俳優イ・スンギ
俳優イ・スンギ
歌手と俳優のみならず、MCにバラエティ、そしてCMモデルなどの幅広い活躍で、あらゆる年齢層からも支持され、圧倒的な人気を集めているイ・スンギが、8月31日(土)大阪・UNIVERSAL STUDIOS JAPAN(R)にて、ファン待望の「Summer Show 2013 in UNIVERSAL STUDIOS JAPAN(R)」を開催。前日の大雨がすっかり姿を消し、真夏の暑さが舞い戻ったUNIVERSAL STUDIOS JAPAN(R)は、待ちに待ったファンが詰めかけ、熱い熱気に包まれた。

イ・スンギ の最新ニュースまとめ

 会場の大きな歓声に迎えられ、オープニングはイ・スンギが白いシャツにブラックスーツ姿で、日本デビューシングル収録曲の「チングジャナ~友達だから」を歌いながら登場。友達以上でも以下でもない、伝えたくても伝えられないもどかしさを情感たっぷりに歌い上げ、ファンの心に届けた。沸き上がった大きな歓声と拍手をかき分けるように「ありがとうございました。こんにちは。大阪のみなさん、イ・スンギです。すごいですね。久しぶりに大阪に来ました。会いたかったです。みなさんも同じですね。ありがとうございます。大阪2年ぶりです。すごく緊張していますけど頑張ります。ユニバーサル・スタジオに初めて来たんですけど、少し恐いけど楽しんでいます。昨日は雨がふって心配しましたが、今日はお天気がいいですね。やっぱり僕が、晴れ男だからですね」と安堵感もみせて日本語で、あいさつ。

 次に6人のダンサーを従え、日本のデビューシングルから「恋愛時代」を軽やかなステップで披露し、観客にも「一緒に!」と右に左に手を差し伸べ声をかけると、客席はそのたびに歓声で沸き、イ・スンギは一気にファンをステージに引き込んでいった。流れ出る汗を白いタオルで拭いながらの熱唱に会場の熱気はヒートアップ。

 2曲を歌い終わり、会場の雰囲気も十分盛り上がってトークタイムがスタート。「たくさんのファンのみなさんの前で歌った気分はどうでしたか」司会者から質問されると、「緊張しました。久しぶりに来たので、すごくドキドキしたし、ことしでデビュー10年になります。こんなに朝早くから歌ったことはありませんでした。そして、こんなに明るい場所で午前11時からみなさんにお会いして、気分がとても新鮮ですし、一緒に歌って過ごすとスッピンを見られる気分がします」と、率直な感想を語って会場に笑いの渦が広がった。そして司会者の提案で「セーノ」の掛け声を合図に「スンギ、おめでとう!」と会場のファンが声を合わせてお祝いの言葉を叫んだ。イ・スンギは少し照れたような笑顔で応えた。

 続いて大阪の印象について問われると「ごっつう ええわ~」と、ファンもびっくりの大阪弁で即答してみせ、ファンをよろこばせるイ・スンギのセンスがキラリと光った。

 普通は公演の前日に来るところを今回は2、3日前に来日、京セラドームでオリックスの李大浩選手が出場する試合を観戦しただけではなく、ロッカールームで写真を撮った後、一緒に食事をしたことを話し、李大浩選手とは「友達だから」と、しっかり自分の持ち歌をアピール。そして試合の結果について、観戦した日はオリックスが負けたが、その後でイ・スンギと一緒においしく食事をした翌日には、ホームランを打ったため、「自分の力のお陰(笑)」と、冗談まじりで話し会場の笑いを誘った。

 また、野外で行われる本公演について天気が心配されたことから、司会者が「スンギさんって、本当に晴れ男ですよね?」とふられると、「どういう縁か分かりませんが、私が韓国にいない時は(韓国に)大きな台風が来たりすることが多くて、多くの人がそのように言ってくれているようです」と由来を説明。さらに司会者が「さっき歌い終わった後に朝露のようなきれいな汗が出ていましたが、すごくきれいで、美しいわ~」と、うっとりしたファンの気分を醸しだすように話すと、「はい、カッコイイです(笑)」とイ・スンギは、即答して「ご自分でもそう思いますか?」とつっこまれ、「冗談です、冗談です」と笑ってごまかすお茶目な面も。

 引き続き、「ごっつう ええわ~」と大阪の印象を一言で上手く表現したイ・スンギに、会場のファンが先生となって大阪弁をもっと覚えてもらうことに。覚えてほしい言葉として「めっちゃ好きやねん」と大きな声が上がるとすぐに、模範演技のように感情を込めて「めっちゃ好きやねん」とイ・スンギが返してファンもびっくりして歓声が上がった。「知ってたんですか?すごく発音がいいですが」と驚かれ「『ごっつええわ~』『大阪めっちゃ好きやねん』とか『ほんまに』ぐらい知ってますよ」とイ・スンギ。このほかにも「おおきに」「まいど」「もうかりまっか」と声が上がって「ほんまでっか、ぼちぼちでんな~」で何度か練習。練習ではそのまま言ったが、会場との本番でファンの「もうかりまっか~」の声にイ・スンギが「ぼちぼちだね~(笑)」と返し、「ぼちぼちでんな~」の新バージョンが現れて「おしゃれだ」との評を受けた。

 その後、李浩大選手と一緒に行ったお寿司屋さんが、今まで食べたお寿司の中で一番おいしかったことや、金龍ラーメンやたこ焼き、お好み焼きを食べた話題に続いて、韓国で6月にすでに撮影が終わったドラマ「九家<クガ>の書(原題)」について語ってくれた。

 特に演技面で「韓国ドラマでは初めてのキャラクターで人間と獣の間という役どころを視聴者に理解してもらう演技がちょっと難しかったです」と役作りに対する真摯な姿勢をのぞかせ、苦労したこととして「心細い寂しさが一番大きかった」と答え、「時代劇は山で撮影したので、おいしいものも食べられなくて大変で、扮装するのに苦労しました。獣になる時には怖くない獣、カッコイイ獣になるように努力しました」と撮影を振り返った。そして特殊メイクに3時間くらいかかったことを付け足した。一番記憶に残る撮影中の思い出には「ヒロインのスジさん(Miss A)とのラブラインもその掛け合いが良くできておもしろかったし、初めて緑色のコンタクトレンズをつけて演技したので新鮮な感じがした」とコメント。

 近況について「最近はアジア・ファンミーティングツアーをしています。タイに行ってきました。次はシンガポール、台北に行きます」と話し、突然の日本語で「そして10月に東京でコンサートがあります。一番重要です」と、ファンにとってもうれしい報告が明らかにされた。現在ライブバンドをコンサートのために準備中で、よしもとばななの恋愛小説の主人公になったことなども語ってファンの期待を集めた。 司会者が補足でよしもとばなながイ・スンギをモデルにした恋愛小説をアンアンに連載したことを説明し、イ・スンギに「読んでみましたか」と質問すると、「小説の中の主人公は僕よりカッコイイです」と丁寧に答えた。すぐに「本当ですか?」とつっこまれて、笑いながら「冗談です」と答え、会場にも笑いが。

 トークタイムも終わりに近づき、夏に休みがたっぷりあったら何がしたいかと聞かれ「個人的には大阪のようなところで、静かにひとりで来て食べてゆっくり休みたいです」と大阪好きを印象づけた。そしてラーメン屋でのエピソードに続いて、「もし彼女ができて2人で海に行くとしたら、水着はどんなタイプがいいか」と問われ、「やっぱり、ビキニですね(笑)」と。会場は歓声と笑いで盛り上がった。トークコーナーの最後は「韓国も暑いんですが、日本も暑いですね。今日はみなさん暑いのに来てくださってありがとうございます」と、礼儀正しくまとめた。

 一番最後に出たミニアルバムのタイトル曲「Return」を3曲目にセレクト。バラードをしっとり聴かせ、続く「Tonight」をギターを弾きながら、そしてギターを置いて 「愛が酒を教える」を5曲目で歌い上げた。

 白いシャツにスカルがついた黒いベストに衣装を替えてイ・スンギが再び登場し、ファン期待のプレゼント抽選会がスタート。USJオリジナルスムーチュのくまの抱きぐるみ大、小各5体、Tシャツ各5枚ずつをサイン入りで15人にプレゼント。サインをぬいぐるみにしたのは初めてで大変だったなどと話しながらイ・スンギが番号を読み上げるたびに、会場には歓声が沸き起こった。何人か決まってみると、Bブロックから続けて当選者が。他のブロックからは残念そうな声がもれ、またしても当選者がBブロックから出て、イ・スンギが「スミマセン」と謝る場面も。イ・スンギのCDがサプライズで3人にプレゼントされることになったが 当選者はイ・スンギの好きなところを3つと、持ち歌のワンフレーズを歌うことでファンと認定されて当選確定としたが、全員見事に突破。直筆サインにハグで忘れられない思い出がプレゼントされた。

 イ・スンギが「大阪のみなさんと一緒にいられてすごくうれしかったです。大阪に久しぶりに来たのに、こんなにたくさん来てくれて感謝します。いつもたくさん日本に来られないことが申し訳ないんですが、それにも関わらずこうして応援してくれて感謝します。韓国でも日本でも一生懸命がんばります」とあいさつし、「みなさん、一緒に歌ってください」とファンと一緒に「結婚しようよ」を熱唱、会場は最高に盛り上がった。

 最後の曲「Smile boy」はステージを所狭しと走りまくって、歌いまくって、会場の熱気もさらにヒートアップ。「すぐ、行きます!」とスンギはテンポのいい曲を続けて歌うと、会場のボルテージは最高潮に達した。 投げキッスで「THANK YOU!! 」とファンに向かって叫んで、一旦終了。

 「イ・スンギ」コールと手拍子に、「大阪めっちゃ好きやねん。大阪、ありがとう!」と叫んで再登場。「Slave」を最後までパワー全開で歌いきったイ・スンギは「大阪、ありがとう、10月は東京で会いましょう!」と、大きく叫んで幕を閉じた。

 ライブ終了後には、当選者限定で握手会が行われた。

 久しぶりとは思えないほど終始笑いの絶えないトークとイ・スンギが作り出すストーリー性のあるドラマチックなミュージック・シーンが「友達だから」から、「恋愛時代」、「結婚しようよ」とつながって一つの恋が愛となって完成していく。さまざまな分野での活躍がそこにつむがれて、大きく羽ばたくイ・スンギの今後にさらなる期待が寄せられる。


■よしもとばななによるイ・スンギをモデルにした恋愛小説「僕たち、恋愛しようか?」『anan』(マガジンハウス)で好評連載中。10月7日書籍化決定!

■「LEE SEUNG GI JAPAN LIVE 2013」“僕たち、恋愛しようか?”
日時 2013年10月7日(月) 開場 18:00 開演 19:00
場所 東京国際フォーラム・ホールA
全席指定 9,800円(税込)
※お1人様4枚までのお申し込みとなります。
※5歳以上要チケット・4歳以下は保護者1名につき1名まで膝上観賞可

■ドラマ『九家(クガ)の書(原題)』9月日本初放送
タイトル:『九家(クガ)の書(原題)』
放送局:KNTV
放送日:9/28~毎週(土・日)後8:45~後10:00
出演:イ・スンギ、ペ・スジ(miss A)ほか
提供元:(C)MBC 2013


Copyrights(C)wowkorea.jp 0