「輝くか、狂うか」主演チャン・ヒョク「運命的な出会いはきっとある」。Kim Da Un (STUDIO ZIP)
「輝くか、狂うか」主演チャン・ヒョク「運命的な出会いはきっとある」。Kim Da Un (STUDIO ZIP)
去る10月2日(金)、韓国ドラマ「輝くか、狂うか」のDVD-BOX1<シンプルBOX 5,000円シリーズ>がリリースされた。

チャン・ヒョク の最新ニュースまとめ

 ドラマ「輝くか、狂うか」は不運の運命を背負って生まれてきた王と王女の恋を、甘く、そして切なく描いた作品。高麗の光宗や王建、高麗と渤海との関係など、時代劇ファンのツボを押さえつつ、男装など、現代劇の王道ラブコメ要素も盛り込まれるなど、時代劇ファンのみならず、楽しむことが出来る作品に仕上がっている。

 豪快な男らしさをみせつつ大切な人の前でみせる繊細な表情など、本作でも高い演技力と多彩な表情を見せ、多くの視聴者を夢中にさせた主演チャン・ヒョク(ワン・ソ役)のオフィシャルインタビューが届いた。                                               

<b>■ワン・ソを演じるにあたり、監督からリクエストやアドバイスがありましたか。</b>
監督と初めて台本リーディングをしながらたくさんの話を交わし、全24話なので、それを8話ずつに分けたときそれぞれ8話ずつ他のジャンルで行こうと言われました。最初はロマンティックコメディとして人物を表現してほしいし、その次はロマンス的な視点、最後は改革ドラマ、成長期、王になっていく…、そういう3パートに関する指示がありました。
やはり、時代劇なので時代的な背景や人物、そして現存していた人物だったので、その王がどんな流れを作り、歴史的に何を残したのかについて、事前に勉強しました。そして、劇中にはシンユルという仮想の人物が登場するんですが、実存人物である雙冀(サンギ)を女性化した人物でした。その人物(雙冀)が行った業績がワン・ソの刺激になり、実際に王、光宗になったとき改革君主としての役目を果たすことになったんじゃないかなと思いました。
でも、そのふたりの間のロマンスがあったじゃないですか。だから、それが“ブロマンス(bromance)”のような印象だったんです。劇中では、シンユルを男性だと思い込んでいる状況だったので…。だからこそ巻き起こるエピソードもありますし、あとは現場で俳優たち同士で状況に合わせて進めました。

<b>■本作ではたくさんのアクションを披露されていますが、アクションシーンはどの程度ご自身で担当されたのでしょうか。</b>
もちろん、代役はいません。武術監督と話しながら、これまでのアクション・スタイルはほとんどなくそうと話しました。少し単純化させてアクションをお見せしようとしました。

<b>■本作の中で、演じていて印象的だったり気に入っているシーンを教えてください。</b>
個人的には、リュ・スンス兄さんが演じた定宗(ジョンジョン)と共に対立するシーンがあるんですが、俳優同士の演技がとても良かったと思います。できあがっていた台本の内容よりもっと付け加えられて完成したシーンなのですが、そのシーンを今でも思い出します。

<b>■逆に、辛かったシーンはどのシーンでしょうか。</b>
どんな撮影でも、肉体的には全部辛いと思います。時代劇自体が、実際に生きていなかった時代を再現しなければいけないし、楽な条件や環境で撮影する状況ではないですからね。精神的に辛い部分が、一番きついと思いますからね。でも、監督や俳優の方々皆さんが与えられた中でより良いものを作ってみようと意気投合しましたし、そうしていると十分に眠れないことも多かったんですが、でも最大限良い物を作ろうと努力した気がします。

(水中撮影について)
もちろん、水中撮影のシーンはとても寒かったです。本当に寒い日、本当に冷たい水だったんですが、監督の「アクション」という声が聞こえたら、その冷たい温度がまったく感じられないんです。そして、「カット」という声が出たら、またすごく寒いんです……。それがすごく、今考えても不思議だった気がします。

<b>■本作ではたくさんのラブシーンが登場しますね。どれもロマンチックなシーンばかりで、多くの視聴者が、ワン・ソと、オ・ヨンソさん演じるシンユルとのカップルに夢中になりました。本作の中で、ご自身で一番気に入っているラブシーンはありますか。</b>
ほとんど全部、楽しかった気がします。野球ボールひとつを持って、ふたりでキャッチボールしている感じ?そういう部分がロマンティックコメディでは非常に必要な部分で、オ・ヨンソさんと共に演じながらふたりの息が合っていたのか、不便な部分はまったくありませんでした。

<b>■この物語は“運命”がとても大きなテーマになっていますが、チャン・ヒョクさんは“運命”を感じた経験はありますか。</b>
面白いのは、すぐ前の作品のタイトルが「運命のように君を愛してる」で、今回の作品「輝くか、狂うか」も運命によって出会ったふたりの男女のラブストーリーじゃないですか。運命的な出会いは、きっとあると思います。
職業が俳優なので、作品が始まってはダメな作品もありますし、始まるのは確実だけど撮影してはダメな作品もありますし……。これは私の作品じゃないなと思った作品に私が撮影に入る場合もありますし。
縁というものはあると思います。その縁の最初がどこからで、どんなインパクトがあって、どんな印象の感情を持っているのか……だから運命でありながらも努力し、開拓しなければならないんです。

<b>■これから「輝くか、狂うか」をご覧になる日本のファンに向けて、作品全体としての見どころを、そしてチャン・ヒョクさん自身が思う、ワン・ソのここに注目して見てほしい!と思うところを教えて下さい。</b>
こんにちは。「輝くか、狂うか」でごあいさつすることになりました。このドラマは、高麗時代の改革君主と呼ばれる世子の時代を描いた時代劇なんですが、とてもシリアスな時代劇としての立場だけでなく、その中にはロマンス的な、ロマンティックコメディ的な、改革する成長ドラマ的な要素も含まれていると思います。
多くのエピソードが皆さまに楽しんでいただけると思いますし、本当に面白い時代劇になるんじゃないかと思います。
ワン・ソという役柄が楽しいので、韓国では非常にカリスマあふれる改革君主としてその後は“血の君主”としての姿もあります。この人物をどう面白く、ヒューマニズム的で、彼が変化するしかなかった状況について描写しようとしました。それが、視聴者の方々に説得力を持ってお見せできたらうれしいです。



「輝くか、狂うか」
【セル】
<プレミアムBOX>DVD-BOX
10月16日(金)発売/価格)30,000円+税
<シンプルBOX 5,000円シリーズ>DVD-BOX1~3
10月2日(金)より順次発売/価格)各5,000円+税

【レンタル】<テレビ放送版>
10月2日(金)より順次レンタル開始

セル発売・販売元:エスピーオー
レンタル発売・販売元:カルチュア・パブリッシャーズ
作品公式HP:http://www.cinemart.co.jp/kagayaku-kuruu/
(C)2015 MBC


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