俳優ソンフン
俳優ソンフン
ドラマ「芙蓉閣の女たち~新妓生伝」「シンイ-信義-」「熱愛」などに出演し、優しさあふれる優雅なビジュアルと、お茶目な内面とのギャップで、ファンを魅了している俳優ソンフン

ソンフン の最新ニュースまとめ

 4月21日に待望の日本1stシングル「My Style」をリリースし、27日(月)東京・タワーレコード渋谷店で、「My Style」のリリースイベント、翌日28日(火)神奈川・クラブチッタ(川崎)で、2015年初となるファンミーティング「Sunghoon’s Special Show White & Black」を開催するため来日した彼に、イベント前、話を聞くことができた。

 タイトル曲「My Style」は、ひと目で恋に落ちた男性の熱い気持ちをつづっており、ソンフンの明るく純粋なパーソナリティを反映した爽やかな仕上がりに。また、カップリングのバラード「花びらが舞ったら」では日本語曲にも挑戦したソンフン。

 インタビューの席に着くなり、机に置いていた記者のボイスレコーダーを手に取り、録音ボタンをオンにすると、「今からソンフンのインタビューを始めます」と茶目っ気たっぷりに声を吹き込み、持ち前の明るさと親しみやすさで、スタートから場を和ませ、同作の話からプライベートの近況まで、たっぷり語ってくれた。


<b>―4月21日に1stシングル「My Style」がリリースされ、日本で歌手デビューを果たしましたが、気分はいかがですか?</b>
ハハハ。歌手というよりも、今回のシングルは、ファンの皆さんへの感謝の気持ちを込めてリリースしたものなので。ファンミーティングのようなイベントのとき、皆さんと一緒に歌って楽しめたらいいなと思って。CDリリースといっても、事務所的にも商業的なことは望んでいませんでした(笑)。

<b>―商業的な目的はなかったにせよ、発売当日、タワーレコード渋谷店のデイリー総合チャートで2位を獲得されました。このような成績を聞くと、やはりうれしいのでは?</b>
(2位を獲得できたのは)どうしてでしょうね?(不思議そうに首を傾げながら)タワーレコードが小さいのか、それとも、そこに僕のCDしか置いていなかったんでしょうか(笑)。

<b>―いやいや、K-POPアイドルの方たちを抑えての2位でしたよ!</b>
そうですか。その日、日本で何かあったんですか!? (笑) なぜでしょうね。ファンの皆さんは、僕が歌は上手くないことを知っているし、今回のシングルは、歌手として作るクオリティーのある曲ということではなく、皆さんに聴かせるプレゼントというレベルで作った曲なので、最初はCDとして発売することに反対していたんですよ。それが、発売当日デイリー2位…。僕も分からないですね(笑)。

<b>―今回のシングルは、本当にファンのための曲ということなんですね。</b>
今までファンミーティングで、他のアーティストの曲を歌ってきたんですが、これからもファンミーティングは続くわけじゃないですか。なので、ファンの皆さんと一緒に歌って盛り上がれる曲があったらいいなという思いから、自分の曲を作ることになったんです。

<b>―ということは、これからも新曲を発表していくということですか?</b>
1年に1、2曲くらい作っていけば、来年後半ぐらいには、自分の曲だけで、約2時間のイベントを構成できるようになるのではないかと思います(笑)。

<b>―今回、レコーディングはもちろん、ジャケ写の撮影など、初めての体験だったと思いますが、印象的なエピソードがあれば教えてください。</b>
ジャケ写の撮影は、特にこれといったエピソードはないですね。というのも、ジャケ写を担当したカメラマンが、デビュー当時から一緒に仕事をしてきたカメラマンなので、どう撮れば僕がキレイに写るのか、よく分かっているんですよ。だから、いつも通りの撮影でした。

<b>―「花びらが舞ったら」の日本語バージョンが収録されたType-Aと、韓国語バージョンが収録されたType-Bとではジャケ写の雰囲気が全く違いますが、どのようなコンセプトだったんですか?</b>
シックなほう(Type-B)は、きっちり決め込んで撮り、明るい雰囲気のほう(Type-B)は、いたずらっぽく撮っていたのが意外に良かったので、自由に遊んでいるような感じにしました。

<b>―日本語曲は歌ってみていかがでしたか?</b>
最初、レコーディングしたときは発音が難しくて、レコーディングが終わってからは、歌詞を覚えなきゃいけないということが大変でした。自分の曲を自分で歌うのに、歌詞を見ながら、歌うわけにはいかないじゃないですか。もともと僕は、日本語であれ韓国語であれ、歌詞を覚えるということが苦手で、なかなか覚えられないほうなので、とても苦労しましたね。

<b>―2日後には、ファンミーティングが控えていますが。</b>
もう、(歌詞は)全部覚えているので大丈夫です! ステージ上で、忘れちゃうことはあるかもしれませんけど。ハハハ。それに、番組収録をするわけではないので、忘れちゃったら、ファンの皆さんに、「すみません」と謝って、もう一度やり直せばいいので(笑)。でも、ダンスは間違うかもしれませんが、バラードは雰囲気的に、感情を込めて歌うので、間違えないと思います。

<b>―もともと人前で歌うことはお好きなんですか?</b>
嫌いです(笑)。気心の知れた友人の前だけでしか歌わないので、自分の曲をリリースし、ステージで歌うことになるとは、本当に想像もしていなかったです。

<b>―ドラマの撮影の打ち上げなどで、歌うということもなかったんですか?</b>
なかったですね。

<b>―避けていたということ?</b>
避けていたというより、僕の声のトーンが一般的ではないというか、変わっているうえに、歌える曲がそう多くはないんですよ。だから、そこまで親しくない人の前では、歌わないですね。

<b>―そうすると、やはりファンは特別な存在だということですね。</b>
そうですね。今回のシングルも、ファンの皆さんのために作ったものなので。

<b>―「My Style」にちなんで、ソンフンさんのさまざまなスタイルについて伺っていきますね。まず、ソンフンさんといえば、長身で鍛え上げられた肉体美の持ち主ですが、この体のスタイルを維持する秘訣は?</b>
お酒を最大限控えることです。

<b>―お酒は好きなのに控えていると?</b>
いいえ、お酒は好きではないんですけど、人と会うのが好きで、最近人とよく会っているので、飲む機会が多いんですよ。でも、お酒を飲んでいたら、運動をしても体を作ることができないので、お酒を控えています。だから、秘訣といえば、お酒をたくさん飲まないこと(笑)。

<b>―運動は?</b>
嫌いなので、あまりしません。ハハハ。デビューして1、2年目のころは、インタビューのとき、「趣味は運動することが本当に好きなので、スノーボード、ゴルフ、体を動かすことです」と答えていたんですが、実はうそでした(笑)。もちろん、1回やってみるのは好きなんですけど、長く続けられないんですよ。

<b>―次は食事のスタイル。最近、ハマっている食べ物はありますか?</b>
食べ物は何でも好きですけど…。最近、ハマっているものではなく、嫌いな食べ物ならあります!鶏胸肉です。ダイエット食なんですけど、たくさん食べすぎてしまって。たぶん、消しゴムを食べても同じ味がすると思います(笑)。

<b>―最近、ダイエットをしていたということですか?</b>
そうですね、今回のファンミーティングのために。一生懸命、“1週間”ダイエットをしました(笑)。

<b>―体を軽くして、ステージ上で動きやすいようにするためとか?</b>
いいえ、(体を)見せることがあるかもしれないので(笑)。体の動きを考えるなら、10キロ太っても問題ないんですが、もしかして、(体を見せる)ということがあるので。そうならないことを願っていますけど(笑)。

<b>―今回日本に来て、食べたいものなどはありますか?</b>
日本に初めて来たときから、ずっと好きなのは牛丼、かつ丼なんですが、さっきスタッフと、日本はコンビニがすごいという話をしていたんですよ。だから、どこかに食べに行くのではなく、コンビニで買ってきたものをたくさん並べて、バイキングみたいに食べようかと。韓国のコンビニも種類は豊富なんですが、日本のコンビニのメニューは一目見て、おいしそうだなと思いますね。

<b>―続いて、恋愛スタイル。「My Style」では、一目で恋に落ちた男性の熱い気持ちを歌っていますが。</b>
この曲の歌詞は、僕が書いていないのに、僕の気持ちを代弁しているかのような歌詞だったんです。なので、僕の恋愛スタイルは、この曲の歌詞と同じような感じです。

<b>―一目惚れはするほうですか?</b>
することはあっても、一目惚れしたとは言えないです。若いころは一目惚れしたら、一直線にのめり込んでいたんですが、今はある程度、年を重ねてきたので、感情の赴くままにのめり込む、ということはしないですね。

<b>―続いて、ファッションスタイル。普段はどんなファッションが好きですか?</b>
何も着ていないのが好きです(笑)。というのは冗談で、着やすい楽な服が好きです。ジャケットなどはコーディネートするには簡単ですけど、好んで着ることはあまりないですね。

<b>―最後にライフスタイル。最近、どんな生活を送っていますか?</b>
睡眠を削り、ファンミーティングに備えて、ひたすら練習しています。

<b>―今後の活動計画を教えてください。</b>
ファンミーティングを終えたら、次の作品を考えようと思っています。それと、事務所の社長にはまだ言っていないんですが、1週間ぐらい一人で旅行に行きたいなと。今、どこに行こうか探しているところです(笑)。


 あまりにも、あっけらかんと正直すぎる受け答えを連発し、インタビューの間中、終始その場にいた人々を笑いに包んだソンフン。好き嫌いがハッキリとしていて、自分の欠点も誤解を恐れることなく、さらけ出してしまう姿勢が、むしろ好感が持て、清々しいほどだった。裏表のない、正直な真摯な人。だからこそ、彼の歌声は心に響くし、味があるのだと感じた。次のイベントでは、どんなプレゼントでファンを喜ばせるのか、期待せずにはいられない。




ソンフンよりメッセージが到着!
ソンフンよりメッセージが到着!




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