ポスター撮影でのハ・ジウォン=21日、ソウル(聯合)
ポスター撮影でのハ・ジウォン=21日、ソウル(聯合)
李朝時代に実在した妓生(キーセン)を描いたドラマ『黄真伊(ファン・ジニ)』が、来月、放送を開始する。女優ならば誰もが魅力を感じる“黄真伊”というヒロインの座を射止めたのが、ハ・ジウォンだ。美ぼうと知性を兼ね備えたこの女性は、誰でも演じられるものではない。先頃、公開されたポスターの中のハ・ジウォンからは、妖気すら漂うようだ。

ハ・ジウォン の最新ニュースまとめ

ハ・ジウォンは黄真伊という女性について、「単なる妓生ではなく、自由人であり総合芸術家」と語る。カリスマ性のある魅力的なキャラクターだが、企画を聞いた段階では、引き受けるべきか悩んだという。「もっといい作品があるのではとも思いましが、脚本を読んで決心しました。読んでいて鳥肌が立ったほどです」

撮影開始後も意欲は深まり、衣装、装飾品ひとつひとつまで、脚本家と相談しながら自身がチェックしているという。撮影と同時に古典舞踊、古典楽器、綱渡りなどを習い、かなりのハードスケジュールだ。舞踊1つでもとても多彩で学ぶことが多く、琴などの楽器は習うほどにはまっていくという。
「疲れるせいか、身体にいいと言われるものをしっかり食べるようになりました」というハ・ジウォン。睡眠時間を削って役作りに打ち込んでいる。

ハ・ジウォンはここ数年、『チェオクの剣』『バリでの出来事』など、話題のドラマに立て続けに出演してきた。今回のドラマは『バリでの出来事』以来、2年7か月ぶりのドラマである。「最近は、映画『バカ』『1番街の奇跡』(いずれも原題)を撮影していました。前2作のドラマの人気がとても高かったので、視聴者の期待も高くなっているだろうと、ドラマ出演に関しては悩みました。軽いドラマは選べませんでした」と心境を語った。

この『黄真伊』は、同時期に映画の制作も進められている。こちらのヒロインはソン・ヘギョだ。
「ドラマ『チェオクの剣』と映画『デュエリスト』が、同じ原作であっても全く異なる雰囲気の作品になったように、ソン・ヘギョさんの真伊と私の真伊もまったく違います。映画とドラマでは、追及する部分も違いますから」と説明する。彼女は、2人の真伊、どちらも好きになってもらいたいという。


Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.


Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0