“バリラバー”を生み出した愛憎劇『バリでの出来事』

3年前、自らジャカルタの工場勤務を希望したイヌク(ソ・ジソブ)。彼は、単調作業に飽き飽きしながら、ゴルフに水泳、女遊びに明け暮れる毎日を送っている。英語とインドネシア語を流暢に操り、ほかの韓国人とはほとんどつきあうことのない彼は、工場中の韓国人から煙たがられていた。ある日、会社が吸収合併されることになり、イヌクは退職を決意。帰国前にバリを見物しておこうと休暇願いを出す。
合併を進めているジェミン（チョ・インソン）は、工場の実体調査をするためにジャカルタへ行くことに。彼の婚約者ヨンジュ(パク・イェジン)は、昔愛したイヌクがそこにいることを知り、強引についていく。一方、スジョン(ハ・ジウォン)は借金と生活苦から逃げ、バリでガイドをして暮らしている。バリを訪れたイヌクとジェミンに出逢ったことから、運命の輪が回りだす・・・。

パク・イェジン の最新ニュースまとめ

現在、人気急上昇中のソ・ジソブ、映画『マドレーヌ』のチョ・インソン、映画『ボイス』のハ・ジウォンなど、若者に人気の若手俳優を豪華にキャスティング。美しいバリを舞台に、4人の若者の愛と憎しみ、希望と欲望が交差して、複雑な恋愛劇を繰り広げていく。韓国ドラマの王道ともいえる要素が盛りだくさんで、“バリラバー”と呼ばれる熱狂的なファンを生み出した、2004年上半期の話題作である。韓国ドラマにはめずらしい悲劇的な結末は、放映時、賛否両論を呼んだとか。最後まで目が離せないドラマだ。