俳優パク・チヌが、自身のスクリーン主演作『多細胞少女』(監督:イ・ジェヨン/制作:ヨンファセサン)の公開を待っている。

パク・チユン の最新ニュースまとめ

パク・チヌは8月10日公開される映画『多細胞少女』で、ラグジュアリーなイケメン・アンソニー役を演じた。アンソニーはヒロインであるキム・オクビンが、人知れず片想いする人物。しかし、パク・チヌは劇中、女装する男トゥヌンバク(イ・ウンソン)に一目惚れする。

パク・チヌは映画『マイ・リトル・ブライド』で、ムン・グニョンの愛を一身に浴びる、野球部主将の役でデビューした。その後、ドラマ『彼女が帰ってきた』、シットコム『ノンストップ5』、韓中合作ドラマ『飛天舞』、ドラマ『不良家族』などを通じて、演技力を磨いてきた。

振り返ってみれば、新世代美人スターたちと次々に息を合わせた。『彼女が帰ってきた』ではキム・ヒョジンと、『ノンストップ5』ではホン・スア、『不良家族』ではナム・サンミ、『飛天舞』ではパク・チユンと共演してきた。

パク・チヌは「皆、僕と同じ年代なので楽に演じられました」と語る。最も記憶に残る女優を挙げるとしたら、キム・ヒョジンだという。初めて出演したドラマでのパートナーだった上、キム・ヒョジンと初めてのキスシーンを演じたためだという。

『多細胞少女』は、彼のスクリーン初主演作品。パク・チヌは「公開を控えて緊張もしている」としながらも、「きっと上手くいくと思う」と自信を表した。

映画『多細胞少女』では、キム・オクビン、イ・ウンソンと恋愛関係となる。2人の魅力を比較してくれというと、「キム・オクビンはさばさばしてて爽やか。その上、クールなので、外見的にも大人っぽい。イ・ウンソンは、内面的に成熟している。演技力もずば抜けていますが、原作のイメージにそっくりで、驚くほど」と述べた。

彼は「こんな答えをしたら、彼女たちがすねるかも。変なことを言ったらすぐに電話がかかってくる」と笑う。実際に同年代の俳優が多く、撮影しながら親しくなったとか。

同名のインターネット猟奇マンガを原作にした『多細胞少女』は、制作段階から話題を集めていた作品。原作の内容自体があまりにも露骨で赤裸々なためだ。パク・チヌもまた、「最初は、こんなマンガを映画化できるのか、疑問だった」と打ち明ける。
『多細胞少女』はムスルモ高校で繰り広げられる、猟奇的でハツラツとした高校生たちの話を描いている。だとしたら、実際のパク・チヌの高校時代はどうだったのだろうか?
パク・チヌは高校時代、勉強とスポーツしか知らない“優等生”スタイルだったという。

分厚いメガネにボサボサの頭が、彼のトレードマークだった。高校の修学旅行の時、彼はこの時ばかりは思い出を作ろうと心に誓った。メガネをとってコンタクトレンズに替え、精一杯カッコつけて修学旅行に向かった。パク・チヌによれば、「そうしたら、友達は皆、僕に気づかなかった」そうだ。

彼は「その当時、委員長だったので、皆の前に出て歌を歌ったんですが、僕が歌っているのを校内ナンバー1の女子が見てたんです」と語った。その次は?パク・チヌは「その日から、その子と付き合うことになりました」と話し、笑った。もちろん、今はその女子生徒とは別れてしまった。

パク・チヌは劇中、ユゴン、イ・ミニョクと共に“A3”という会を結成する。しかし、当のパク・チヌにも、A3がどういう意味なのかわからない。アンソニーの“A”と考えているそうだ。

この映画でパク・チヌは、これまでになかった“思いっきり壊れる”シーンを披露する予定だ。また、彼は劇中、1人2役を披露する。ウェヌンバク役のイ・キョンもまた、1人2役。その上、ベテラン俳優イ・ジェヨンは1人9役を演じる。パク・チヌは「本当にビックリするような映画をお見せできるはず」と伝えた。

インタビューの最後にパク・チヌは、「両親と姉の健康状態があまりよくない」「家族全員が元気になれば嬉しい」という言葉を残した。

『多細胞少女』にはパク・チヌをはじめ、キム・オクビン、パク・へウォン、キム・ピョル、ユゴン、イ・キョン、イ・ウンソンなど、新世代スターたちが大挙出演。さらに、イ・ジェヨン、イ・ウォンジョン、イム・イェジンなど、脇を固める助演たちの演技も期待を集めている。映画『多細胞少女』は、8月10日に公開予定。


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