとしてライブステージに立てるということが幸せです。

<B>―インディーズ時代、日本に半年ほど滞在して音楽修行を積まれましたが、当時を振り返ってみて、一番の思い出は何ですか?</b>
グァンジン:日本で(インディーズ)シングルをリリースして、タワーレコードにディスプレイされたときのことが一番記憶に残っています。頑張ってきたものが、目に見える形となって現れたという感じがして、とても意味のあることでした。
ジェヒョン:僕はインディーズ生活を送った半年という期間自体が、いい思い出です。音楽的な変化も遂げたんですが、僕たち4人もいい変化を遂げることができました。今も変化を遂げていますが、そのおかげでメジャーデビューが決まったので、インディーズ時代は僕にとって大切な思い出です。

<B>―変化というのは、具体的にはどんな変化ですか?</b>
ジェヒョン:僕たち4人の距離がグッと縮まって、友情、絆が深まりました。音楽というのは、親しくなればなるほど、いいものが生まれると思っているので、そういう面でいい影響をもたらしたと思います。その間、いろんなことがあったので、メンバー同士でケンカすることもあったし、お互いに泣いたり、笑い合ったりしましたね。
スンヒョプ:(ジェヒョンが)今、「お互いに泣いた」って言いましたけど、ジェヒョンだけが泣いていました(笑)。
ジェヒョン:(必死に)違いますよ、うそです~!

<B>―スンヒョプさんとフンさんはインディーズ時代の思い出というと何ですか?</b>
スンヒョプ:日本でファンが初めてできたということです。レッスン生のときもファンはいましたが、活動をスタートさせてからできたファンは、日本の方が初めてでした。日本で半年活動した後、韓国に戻って活動を始めたので、2年のブランクがあったんですが、その間もずっと応援してくださり、今回の来日も、空港で温かく迎えてくださったので、とても感謝しています。
チャ・フン:僕は初めてのFNCファミリーコンサートが一番思い出に残っています。アーティストとして、日本武道館は特別な場所なので、そこでFNCファミリーと一緒に、ステージに立てたということが意味深かったです。

<B>―日本メジャーデビュー曲「knock knock」はどんな曲ですか?</b>
スンヒョプ:いろいろな意味が込められています。新しい世界に進もうという意味もあるし、男性が気になる女性の関心を引くため、彼女の心の扉をノックする、という意味も込められています。とても楽しい曲です。

<B>―日本語でのレコーディングはいかがでしたか?</b>
スンヒョプ:これまでにも、日本語でのレコーディングはしていますが、いつも「つ」の発音が難しいですね。自分なりに「つ」をしっかり発音しているつもりなんですけど、「つ」が出てくるところでは何度も撮り直しになってしまって…。本当に難しいです。

<B>―他にも、韓国デビュー曲「ギガマッキョ」、クォン・グァンジンさんの自作曲「All in」の日本語バージョンが収録されますね。</b>
グァンジン:「All in」は、僕たちの希望を込めた曲です。この曲は、みんなで一緒に大枠を作ったんですけど、レッスン生時代のときの抱負が込められています。

<B>―レッスン生時代は、どのような希望を持って過ごしていたんですか?</b>
グァンジン:レッスン生時代というのは、「N.Flying」がバンドとして完成し、ファンの皆さんに曲を届けるための準備をしていた期間じゃないですか。だから、早く成長して、多くの方に曲を聴かせたいという気持ちが一番強かったですね。

<B>―今回のメジャーデビューに関して、事務所の先輩の「FTISLAND」や「CNBLUE」のメンバーから、アドバイスなどはありましたか?</b>
スンヒョプ:先輩の皆さんはとてもお忙しくて、最近はお話できていないんですが、「Lonely」の活動のときは、モニタリングをしてくださり、演奏やステージ上での振る舞いなどに関して、こうしたほうがいいんじゃないか、というアドバイスをしてくださいました。あと、デビュー曲「ギガマッキョ」のときは、(CNBLUE)ジョンシン先輩がグァンジンにベースをプレゼントしてくださったり、他の先輩もおいしいものや、牛肉をご馳走してくださったり、僕たちのことをとても可愛がってくださっているので、すごくありがたいです。

<B>―先輩からのアドバイスで、印象深かった言葉はありますか?</b>
チャ・フン:インタビューでよく話していることなんですが、(FTISLAND)ホンギ先輩が「包装紙がボロボロになっても、中身がしっかりと充実した、実力のあるバンドになれ」と言ってくださった言葉が今も心に残っていて、胸に刻んでいます。

<B>―先輩のステージのオープニングアクトも務めてきましたが、先輩たちから学んだことは?</b>
ジェヒョン:パート別というより、グループとして見たとき、「FTISLAND」先輩も「CNBLUE」先輩も、ボーカルだけでなく、ドラム、ギター、ベースと全員が一体となって、ステージを圧倒する力がすごいなと思いました。演奏自体も力強いし、そういう面でもっと勉強しなきゃと思いました。“ファンと遊ぶ”という環境も、自分たちが作らなきゃいけないということも教えられたような気がします。
グァンジン:先輩たちはやはり経験が豊富なので、経験からくる円熟さも感じます。
スンヒョプ:ライブでは自分たち自身が楽しむ、ということを一番学びましたが、それが一番難しくもあります。経験というものは無視できないと思います。あるとき、(CNBLUE)ヨンファ先輩が、ドラマの撮影をしてから来られて、マスクを着けていたんですが、コンディションがよくないと言っていたんですよ。それなのに、ステージに上がったら、コンディションが万全なのではないかと思うぐらい、すごく弾けて楽しんでいたんです。実際はつらかったと思うんですけど、そんな素振りを全く見せなかったので、すごいなと思いました。

<B>―経験ということでいうと、2015年は「Lonely」の活動のとき、NAVERのVアプリを通じて、癒しが必要な人に音楽を届ける「訪ねていきます」というライブイベントをされ、いい経験になったと思いますがいかがでしたか?</b>
スンヒョプ:今までライブ演奏で曲をお聴かせする機会が少なくて、すごく残念に思っていたので、僕たちが皆さんのもとに訪れて、ライブをしたいと思って始めたのが「訪ねていきます」イベントだったんです。ジェヒョンさんはドラムを叩けなくて残念だったかもしれませんが、多くのことを学んだと思います。ライブもできてうれしかったし、これからもこのようなライブもたくさんお見せするつもりです。

<B>―「訪ねていきます」のMCでは時々日本語で話す姿も見られましたが、日本のファンも見に来ていたんですか?</b>
スンヒョプ:そうです。インディーズ時代からのファンの方とか、日本からも来てくだったので、すごくうれしかったです。

<B>―もう少しメンバーそれぞれの魅力を聞きたいので、隣のメンバーの魅力を教えてほしいんですが。まずはスンヒョプさん、ジェヒョンさんはどんな方ですか?</b>
スンヒョプ:すごくうるさいです(笑)。僕が知っている人の中で、一番ハイテンションです!悲しいときもハイテンションだし、うれしいときはものすごくハイテンション。人生がハイテンションです(笑)。そして、実のお姉さん(「RAINBOW」ジェギョン)のことはすごく大事にしているんですけど、兄貴分に対する態度がなっていませんね~。特に僕に対して、図々しいところがあります(笑)。
ジェヒョン:ハハハ。

<B>―ではそのジェヒョンさん、グァンジンさんの魅力を教えてください。</b>
ジェヒョン:肩幅が広くて、スタイルが良いです。それから、明け方の鐘のような人です。水滴のように、たゆみない努力をするところが素晴らしいです。
一同:(大爆笑)

<B>―なぜ皆さん笑っているんですか?</b>
グァンジン:僕は10年間レッスン生活を送ってきたんですけど、あるバラエティー番組で、滝に流れている一滴一滴の水はたいした力がないかもしれないけれど、一滴一滴が集まって水たまりを作るように、僕も一つ一つ積み重ねてきた力が音楽をしてこられた原動力だという話をしたんです。
スンヒョプ:バラエティーだったのに、あまりにもシリアスな話だったので、みんなが驚いたんですよ。
グァンジン:だから、メンバーが僕のことをからかっているんです(笑)。
ジェヒョン:(グァンジンは)もともと肉体派だったのに、最近は知性派、感性派になってきて、いつも…。
スンヒョプ:壊します(笑)。
チャ・フン:周りにある全てのものを。
ジェヒョン:今、膝がぶつかっていて、僕の脚が壊れているの、分かりませんか?(笑) あと、(グァンジンは)いつも褒めてくれます。

<B>―続いてグァンジンさん、チャ・フンさんの魅力をお願いします。</b>
グァンジン:チャ・フン君はギターを本当に愛していて、音楽に対する責任感もあるし、何に対しても一生懸命取り組む人です。とてもマジメですね。
スンヒョプ:本当にマジメなんですよ。
グァンジン:でも、ジェヒョン君に負けないぐらい、愛嬌もあります。情に厚くて、あまり外見的には表れないですが、よく笑います。

<B>―最後にチャ・フンさん、スンヒョプさんはどんな方ですか?</b>
チャ・フン:スンヒョプさんは、少年のような心を持つ兄さんです。いつも周りの関心を必要としていて、常に自分が中心にいたい人です。その分、中心にいるという責任感も背負っていて。
スンヒョプ:それ褒めているの!? (笑)
チャ・フン:リーダーという役割の重さ、プレッシャーを抱えながらグループを引っ張り、フロントマンとして、ステージをリードしていき、ステージ以外では弟たちをよく……。
スンヒョプ:そこまでにして!
チャ・フン:ハハハ。じゃあ、この辺にしておきます。

<B>―では今後、「N.Flying」としてどんなバンドになっていきたいですか?</b>
チャ・フン:世界で一番の。
グァンジン:ハズバンド(husband)!(笑) 誰かのハズバンド(husband)になりたいです。
スンヒョプ:本当にやめて!
グァンジン:こんなギャグもいいですよね!? 
ジェヒョン:いいですよ!(笑)

<B>―メジャーデビューという大事な時期ですけど…(笑)。最後、リーダーのスンヒョプさんに締めていただきましょうか。</b>
スンヒョプ:僕たちを見て、バンドに対する夢を持ってもらえたらうれしいですね。そして、僕たちのあるがままの等身大の音楽を楽しんでいただきたいです。疲れたり、つらい想いをしている方たちを音楽で癒やせるバンドになりたいし、できることなら死ぬまでライブをしながら、ステージで最期を迎えたい、そんなハズバンドになりたいです(笑)。


 真剣な中にも、ユーモアを絶妙に交えながら、終始和やかな雰囲気でインタビューに応じてくれた「N.Flying」。メンバーたちから「僕たちのVアプリを見てくださっているんですね。ありがとうございます。それで、ハートは…?」と聞かれたので、「もちろん押しましたよ!」と答えると、「ありがとうございます!」と屈託のない笑顔でニッコリ。初々しさを漂わせつつも、写真撮影ではカッコよくキメてくれた彼らが、インディーズ時代から苦楽を共にし、一段と深まった絆、信頼を武器にこれからどんな音色を奏でていくのか、そしてどう羽ばたいていくのか楽しみだ。


N.Flying - 「Knock Knock –Japanese ver.-」Music Video
N.Flying - 「Knock Knock –Japanese ver.-」Music Video




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