「2PM」Jun. K
「2PM」Jun. K
韓国ミュージカルの最高峰と称される超人気作「三銃士」がついに日本上陸した。

Jun.K(2PM) の最新ニュースまとめ

 去る8月10日(土)東京・Bunkamuraオーチャード・ホールにて待望の日本公演が幕を開けた。

 同ミュージカルは名言「One for all, all for one」を生んだフランスの文豪アレクサンドル・デュマの同名小説をもとに、ライセンス公演と創作の融合が実現した作品として2009年に初演、今春4度目の再演を重ね人気作としての地位を確立した。

 初日公演は本作がミュージカルデビューとなったJun. K(「2PM」)が青年ダルタニャン役を務め、初演から“伝説の剣豪”アトスを演じているシン・ソンウと“頭脳明晰なロマンチスト”アラミスを演じているミン・ヨンギ、更にその魅力的な重低音ボイスで“ホラ吹きの元海賊”ポルトスを演じたキム・ボムレらベテラン陣が脇を固め、息の合ったチームワークで初日を迎えた。同日午後、開演前には本番さながらの公開舞台稽古が行われた。アンサンブルによる政治犯が収容される監獄サン・マグリットのシーンから2幕がスタート。 

 豪華な舞台セットが施されたステージに逞しく成長したダルタニャン役のJun. K、シン・ソンウ、ミン・ヨンギ、キム・ボムレの三銃士が登場した。シーンごとに歌われるミュージカルナンバーは劇場に響き渡り、その圧倒的な歌唱力はテンポ良く観客の心に届き、瞬く間に「三銃士」の世界へと牽引。
K-popアイドルの中でも歌唱力に定評のあるJun. Kの若者らしい透明感溢れる歌声と、韓国のカリスマロック・ミュージシャンのシン・ソンウ、声楽出身のミン・ヨンギ、魅力的な重低音ボイスのキム・ボムレというベテラン3人の卓越した歌声は観ている者を惹きつけて離さない。

 また、華麗なドレスで妖艶な魅力を放つ、ソ・ジヨン扮する“謎の美女スパイ”ミレディーとアトス、ダルタニャンとJ-Min演じるコンスタンスと、それぞれ二つの恋を物語る歌唱シーンも見所だ。

 さらに、6月の記者会見でキャスト全員が一番の見所としてあげた圧巻の剣術シーンはその迫力に目を奪われる。剣を自由自在に操り、時にはジャンプしたりとまるでダンスさながらの剣術シーンで観客を沸かすJun. K。剣を持つ姿にも圧倒的な存在感を放つシン・ソンウ、剣術シーンでもロマンチストぶりを発揮するミン・ヨンギ、両手に剣を持ちパワフルに立ち回るキム・ボムレと舞台最大の見せ場といったこのシーンはミュージカルファンならずとも心が踊る。

 本舞台で物語の重要な鍵を握る敵役には実力派のホン・ギョンスとキム・サンヒョンの二人が出演。リシュリューの護衛隊長ジュサック役には初演メンバーで長髪がトレードマークのキム・サンヒョンがその鬼気迫る演技で舞台を盛り上げ、観客から「天の声」と名付けられた歌唱力と表現力を持つリシュリュー枢機卿役のホン・ギョンスは同舞台でひとり二役を演じ分ける。

 日本公演では他に、韓国公演の初演から出演しているオム・ギジュン、韓国公演に続いての出演となったキュヒョン(「SUPER JUNIOR」)、チャンミン(「2AM」)そして日本公演のみの出演となるソン・スンヒョン(「FTISLAND」)がダルタニャンを演じ、個性の異なるダルダニャンを堪能できる。

 本作がミュージカル初出演となるK-POPガールズグループ「WonderGirls」のイェウンもコンスタンス役でトリプルキャストを務めるなど、公演ごとに違った魅力の三銃士を鑑賞できるのも日本公演ならではだ。

 17世紀のフランスを背景に絢爛豪華な舞台と衣装はもちろん、劇場に響く圧巻の歌唱力、ダイナミックな剣術とアクション、そしてスピーディーなストーリー展開で「正義は必ず生きている」「俺たちはひとつ」とのメッセージを男たちの友情と心に響く恋物語を通し描かれているミュージカル「三銃士」はBunkamuraオーチャード・ホールにて8月10日~24日まで上演中だ。

 出演は、オム・ギジュン、キュヒョン(「SUPER JUNIOR」)、チャンミン(「2AM」)、Jun. K(「2PM」) 、ソン・スンヒョン(「FTISLAND」)、シン・ソンウ、イ・ゴンミョン、キム・ミンジョン、ミン・ヨンギ、ソン・ジュノ、キム・ボムレ、チョ・スンチャン、ソ・ジヨン、キム・アソン、キム・ソヒョン、J-Min、イェウン(「WonderGirls」)、ホン・ギョンス、キム・サンヒョンなど。

 下記は、初日を迎えたJun. Kからのコメント。

<Jun. K(「2PM」)>
ダルタニャンとしてファンの皆さんと会えてとても嬉しく思っています。「2PM」としてのJun. Kとはまた違う、ミュージカル俳優としてのJun. Kを見て頂けたらと思います。剣術を披露するシーンも見所です。是非ご覧ください。「正義は必ず生きている!」


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