T-ARA
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韓国ガールズグループ「T-ARA」が6日、ケーブルチャンネルMnetの「ビートルズコード2」に出演し、昨年世間を騒がせた元メンバー、ファヨンへの”いじめ説”について初めて口を開いた。

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 「T-ARA」は昨年7月、ファヨンが日本武道館で開かれたコンサートに足の負傷で不参加した際、メンバーらがこれを非難するような文章をTwitter(ツイッター)に相次いで掲載し”いじめ説”が巻き起こっていた。所属事務所は同月、ファヨンとの専属契約を解除したことで、さらに問題が拡大していった。

 「T-ARA」のユニット「T-ARA N4」(ヒョミン、ジヨン、ウンジョン、アルム)はこの日の放送で”いじめ説”に関してMCから質問が飛ぶと、ゆっくりと口を開いた。

 ウンジョンは「2日間、メンバーらの争いがあった。メンバー同士が衝突し、自ら解決したのだが、これが目に見えるところに表れてしまったのは、私たち自身の誤りだった」とし、「謝罪したかった。沈黙を通せば通すほど、誤解が大きくなっていった」と吐露。

 続けて「”いじめ説”を確定するような証拠動画がネット上に増えるほど、私たちも錯覚するようになっていった。ファヨンと楽しい時間を過ごしていたことは事実なのに、悪く見せるような部分だけ編集された動画を見ると、恥ずかしい生活なんてしていない、と思っても、やはり自分たちが悪人になっていくような気がして、とてもつらかった」と当時を振り返った。

 また、武道館公演の直後に出演したKBS2「ミュージックバンク」のステージにファヨンが姿を見せなかったことに関しても言及。

 ヒョミンは「Twitterで争った後に、ファヨンと対話の機会をもとうと、カメラリハーサル前に40分間、メンバー内で話し合った。”夢の舞台(武道館)”まで一緒に上り詰めた瞬間、どうして私たちが争わなければいけないのか、オンニ(年上)として申し訳なかったと話し、ファヨンも胸の内を明かして、良い形で和解した」と説明した。しかし「カメラリハーサルをしてステージを降りると、私たちの争いに関する記事がすでにインターネット上に掲載されていた」とし「ファヨンもこれに怒りを表し、社長が生放送15分前になってファヨンへステージに上がらないように告げたのだが、この事実が誤って伝えられてしまった」と騒動の真実を告白した。

 また、その他のメンバー、ジヨンは一連の騒動について”いじめ説”の証拠と報道された日本のテレビ番組で、ウンジョンがファヨンに無理やり餅を食べさせる動画をあげ「日本のプロデューサーがさらにおもしろい構成にしようと、そのような演出をした」と弁明した。

 メンバーらは、当時さまざまな事情で謝罪をすることができなかったことが「もどかしかった」と口を揃える。ウンジョンは「毎日のように夢に出てきた」とし「『申し訳なかった。また一生懸命がんばっていく』というこの二言だけでも言いたかった。違うことは違うと、認める部分は認めると言って、自粛の時間を持ちたかった」と語った。


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