俳優イ・テソン(オフィシャル)
俳優イ・テソン(オフィシャル)
来る4月5日より、「JYJ」ユチョンが主演する韓国ドラマ「屋根部屋のプリンス」のDVD&Blu-rayがリリース開始となる(発売・販売元:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント)。

イ・テソン の最新ニュースまとめ

 韓国ドラマ「屋根部屋のプリンス」は過去と現代を壮大な愛が駆け巡る、ファンタジー・ラブコメディ。「JYJ」ユチョンが朝鮮時代から300年の時を超えて現代にやってきた王世子(ワンセジャ)役を、清楚でキュートなキャラクターで絶大な支持を誇る人気女優ハン・ジミンが抜群の演技力で明るく元気なヒロインのパク・ハを好演している。

 また、「イタズラなKiss~Playful Kiss」のイ・テソンが悪役ヨン・テムを熱演。その狂気をはらんだ演技が視聴者を驚かせ「メンブン(メンタル崩壊)テム」などの流行語を生み出した。そんな俳優イ・テソンのオフィシャルインタビューが届いた。

<b>-放送前から話題になり好評でしたが、どんな点が人気の理由だと思いますか。</b>
時代劇の人気が続いていましたから、時代劇と現代劇の新しい調和が、ドラマを面白くしています。“昔の人が現代にやって来る”という設定は、誰もが興味をそそられると思います。同じ人物がふたつの時代に生きているので、まるで瞬間移動しているような錯覚に陥ります。ジャンルはラブコメでもあり、ミステリーやスリラーでもあり、多様な楽しみ方があって人気を集めていると思います。

<b>-これまでの出演作では優しい役が多かったと思いますが、今回は悪役ですね。</b>
この前の作品では優しい弁護士の役でした。よく分かりませんが、役を選ぶ基準は演じたことのない役とか、台本を読んで難しそうな役。ヨン・テムはその2つとも備わっていました。表現が非常に難しそうで、挑戦してみたいと思いました。劇中ではユチョンさん演じる世子とライバル関係です。互いの秘密を暴いて、劇中で最も悪事を働く役ですが、ヨン・テムの活躍は回を重ねるごとに大きくなっていきます。

<b>-ヨン・テムは野心家で、父親の影響を受けて暗く育った人物ですが、内面からの演技が重要になりそうですね。一番気を使った部分はどこですか。</b>
まず悪役ということで共感を得るには、説得力が必要だと思いました。その人物に対して「話にならない」ではなく、「それもあり得るな」と思ってもらうため、研究をしました。他の人と比べて、僕の役は悪い人間ですが、自分の中で正当性を持っていれば、理由があるのだと思ってもらえるでしょう。

<b>-イ・ガクと対立していく過程で、焦燥や憎悪などで内面の演技が重要です。どのように演じましたか。</b>
やはり、2人はずっと騙し合いを続けるという心理戦が、ドラマの大半だったと思います。ドラマは終盤で台本を読んだらすぐ撮影ですが、短い時間でもきちんとした分析が必要です。鋭くなった最近の視聴者からダメ出しされたり、指摘をされたりしますから、その点に注意します。そのためきちんと分析し、どう表現すべきかを考えて 、リハーサルの時に話し合い修正を重ねました。

<b>-初めての悪役ということですが、参考にしたドラマや、役、俳優はいましたか。</b>
2007年の「犬とオオカミの時間」でも“ナンバー2の葛藤”を抱えた役を演じました。暴力団員の役でした。職業は違いますが、ヨン・テムもナンバー2の葛藤を抱えています。そんな寂しさや情緒的なものを再演した部分もあります。他の作品の悪役を参考にして作り上げたというよりは、この役はセナという恋人とのメロドラマもある役なので、新しく人物像を作ろうと思いました。

<b>-水中で泳ぐシーンの撮影が大変だったとか。</b>
水泳は得意でも、寒い日は大変でしたね。撮るなんて無謀ですよ。昨年の2月だったのですが、風が強く寒い日で、氷点下10度でした。その状況で海に飛び込んで泳げというんです。とんでもないと思いました。まさかと思いましたが、監督に言われるがままに泳ぎました。

<b>-まさに役者魂ですね。そのシーンでNGは出しましたか。</b>
2回撮影しましたが、僕にはとても長く感じました。海で泳ぐシーンは3分程度でした。海に浸かったまま、カメラに合わせて移動するのですが、沈まないよう必死でした。寒さはその次だった気がします。でも3秒しか放送されなかったので、なぜ撮影したのかと思いました(笑)。

<b>-イ・テソンさんの印象深かった場面は。またコミカルな役より悪役に面白みは感じませんでしたか。</b>
視聴者に叩かれた時に、英雄だと感じます。SNSやホームページを通じて、「悪いヤツめ、殴ってやる!」そう聞くと元気になります。16話で最も悪い役を演じます。そのエピソードはここでは言えませんが、16話では悪鬼の神髄が見られます。

-チョン・ユミさんと悪役を演じましたが、普段はどんな会話をしていますか。</b>
普段のユミさんは優しくて、とてもか弱い女優さんなんです。これまでも清純な役ばかりだったので、普段会話をしながら、セナという悪役を演じられるのかと心配しました。でもカメラの前では完全に悪役を演じていましたね。悪い点は言い合います。

<b>-悪役を演じるにあたり、監督から特別な演技の指導や指示はありましたか。</b>
監督と毎シーンごとにたくさん話しました。悪役は悪く見せる必要があります。ファンが嫌がると思って躊躇しながら演技すると、作品をダメにしてしまいます。監督と話してもっと悪く見せるために、セリフや演技を誇張していきました。ある程度大げさに演技したほうが、テレビで観た時に、物語の真意に近づけると思っています。

<b>-イ・テソンさんが思う本作の見どころはどこですか。</b>
ドラマの前半で、王世子が朝鮮時代で起こる事件を経て、現代にやって来ます。そしてまた朝鮮時代に戻るまでに、事件の解決の糸口を見つけられるのか。そして妃の死因は何だったのか。それらの謎を推理していくと、パズルを解くような感覚を味わうことができます。

<b>-イ・テソンさんが一番素敵だと思う場面、見てほしい場面はどこですか。</b>
全部苦労したので、全て見てほしいですが…僕が思う見所は、過去の人物が、現代に来た時の驚きかな。コンビニに行ったり。「もし自分が朝鮮時代からやって来たとしたら?」そう想像しながらドラマを見ると楽しめると思います。

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