「JYJ」ジュンス
「JYJ」ジュンス
韓国の人気グループ「JYJ」のキム・ジュンスが、3月24日(火)国立代々木競技場第一体育館にて、約2年ぶりに発表されたソロ3集「FLOWER」をひっさげて「2015 XIA 3rd ASIA TOUR CONCERT 『FLOWER』」の東京公演をスタートさせた。

ジュンス の最新ニュースまとめ

 大阪・大阪城ホールでの公演も大盛況に終え、21日にはタイのバンコクでもXIA旋風を巻き起こし、息つく間もなく走り続けるジュンス(JYJ)。東京公演初日には12,256人のファンが詰めかけた。

 期待にざわめく客席が暗転すると、まばゆいスポットライトの中に青いカリスマヘアのジュンスが登場。地鳴りのような歓声が鳴り響き、客席には真っ赤なペンライトの花が咲いた。

 「Incredible」からスタートしたジュンスは、序盤からパワフルなステージを見せつけ、圧倒的な歌声と存在感で観客を魅了していく。「最後まで盛り上がっていきましょう!」と声をかけ、最後まで体力が持つのか心配されるほどに、持つものすべてを惜しみなく出しきるジュンス。その姿に観客はさらに熱狂し、惹き付けられた。

 妖艶でセクシーなパフォーマンスからミュージカル風のナンバーやOSTメドレーまで多彩なXIAワールド繰り広げ、ライブ中盤ではバタフライのようにジュンスが宙を舞う演出でもファンを湧かせた。

 がらりと雰囲気を変えたバラードでは、静まり返った会場に、ジュンスの歌声だけが響いた。アルバム「FLOWER」の中でも一番思い入れの強い曲として、ファンに伝えたいメッセージを込めて自ら作詞した「LICENSE TO LOVE」も熱唱。ペンライトを振るのも忘れ、ファンはただ固唾をのんでジュンスの歌だけに耳を傾けていた。

 MCでは流暢な日本語で、ジュンスらしい爆笑トークが繰り広げられた。ファンとのかけあいも長年連れ添った夫婦のように絶妙。「皆さん、昨日の夜はどうですか?熱かったですか?」とファンに聞くジュンスに、「寒かった」と答える声を聞いて、「なんで?僕がいないから?僕がいたら熱くなりますか?」と言ってから、一人妄想し爆笑するジュンス。

 大阪公演と同様に東京会場でもジュンスが銃で撃つフリをすると、ファンも大きく倒れるリアクションで応じたり、男性ファンや世代別の歓声を求めるジュンスが「40代以上の皆さんは、健康のために貧血とかいろいろあるから、適当にね(笑)」などと言ってファンの反応を楽しむお茶目な姿も健在だった。

 ファンと楽しむ恒例の「ジュンスタイム」では、ファン手作りのリクエストボードにじっくりと目を通し、即興でファンのリクエストに応じていく。「ガチョウの夢」や懐かしい曲も一部披露してファンを感動させ、着ていたジャケットを脱いで「Trantellegra」のダンスを披露すると、ひときわ黄色い歓声があがった。

 伝説のオヤジギャグも炸裂。「食べれないサンドは表参道」、「永遠に会えない姫は愛媛」、「登れない山は青山」などギャグ3連発を披露し、「これ全部僕が作りました」と誇らしげな表情を浮かべると、最後に「玉子の黄身も好きですけど、(ファンを見渡して)君も好き〜」とジュンスの本領を発揮してファンを笑顔にさせた。

 アルバム「FLOWER」収録曲を中心に構成された今回のステージ。発売から時間が経ったこともあり、じっくり聴き込んでライブに訪れるファンも多く、ジュンスとともに歌詞を口ずさんだり、ダンスの振りを真似たりするファンの姿も見られた。

 アンコールの最後は「F.L.P(Feels Like Paradise)」。ジャンプで揺れる会場に銀テープも飛び出すと、熱狂のボルテージも最高潮のままライブが終了。

 「気をつけて帰ってください」と手を振りながら、客席に向けて銃を打つマネをするジュンスと、それに応じて倒れるフリをするファンの微笑ましい姿が見られた。

 緩急あるステージングでアンコールを含め15曲、約2時間半の熱演。天から与えられた類いまれなる才能をひたむきな努力で伸ばし、逆境にも負けずに見事な花を咲かせたジュンスの「FLOWER」東京公演は、26日(木)まで3日間行われ、その熱狂は福岡、名古屋へと継続する。



part3 JYJ キム・ジュンスアジアツアー東京公演記者会見
part3 JYJ キム・ジュンスアジアツアー東京公演記者会見




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