<b>“物憂げな少女”から
“たくましい少年”へ</b>

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未成熟な少女という印象が強かった女優イム・スジョンが、真っ直ぐでたくましい少年へと生まれかわった。

12日午後3時、京畿道果川市(キョンギド・クァチョン)ソウル競馬公園で行われた映画『角砂糖』(制作:サイダスFNH、ネバーエンディングストーリー)の制作報告会で、主演女優イム・スジョンが、型破りな変身を予告した。

映画『角砂糖』は、トップ騎手を目指す“シウン(イム・スジョン)”と、彼女のために走ろうとする馬“チョンドゥン”が、共に夢へと挑戦する感動ドラマ。総制作費70億ウォンが投入され、国内初の試みとなるスペクタクルなレースシーンが挿入された、本格的な競馬ストーリーだ。

イム・スジョンは「私は元々、演じる役柄の影響を大きく受ける方で、その時ごとに変わるタイプ」「これまで、少し憂鬱で、冷たい少女の姿を見せてきたとしたら、今回は少年に近い、たくましくて明るい人物です」とキャラクターを紹介した。

また、「女性の騎手が数名いますが、まだ騎手の世界は、荒々しく危険な男の世界という感じ」「そこへ飛び込み、女性としての限界に挑戦する姿が、とても魅力的」と、作品を選んだ理由を明かした。

メガホンを取ったイ・ファンギョン監督は、「イム・スジョンは、これまでの役者にはない、独特な雰囲気を持っている。時にはエイリアンに思える」「性格や容姿、そして演技、3拍子揃った素晴らしい女優」と絶賛する。

また、『箪笥』で姉妹役として共演したムン・グニョンはこの日、ビデオメッセージで「クールに見える外見と違って、暖かく寛大なお姉さん」と説明し、現在『サイボーグでも大丈夫』で息を合わせているチョン・ジフン(Rain/ピ)は、「普通の女性と違い、おおらかで飾り気がなく、率直な人」と、イム・スジョンを賞賛した。

さらに、『角砂糖』で“シウン”の支えとなる“ユン調教師”役で友情出演したユ・オソンは、「多分、同年代でイム・スジョンほどの女優はいないだろう。本当に集中力に優れている」と感嘆し、作品の完成度の高さを伝えた。

彼女の細密な努力は、人間を越え、言葉の通じない動物の心まで動かした。
イム・スジョンはまず、「馬と一緒に撮影すると、ワンカットワンカットが、ハラハラドキドキの連続でした」「突然の行動で、スタッフだけでなく、芝居そのものが危なくなる。私も何度か落馬しましたが、幸いにも大きなケガはありませんでした」と、動物と共演する難しさを語った。

だがイム・スジョンの情熱は、撮影現場の困り者さえも、たちまち自分の味方にした。彼女が公開する“親しくなるノウハウ”は、親しみをもって近づき、常に言葉をかけること。

「まず私が心を開かなければ、“チョンドゥン”と共演するのは難しいと思いました。忍耐心をもって、あの子(馬)が私を理解してくれるまで、ずっと言葉をかけ続けました。そうしたら、“チョンドゥン”が私を見分けるようになったんです。時には息がぴったりだなと思うくらい、仲良くなりました(笑)」
また、イム・スジョンは「動物との共感という素材はよくありますが、ストーリー自体、善と悪が対立して善が勝つという、とても見慣れたストーリー」「充分に観客が共感できる。特に、動物が人間に与える大きな愛という点では、私自身も目頭が熱くなりました」と、作品への強い満足感を表した。



昨年9月にクランクインし、6ヶ月間の長い撮影を無事に終えた『角砂糖』は、来月10日に公開される。



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