元「KINO」クァク・ヨンファン
元「KINO」クァク・ヨンファン
8月7日にDVDリリースされたドラマ「美男<イケメン>☆スター誕生」で俳優デビューを果たしたクァク・ヨンファン。かつて新大久保が生んだ“会いに行けるアイドルグループ”「KINO」として日本で活躍し、「KINO」の活動終了後も歌手活動の他に、演技にも活動の幅を広げ、改めて注目を集めている。8月10日から18日まで「KINO」のメンバーだったヘミンと共に連日ライブ活動中という多忙なクァク・ヨンファンに「WoW!korea」が直撃した。

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 「お願いしま~す!」という声とともに丁寧に頭を下げて笑顔であいさつ、早速インタビューを開始。

<b>―自己紹介とアピールポイントを</b>
僕は1987年生まれの歌手で俳優のクァク・ヨンファンです。アピールポイントは…“顔”です(笑)!

<b>―ドラマ「美男<イケメン>☆スター誕生」へ出演することになったきっかけは?</b>
台本をいただいた時に社長から「歌手として活動していたわけだから、初めてのドラマだけど歌手の役なら今までの経験を生かした、いい演技ができるんじゃないか」とアドバイスをもらいました。それを聞いて僕も共感して出演を決めました。

<b>―本作で演じたクォン・ジウは、女性的なキャラクターだが役作りはどのように?</b>
自分を男らしいと思っているので(笑)、全く逆の女性らしい人物を演じるのは難しかったです。だからニューハーフの方の動きを参考にしたりすることもありました。実は、台本を読んだ時にイメージしたのが「CLAZZIQUAI PROJECT」のアレックスさんでした。アレックスさんと言えば優しくて料理も上手で、多くの女性から「あんな彼氏がいたらいいな」と思われている方です。アレックスさんのようなソフトなイメージを思い描きながら演じました。

<b>―ジウと自身の共通点は?また違う点は?</b>
う~ん…“イケメン”なところ(笑)。それと僕も結構料理が好きだし、掃除や洗濯も得意なので、そういう意味で女性らしいという点では似ていると思います。ジウは人見知りで恥ずかしがりやで、舞台に立つとうまくできないという面がありますけど、そこは僕と全然違います。僕は舞台に立つと“僕の世界だ”と思って、楽しくパフォーマンスをしていますから(最高の笑みを見せた)。

<b>―自身とは全然違うキャラクターのジウを演じながら楽しんだことは?</b>
監督から少し高めの声を出すようにと言われたので、ジウを演じる時は普段より少し高い声で話していました。だけどカメラが回っていないところでも共演者と話す時にもそのまま高い声で話したり、少し女性的な話し方をしたりして楽しんでいました。マネジャーにもそういう風に話したので「気持ち悪い」と言われました(笑)。

<b>―共演のパク・ユファン、コ・ウナの印象は?</b>
コ・ウナさんは女性らしいと思っていたんですが、実際には結構男らしい方でスンヨンに似ています。パク・ユファンさんは事務所の先輩なんですが…初めて会った時はやっぱり「ユチョンさんと似てるな~」と思いました(笑)。

<b>―パク・ユファン、コ・ウナとの撮影中のエピソードは?</b>
僕はスポーツも好きだし、台本をもらった時にウヒョンを演じたいと思ったくらいです。実際にウヒョンを演じたパク・ユファンさんは、運動があまり好きじゃないんです。劇中にスンヨンが「あんたたち、変われば?」というセリフがありますが、本当にそんな感じでした。なので、僕がユファンさんに体づくりやダンスの練習などをサポートしていたんです。事務所が同じなので、練習生時代は一緒にレッスンをしていたので、仲がいいんですよ。

<b>―DVD公式facebookには「JYJ」のジェジュンジュンスからメッセージをもらってますね</b>
ジュンスさんはいつも気にかけてくれるんです。あんな大スターの「JYJ」の方が僕のことを気にかけてくれるので、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。だから早く有名になって恩返ししなきゃと思っています。

<b>―男に扮してまでやりたい音楽を目指す劇中のスンヨンのように、何かがむしゃらに目指しているものは?</b>
俳優です!このドラマの撮影が終わって1年半ぐらい経ちますけど、ずっと演技の勉強を続けています。演技力をもっと身につけたいと思っています。“イメージチェンジ”していきたいですね(笑)。

<b>―目標とする俳優は?</b>
イ・ビョンホンさんです。本当にスゴイ方だと思います。実は最近、雰囲気がイ・ビョンホンさんに似ていると言われるんですよ。僕も体を鍛えているので「脱いだらもっと似てる」と…想像しないでください(笑)。

<b>―今後、俳優としてどんな役柄を演じたいか?</b>
僕はラブストーリーが好きなので、ラブシーンがいっぱいある作品がいいですね。日本の作品が好きなんですけど…ドラマではジェジュンさんが出演した「素直になれなくて」とか「1リットルの涙」とか。映画では「いま、会いにゆきます」とか「ハナミズキ」もいいですね。悲しい遠距離恋愛で…壇蜜さんが最近好きなので、壇蜜さんと遠距離恋愛する作品もいいな(笑)。

<b>―サッカー以外でハマっているものは?</b>
映画を見て演技の研究することです。ドラマに出演してからは、映画の見方が変わりました。以前は演技力だけあればいいと思っていたのですが、実際にドラマに出演してからは目線とか細かな動きなどが大事だということが分かったので、そういう点などに注目して研究しています。同じ「FCMEN」のメンバーパク・ギウンさんと仲がいいので、この前も映画「密かに偉大に」(原題)の試写会に呼んでもらったのですが、そういう先輩方の作品の試写会に呼んでいただくことが多いので“タダで”映画を見て勉強することも多いです(笑)。

<b>―ファンの方へメッセージ</b>
今回この「美男<イケメン>☆スター誕生」でご挨拶できることをうれしいです。僕は最初に日本でデビューしたので、日本の方には本当に感謝していますし、日本の皆さんのおかげでこうしてドラマ出演もできたと思っています。今は外に出ると暑いじゃないですか。だから家の中でクーラーをつけて、DVDでこのドラマを見て夏を過ごしてください。歌手を目指して頑張っている方は、ぜひこれを見て頑張ってほしいです。

 最後まで流暢な日本語で真摯に答えてくれたクァク・ヨンファン。努力を怠らず、心からファンに感謝し、謙虚さを忘れない彼がさらに大きく羽ばたく姿は、すぐに見られることだろう。


「美男<イケメン>☆スター誕生【ノーカット版】」
コレクターズ・ボックス1 発売中&Vol.1~Vol.4 レンタル中
9/4 コレクターズ・ボックス2 発売&Vol.5~Vol.7 レンタル開始
各¥13,650(税込)
発売元:コンテンツセブン / 販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
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