「イ・スンギのチプサブイルチェ~師匠に弟子入り」に師匠として登場したイ・ジョンジェとチョン・ウソン。(画像:画面キャプチャ)
「イ・スンギのチプサブイルチェ~師匠に弟子入り」に師匠として登場したイ・ジョンジェとチョン・ウソン。(画像:画面キャプチャ)
俳優イ・ジョンジェチョン・ウソンが2人揃って、8月7日(日)に放送されたSBS日曜バラエティー「イ・スンギのチプサブイルチェ~師匠に弟子入り」(以下、「チプサブイルチェ」)に“師匠”として登場した。

イ・ジョンジェ の最新ニュースまとめ

イ・ジョンジェの映画監督デビュー作で、イ・ジョンジェとチョン・ウソンがW主演を務め、映画「太陽はない」以来23年ぶりに共演した話題作「HUNT」の宣伝のためだ。「チプサブイルチェ」には番宣ゲストが来るイメージがあまりないので、意外な気もしたが、イ・ジョンジェはこの番組を第1話から見てきたぐらい好きな番組だそうで、チョン・ウソンは“師匠”ゲストということにためらったが、イ・ジョンジェと一緒なら、と今回の出演に至ったそうだ。

この大物2人の出演に興奮していたのは、むしろ番組側の方だった。レギュラー陣のヤン・セヒョンは前日眠れなかったとし、ウン・ジウォン(SECHSKIES)も普段、誰かにビビるということはないが、自分の世代のトップスターが、しかも2人一緒にいるので緊張すると話し、いつもとは違う様子。それに、いつもは収録現場に来ないというSBSバラエティー局の偉い人(本部長と番組チーフプロデューサー)まで来ていたのだ。こういうところは、日本も韓国も同じだ。

そんな中、イ・ジョンジェとチョン・ウソンは「HUNT」の制作エピソードなどを語るトークや、2人の仲を証明するゲームなどを展開。映画のエピソードトークでは、チョン・ウソンがイ・ジョンジェからの出演オファーを4年間で4度(1年に1回ずつ)断ったが、「後悔のない挑戦はやってみる必要がある」と思ったそうで、ようやく出演を受諾したことを明かした。

イ・ジョンジェはチョン・ウソンをキャスティングするため、カッコいいシーンは全てチョン・ウソンに譲ったと冗談ぽく話していたが、2人が対峙する階段でのアクションシーンをこの日、「チプサブイルチェ」メンバーで再現。イ・ジョンジェが演出し、イ・スンギとヤン・セヒョンが演じることになったが、ここで面白いハプニングが続出した。

イ・ジョンジェがイ・スンギを「ジュンギさん」と呼び間違えてしまったのだ。すかさず、「僕、スンギですよ!それなら僕の代わりにソン・ジュンギをキャスティングしてください」とむくれるイ・スンギを必死になだめた。さらに、ヤン・セヒョンがアドリブで、チョン・ウソンにも襲い掛かると、そこにイ・ジョンジェも乱入し、ヤン・セヒョンにチョークスリーパーをかけるという乱闘シーンにまで発展。ドタバタコント(?)に付き合うノリの良さを見せ、笑いを生み出していた。

また、お互いの出演作品を当てるゲームでは、イ・ジョンジェが名ゼリフなど言葉で説明するのに対し、チョン・ウソンはなぜかジェスチャーのみで説明。やり方は違っていたが、2人ともほぼ正解を当て、何よりも楽しそうだったのが印象的だった。

ほかにも、2人がよくデリバリー注文するというメニューで昼食タイムのとき、イ・ジョンジェはみんなのゴミを集めたり、チョン・ウソンは気付けば、「チプサブイルチェ」メンバーたちに一人ずつ質問を投げかけ、その姿がまるでトーク番組のMCのようだったりし、甘くスマートな一面も見せていた。

このイ・ジョンジェ&チョン・ウソン編は次回も続き、2週連続放送となる。なお、この日の視聴率は3.8%(ニールセンコリア調べ、全国基準)で、決して良いとは言えないが、映画「HUNT」は8月10日に公開が始まり、さっそく公開初日約21万人を動員。ボックスオフィス1位を獲得し、好調なスタートを切った。

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