イ・スンギ
イ・スンギ
昨年、3月「恋愛時代」で待望の日本デビューを果たし、オリコンデイリー1位を獲得、6月には、韓国人アーティスト初となるデビュー最速の日本武道館公演を実現させるなど、歌手、役者、MCなど多才なエンターテイナーとして、大活躍中のイ・スンギが10月7日(月)、東京・国際フォーラムにて「LEE SEUNG GI JAPAN LIVE 2013 “僕たち、恋愛しようか?”」を開催。チケットは即日完売、ファンから熱烈な応援を受け、圧倒的な人気の高さを証明した。

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 2012年武道館ライブから1年4か月ぶりとなる同ライブは、イ・スンギのメッセージとテーマの「僕たち恋愛しようか?」の文字がスクリーンに映し出され、悲鳴にも似た歓声が会場を埋め尽くす中、スタート!フォーマルなブラックスーツに身を包み、短い髪で登場したイ・スンギは「秋」を感じさせる大人の雰囲気を放ち、「RETURN(デドルリダ)」、「森(スプ)」のスローテンポのムーディーな曲2曲を届け、ライブのオープニングを飾った。
場内からはその精悍な姿に感動し、称賛する声と喝采が鳴り響いた。

 オールスタンディングで迎えてくれたファンに対し、「みなさん、こんばんは。お久しぶりです。イ・スンギです」と日本語のあいさつに続き、「僕は(みなさんに)本当に会いたかったです。みなさんもそうでしょ?」と言葉をかけると一際大きな歓声が上がった。

 「今日は僕のライブに来て下さってありがとうございます。『LEE SEUNG GI JAPAN LIVE 2013“僕と恋愛しようか?”』やっとこの日が来ました。今夜、みなさんとの大切な時間、1年ぶりのライブ、“僕たちの恋愛”を最後まで楽しんでください」と流暢な日本語で、ファンへ呼びかけた。

 さらに2曲続けて披露したあと、「ありがとうございます。今日、いい感じになってきましたね。僕もドキドキしていますが、みなさんもドキドキしていますか?(会場の反応に)よかった(笑)。今日は2回目のJAPAN LIVEなのでMCを全部日本語で…。チャレンジしてみます」と意欲を見せると客席からたくさんの応援の声が寄せられた。「去年の武道館から1年過ぎましたね。早いですね。僕はこの1年、ミニアルバムを発売し、ドラマ『九家(クガ)の書(原題)』を撮影して、ツアーでアジアを回りました」と近況報告。

 日本デビューシングルから「チングジャナ-友達だから-」を歌うと、グリーンのペンライトで埋め尽くされた会場からは「スンギ~」「オッパー」との熱い声援が飛んだ。続いて、「僕に招待(ナエゲ チョデ)」「愛しているという言葉(サランハンダヌンマル)」をストーリー仕立ての映像とイ・スンギの朗読と共に歌い、「恋愛時代(ヨネシデ」」やドラマ「華麗なる遺産」の挿入歌「結婚してくれないか(キョロネジュルレ)」など6曲を披露すると「よしもとばななさんが書いてくれた、アンアンの連載小説『僕たち恋愛しようか?』を歌とドラマで表現してみました。皆さん、楽しんで頂けましたか?」と話すと会場からは大きな拍手が送られた。

 6か月間、小説の主人公として連載されたことに対し「改めて僕が歩いてきた道を、過去を振り返ることになりました。いつも忙しくて通り過ぎてしまっていた大切な気持ちを振り返ることができました」と明かし、「そして、僕の人生ではもちろん、僕自身も大切ですが、僕をこの場に存在させてくれたファンのみなさんのおかげだということも改めて感じました。今まで、芸能人として活動する中で、僕を支えてくれた所属事務所のみなさん、友達、家族、そしてファンのみなさんに改めて愛を感じ、そして感謝致します。僕はすべてのファンのみなさんを愛しています。そして尊敬しています」と心から感謝の言葉を送った。

 ライブ中盤では「今日は僕にこのような舞台を与えてくれた方が会場にお越しくださいました。みなさん、わかりますよね?よしもとばななさんです」と紹介すると韓服姿のよしもとばなながステージに登場。

 韓服姿に感動した様子のイ・スンギは「ファンのみなさんを代表して、そして僕自身もこの小説を読んで気になったことがあるのですがお聞きしてよろしいでしょうか?」とし、「今回の小説をお書きになる上で、一番大切に思われたことは何でしょうか?」と問いかけると「何よりもスンギさんのイメージを壊さないように、その点をすごく注意しました。まるでドキメンタリーを観ているような一場面だったと思います」とよしもとばなな自身もイ・スンギとのコラボの実現を喜んでいる様子が伺えた。

 単行本化されたフォトストーリーブック「僕たち、恋愛しようか?」のメイキング映像が流れ、白いジャケットに黒いラメが装飾されたシャツに着替えてイ・スンギが再び登場。

 デビュー曲「僕の女だから(ネヨジャラニカ)」はジャズバージョンでダンサーと一緒にステッキを使ったダンスパフォーマンスも披露。「ウェディングベール(ミョンサポ)」では途中、跪きプロポーズするパフォーマンスも見せ、そのステージはまるでミュージカルのワンシーンを見ているよう。

 PSYの「江南スタイル」をイ・スンギらしい替え歌にした「ヌナスタイル」のイントロが流れると、会場のテンションはMAXに。ジャケットを脱ぎ捨て、サングラスをかけてダンサーと共に、ステージに立ったイ・スンギは軽快なリズムに乗り、圧巻の乗馬ダンスも披露、ライブを最高潮へと導いた。アップテンポの「Slave(スレーブ)」ではスタンドマイクを手に舞台の右へ左へとノリノリのステージを届け、「♪君の奴隷になるよ」と歌い、観客を魅了。「花のように(コッチョロム)」ではイ・スンギ自らギター演奏も手がけ、「Smile Boy(スマイルボーイ)」ではそのタイトルのような魅力的な笑顔でファンの心を鷲掴みにした。

 ラストは韓国歌謡界の重鎮、日本でも有名なチョー・ヨンピルの曲をカバーした「旅に出よう(ヨヘンウルトナヨ)」を熱唱。ファンの熱い反応に応え、まだまだ終われないとアンコールでは「まだ終われない話(アジク モッタハンイヤギ)」を歌唱。「日本のみなさんと近くで会えるのは1年に1度か2度しかないのに、こうして応援して下さるみなさんに、心より感謝します。今日、みなさんと僕はちゃんと恋愛できましたでしょうか?ソウルのコンサートでも会いたいです。本当に、本当に、愛してます」とメッセージを伝え、深く頭を下げた。

 最後は「僕の女だから(ネヨジャラニカ)」を再び歌い、若さ溢れるエネルギッシュなステージでファンを魅了した。会場を埋め尽くすファン熱い応援をエネルギーとし、オープニングからエンディングまでノンストップで熱いステージを繰り広げた。「みなさん、ありがとうございました」と感謝の言葉と投げキッスでステージを後にするイ・スンギ。そんな彼の魅力を思う存分堪能したファンたちの顔には満面の笑みが、そして心には彼の歌声とその思いがしっかりと刻み込まれた。

 なお、今回の来日ライブは「イ・スンギ スペシャル~僕たち、恋愛しようか?~」と題し、11月30日(土)夜6:30にWOWOWライブにてオンエア予定となっている。

 よしもとばなな×イ・スンギ 奇跡のコラボーレションで贈るフォトストーリー「僕たち、恋愛しようか? イ・スンギ Photo story book」よしもとばなな著が好評発売中。また、9月よりKNTVにて、「九家(クガ)の書」も放送中。



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