「Secret」ソン・ジウン
「Secret」ソン・ジウン
2009年10月に韓国でデビューした4人組ガールズグループ「Secret」。長い練習生活で培った歌唱力とダンス力を武器に、K-POPシーンをリードし続ける彼女たち。現在では、ドラマ・ミュージカル・バラエティー番組などへの出演を始めドラマのサウンドトラックに参加するなど個人活動も活発に行っており、メディアで彼女たちを見ない日はないほどだ。そして、グループ内でもメインボーカルを務め、歌唱力では定評のあるソン・ジウンが10月に韓国でソロデビューを果たし、勢いそのままに日本でもソロデビュー!各地で行われたミニアルバムリリースイベントでは、ソロデビューを待ち望んだファンが大勢集まった。

ジウン(元Secret) の最新ニュースまとめ

 そんな忙しい日々の合間を縫って、ソン・ジウンが個別インタビューに応じてくれた。
インタビュー直後に行われるイベントの衣裳で現れたソン・ジウンはバービー人形のようなスタイルととびっきりの笑顔で「よろしくお願いしま~す!」とあいさつしインタビューはスタートした。


<B>―韓国で初めてのソロミニアルバム発売に続き、日本ソロデビューですね。今、どんなお気持ちですか?</b>
いつもSecretとしてよく日本に来ていましたが、日本にソロで来てみたいなと思っていました。日本の皆さんは音楽を楽しんでくださる方が多いので、ソロでステージに立てたら気持ち良さそうだなと思っていました。今回、機会があったので準備してこうしてデビューすることができて、とてもうれしいです。

<B>―ご自身から見た「Twenty Five(JPN ver.)」の魅力を教えてください。</b>
今回の曲は、少女から女性になった自分自身のことについて歌いました。PVでも少女の姿と女性の姿、2つの雰囲気を共存させているので、曲を聴いていただくときもPVをご覧になるときも、そういうところに注目していただければ楽しんでもらえるのではないかなと思います。

<B>―グループ活動とソロ活動では、何か違いますか?</b>
「Secret」として舞台に立つときは負担が少なかったです。誰かと一緒に舞台に立っているという信頼から緊張感が少なかったのですが、今回初めてソロのダンス曲に挑戦し、メンバーたちがいない空席というものを感じました。負担もありますし緊張もありましたが、今回私が日本に来て、多くのファンの方が私が緊張しているというのを感じていっぱい応援してくれたので、とても良かったです。

<B>―ファンの方からの声援をおひとりで浴びていますね。どうですか?</b>
新しい気分を味わえました。例えば「Secret」として活動しているときは、私のパートのときだけファンの皆さんからの私への応援を感じていたのですが、ソロのときはやはり最初から最後まで私ひとりだけに集中していただけますし、そういう面でいい部分もあります。でも、「やらなきゃ!」という負担もあります。

<B>―12月2日から9日まで各地でリリースイベントを行っていらっしゃいますが、ファンの皆さんの反応はいかがですか?</b>
思っていたより反応が良いようでたくさん喜んでいただけて、とても驚きました。想像していたより多くの方々が集まってくださいましたし、初日からびっくりしましたし、気分が良かったです。次の日本でのアルバム発売にも欲が出てきました!

<B>―「Twenty Five(JPN ver.)」の中で「もう子どもじゃないことはわかってるでしょう」という歌詞がありますが、自分自身でどういうときに「大人になったな」と感じますか?</b>
幼いころはやりたいことができないと、できなかったことを引きずっていましたが、歳を重ねるごとに、また次の機会があると肯定的に考えられるようになりました。そういう点で大人になってきたかなと感じます。

<B>―子どものときにソン・ジウンさんが思い描いていた25歳像とはどういったものですか?</b>
小さいころは25歳というのはとても大人だなと考えていましたが、実際25歳になっても心はまだ高校生のようで、自分が考えていたより大人じゃないんだなと思っています。

<B>―「叶えていく 未来を」という歌詞がありますが、叶えたい未来・夢・目標はありますか?</b>
音楽活動を始めて、ずっと夢見ていた日本の舞台に立つことができました。これからアーティストとしてさらに良い舞台をお見せしたいと思っています。日韓両国で良い音楽活動をしていきたいと思っています。韓国ではもう歌手として6年のキャリアがありますが、これからももっと新しい挑戦をしていきたいですし、演技やラジオのDJなどもやってみたいと思っています。

<B>―プライベートでの目標は何かありますか?</b>
最近は花に興味があり、夜中に花市場に出かけることもあります。フラワーアレンジメントや料理など勉強していきたいなと思っています。

<B>― ソン・ジウンさん自身が「ここだけは無敵だな」と思える部分はありますか?</b>
なんだろう…難しいな(笑)
私はいつもポジティブでいようと心掛けています。また、なるべく笑って、笑顔で過ごそうと思っています。そういった部分は誰にも負けないんじゃないかなと思いますね。

<B>―今回のミニアルバムにはソン・ジウンさんの自作曲も含まれているそうですね。制作の裏話があれば教えてください。</b>
実は、自作曲である「Star」という曲は、最後までこのアルバムに入れる気はなかった曲なんです。私に作詞作曲を教えてくださった作曲家の方が、今回のアルバムに自分で作詞作曲した曲を入れたらどうかと提案してくださったんです。でも、私としては初めての挑戦ですし色々と不足な面もあり自信もなかったので、入れない方がいいんじゃないかなと思っていました。でも、その作曲家の方が「初めての挑戦がなければ2回目もないよ」と背中を押してくださって、入れることになりました。

<B>―韓国・日本両国での活動でお忙しい日々が続いていると思いますが、どうやって息抜きされていますか?</b>
私は、ストレスが溜まったときはとりあえずひとりになろうとします。ストレスが周りの方に伝染するというか、その雰囲気に巻き込んでしまうのがとても嫌なので、ひとりの空間を作ろうとします。ひとりになって、ニューエイジのピアノ曲などを聞いていますね。

<B>―日本ソロ活動中に、日本でやってみたいことはありますか?</b>
実は…本当にディズニーランドに行きたいです!「Secret」の活動のときは、韓国での個人活動などもあり、日本と韓国を行ったり来たりしてなかなか時間がありませんでした。今回はひとりなので…ソロ活動中に行ってみたいですね。

<B>―実際に行ったことはあるんですか?</b>
近くでコンサートをやったことはあるんですが…。移動中、近くにディズニーランドが見えて、スタッフの皆と「(切ない表情を浮かべながら)ディズニーランドだ~!」と言っていました(笑)

<B>―ことしを振り返ると、どのような1年でしたか?</b>
2014年は私にとってとても意味のある1年でした。ソロアルバム発売というものが私にとってのターニングポイントになったと思います。このソロアルバムでこれからどういう「ソン・ジウン」を、新しい自分を見せられるか、探せたのではないかなと思います。

<B>―来年の目標はありますか?</b>
作詞作曲をもっと勉強したいなと思っています。一生懸命勉強して、他のジャンルの曲も書いてみたいなと思います。そしてやっぱり今日本で活動していたら、もっと日本語を上手く話せるようになりたいなと思ったので、韓国に帰ったらもっと勉強して、次に日本に来たときにはもっとコミュニケーションうまくとりたいと思っています。歌手としては、韓国でも日本でもアルバムを出すことが目標です。

<B>―最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。</b>
今回のソロ活動でも多くの声援をいただけて、本当に感謝しています。冬ですし、寒いので風邪に気を付けてください。
2014年を平穏に締めくくって、良いお年を迎えください。


 途中ディズニーランドの話題になると身振り手振りを交えながら、少女のように目を輝かせてディズニーランドへの想いを語る姿がとても愛らしく印象に残った。また、歌手として経験を積みながら、作詞作曲や演技などの新しい分野にも挑戦していこうとする大人の女性としての強さも感じられた今回のインタビュー。少女と女性の間である、まさに「25歳のソン・ジウン」を垣間見ることができた。

 インタビュー直後のイベントでは、ファンの大歓声で迎えられながら3曲を披露。「今日の衣裳、バービー人形みたいじゃないですか?」と茶目っ気たっぷりに言うと、会場のあちこちから「かわいい~!」というファンの歓声が飛び、その熱気で12月の寒さを忘れられるほどだった。

 CD購入特典の握手会やサイン会でファンとの交流も楽しんだソン・ジウン。その魅力的な笑顔とキャラメルボイスで、多くの人々を魅了していくに違いない。




ソン・ジウン(Secret)からメッセージ到着!
ソン・ジウン(Secret)からメッセージ到着!




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