レン(NU’EST)
レン(NU’EST)
「サッドティー」(14)で男女の一筋縄ではいかない恋愛模様を描き注目された今泉力哉監督最新作「知らない、ふたり」が第28回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門に公式出品され、ワールドプレミアムとして10月23日(金)に東京、TOHOシネマズ六本木にて上映された。上映前には舞台挨拶が行われ、今泉監督とともに「NU’EST」のレン、青柳文子、韓英恵、芹澤興人らが登壇した。

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 MCの紹介で大きな拍手に迎えられ俳優陣が登場した。レンは黒のスーツで金髪の髪もきっちりとセットされ、俳優としての存在感で集まった観客の目をひきつけた。

 今泉監督は「NU’EST」の起用について「日本でもデビューしている韓国のアイドルグループ『NU’EST』と何か映画を作らないかという話を去年の今頃に頂いて、メンバーと直接会い、それぞれのキャラクターを見て、オリジナルで恋愛物を書かせて頂きました」と紹介した。

 そんなレンに与えられたキャラクターは靴職人見習いの韓国人青年役。初めての映画撮影についてレンは「映画撮影は始めてで本当に緊張しましたが、スタッフのみなさんや監督さんが優しく接してくださり演技が上手くできたと思います」と語った。

 日本語での質疑応答に通訳なしで、スラスラと答えるレンに「どうしてそんなに日本語が上手なんですか?」とMCから驚きの声が上がったが「まだまだです」と謙遜するレンの姿に会場から笑いが起こった。

 共演の青柳文子はレンの印象について「最初(の印象は)役の想像をしていたので暗くて静かな方かと思っていたら舞台裏では踊ったり、歌ったりとても明るい方で、日本語もちょっと下手なところがかわいく、和ませてくれてすごく助かりました」と和気藹々とした撮影現場であったことが明かされた。

 映画を作るときにメッセージを込めておらず、観るものそれぞれの感性で受けとってほしいという今泉監督の最新作。今を生きる等身大の男女の複雑な恋愛模様が描かれているが、世代を超えた共感を得られることは間違いない本作。公開は来年1月9日(土)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開が決まっている。


 詳しいレポートは後日掲載いたします。



part1 主演レン(NU'EST)舞台あいさつ登場!
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