2004年7月、映画『箪笥』舞台挨拶で来日したムン・グニョン
2004年7月、映画『箪笥』舞台挨拶で来日したムン・グニョン
ドラマの中の子役が、“スターへの登竜門”となっている。
子役は誰かの幼少期役としてドラマ序盤に登場、視聴者の視線をつかんでは、こつ然といなくなるのが役目だ。しかし、彼らはドラマ序盤に面白味を加え、成人演技者たち以上の人気を集めてしまい、成人演技者の登場を遅らせようという意見まで出ることもある。
その代表例である、ムン・グニョン、イ・ワン、ハン・ジミンらは、今や“スターの子供時代役”の枠から抜け出し、ドラマを引っ張っていく“成人スター”として浮上した。最近ではイ・ヨンア、イ・ヨニ、チャン・アヨンなどが、いち早く“子役のイメージ”から脱皮、主演級に成長しつつある。

パク・ヒョンビン の最新ニュースまとめ

ムン・グニョンは、『秋の童話』でソン・ヘギョの子供時代を演じることから始まった。優れた感情表現で、視聴者の目頭を熱くさせた彼女は、その後『明成皇后』で、初めて宮廷に入り苦労する幼い皇后役を見事に演じた。彼女のスター性は映画界でも輝いた。『箪笥』『マイ・リトル・ブライド』などで成功した彼女は、『ダンサーの純情』で、興行女優として名乗りを上げた。
ドラマ『天国の階段』でシン・ヒョンジュンの子供時代を演じたイ・ワンも、2年後、後続作である『天国の樹』で主演を務めた。『オールイン~運命の愛~』でソン・ヘギョの幼少期を演じたハン・ジミンも、ドラマ『復活』、映画『青燕』などで、ソン・ヘギョのイメージを脱ぎ捨てている。

最近、若手俳優たちの成長が著しい。イ・ヨンアは去る年末にKBSドラマ『黄金のリンゴ』で、パク・ソルミの子供時代を演じて顔を広めた後、すぐにMBCドラマ『恋は誰にも止められない』の主演に抜擢され、イ・ヨニは時代劇『海神』でスエの幼年期を演じて認知度が高まった直後、映画『百万長者の初恋』でヒョンビンの相手役に抜擢された。青春スターを大挙輩出しているKBSドラマ『シャープ』シリーズの主人公で、ポータルサイト検索語ランキング1位に輝くチャン・アヨンもまた、『春の日』でコ・ヒョンジョンの子供時代を演じたことがある。


<b>投影效果で若手俳優が急浮上 新たなイメージ作りが“課題”</b>

スターの子供時代を演じた若い演技者たちが、再びスターになる現象は、“投影效果(Reflect Effect)”のためだ。“投影”とは、辞書によれば「物の影を平面に映し出すこと。また、その影」と明記されている。スターの幼年期を演じた子役が成人した時、再び“人気が出る”理由は、トップスターのイメージが、子役にそのまま投影されるからだ。
チェ・ジウの幼少期を演じたパク・シネを見た時、視聴者はパク・シネを子役の中でも“チェ・ジウ級”と見なすということだ。また、ソン・ヘギョの子供時代を演じたムン・グニョンもまた、“幼いソン・ヘギョ”または“ソン・ヘギョ級に数えられる子役”と考えられる。

このような現象を経営学的用語で表現すると、“イメージ転移された”と言える。有名俳優のイメージが、そのまま子役俳優に転移したというものである。しかし、このような“イメージ転移”が、必ずしもいいというわけではない。“イメージ転移”が“我流”として映った場合、良くない結果を生む。

イメージ第一の芸能人たちの場合、無名の頃に得たイメージがそのまま固定すると、後になって問題が生じる。無名の時にはスター級の俳優を活用し、顔を広めるが、ある程度の時間が経てば、様々なキャラクターを創出することが大切になるが、そう容易ではない。

最近、“男版チャン・ユンジョン”というコピーで人気が上昇した、『パラパパ』のパク・ヒョンビンも、認知度が高まるにつれ、“トロット(演歌)の新型エンジン”や“市庁前の男”などに変わっていくのも、そういう理由からだ。スターの子供時代役として浮上した俳優たちも、一定の時間が過ぎれば、“投影されたイメージ”から抜け出すことが、次の課題になるはずだ。


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