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韓半島

南北統一を目前にした韓半島を舞台にした大ヒット映画
韓半島
一覧
  • タイトル l 韓半島
  • 監督 l カン・ウソク
  • キャスト l アン・ソンギ、ムン・ソングン、チョ・ジェヒョン、チャ・インピョ
  • 公開年度 l 2006年7月13日 韓国公開
  • ジャンル l ドラマ、アクション
  • 上映時間 l 147分

韓半島の見どころ

韓国映画『韓半島』は公開からわずか2週間で観客動員数300万人を記録した大ヒット映画だ。内容が極端であり、あまりにも反日感情を高めるのではないかとの意見もあったが、公開時期がちょうどW杯と重なっていたということもあり、愛国心が後押しして関心がさらに高まった。
100億ウォンあまりの製作費が投入された『韓半島』は近未来と旧韓国を行き来しながらスペクタクルな構成、画面を見せてくれる。“分断”という韓国大作映画の共通素材を積極的に活かした点も注目どころだ。

韓半島のあらすじ

韓国と北朝鮮が統一を約束し、その初めての象徴として朝鮮半島を結ぶ京義線鉄道完全開通式を推進する。しかし日本は、1907年の大韓帝国との条約を根拠に開通式を妨害し、韓半島に流入したすべての技術と資本を撤収するとして大韓民国政府を圧迫する。
「高宗の隠された国璽(皇帝が使用する印鑑)がある」という主張で史学界の異端児扱いを受けてきたチェ・ミンジェ(チョ・ジェヒョン)博士は、国璽を探し出せば日本の主張を拒否することができると確信する。彼の確信を信じるようになった大統領(アン・ソンギ)は、日本海への日本の自衛隊の出現などで非常戒厳令を公表すると同時に、国璽発掘真相究明委員会を構成し、チェ・ミンジェに最後の希望をかける。
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韓半島 (映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
韓半島
한반도
監督 康祐碩(カン・ウソク)
出演者 安聖基(アン・ソンギ)
曺在顕(チョ・ジェヒョン)
車仁杓(チャ・インピョ)
文盛瑾(ムン・ソングン)
カン・シニル
公開 2006年7月13日 韓国の旗
上映時間 147分
製作国 大韓民国
言語 韓国語
製作費 100億ウォン
IMDb
テンプレートを表示
韓半島
各種表記
ハングル: 한반도
片仮名:
現地語読み
ハンバンド
英題: Hanbando[1]
テンプレートを表示

韓半島(かんはんとう、ハンバンド、한반도)は、2006年に公開された韓国映画。日本では劇場公開されないまま、2011年11月2日にDVDが発売された。日本版のタイトルは、『韓半島 -HANBANDO-』。

概要

公開された韓国では公開わずか5日で163万人の観客動員を記録し、2週目(14日)にして300万人の動員数を記録するヒット作となった。ヒットした理由としては、日本で明らかな反日映画と見なされた[1]とおりの、劇中の大統領の「日本国を国際法廷に立たせる」といったセリフのように日本を「悪」とした明白な反日的映画である事に加え、ラストの大統領と辞表を提出する首相の会話にもある通り、現在の韓国国民の南北統一に対する複雑な心境を代弁する高いメッセージ性が挙げられる。

康祐碩監督は「韓国がこれまで100年間抱いてきた哀しみの感情」を表現したとし、「この映画を通じてお互いにもっと理解し合い、整理すべき部分は整理してこそ友好的な関係を築けるという映画としての表現であり、韓国の国民の1人としての見解を表現したもの」と強調した[2]

ストーリー

韓国と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の南北統一の日が近づく近未来。だが、日本との外交的衝突が発生する。

日本は明治時代に大韓帝国と結んだ「日韓併合条約第10条[3]」を理由に朝鮮半島を結ぶ南北鉄道「京義線」の利権を簒奪しようと画策し、韓国政府に圧力をかける。南北統一を目指していた韓国大統領(アン・ソンギ)は反発するが、国家の安定と経済発展を優先し現在の韓日関係を維持したい総理と対立する。

そんな中、カルチャーセンターを転々としていた歴史学者チェ・ミンジェ(チョ・ジェヒョン)は、京義線における契約書に押された国璽は偽物である事に気付き、高宗皇帝がどこかへ隠した事実を掴む。本物の国璽を発見、大統領のもとへ届けようとするが、チェ・ミンジェは拉致され国璽は壊されてしまう。国璽を奪ったのは日本しかいないと考えた大統領は、日本大使館を警察の部隊により包囲させる。この事態に対し、日本政府は東海(日本海)へイージス艦や空母を有する海上自衛隊の自衛艦隊[4]を派遣し、韓国海軍との武力衝突寸前のにらみ合いが発生してしまう。

開戦を覚悟する大統領だったが、大統領に見切りを付けた総理により毒を盛られ、意識不明の重体となる。すべては、日本やアメリカとの経済的な断絶は、韓国を北朝鮮のように悲惨な状況に至らしめると考える総理の手によるものだった。

だが、壊された国璽は実はチェ・ミンジェが作らせた偽物であり、ついにチェ・ミンジェは後輩のイ・サンヒョン(チャ・インピョ)と共に本物の国璽を発掘し……。

補足

  • 日本が明治時代に大韓帝国と結んだとする条約があるとしても、日韓基本条約締結によって、それまでの条約等は失効している為、ストーリー上鍵となる「日韓併合条約第10条(無論、架空の条約)」もその意味をなくしており、それを盾に日本が干渉する事は国際常識的にありえない(できない)事である。この矛盾については、韓国メディアも条件設定に否定的な論調を展開した。
  • 日本海での韓国海軍と海上自衛隊とのにらみ合いのシーンは、韓国海軍が全面協力を行い実際に艦艇を使用して撮影が行われた。一方の海上自衛隊は、無論の事協力など得られるはずもないため、フルCGで再現されている[5]。「むらさめ級駆逐艦」などの艦名、「状況開始」と言った自衛隊独自の用語が登場する。また、こんごう型護衛艦(イージス艦)として、アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦らしき艦が登場している[6]
  • 反日映画と日本では認識されている本作ではあるが、結末は『日本が記者会見で謝罪する』という内容であり、日本文化開放前の反日作品に比べると過激なではない[7]
  • 『真相報道 バンキシャ!』では韓国での取材の際にアンケートで『映画を見てスッキリした・不満』というもので『スッキリした』と答えた人は『日本とは歴史的にうまくいっていない(裏を返せば文化面ではうまくいっている)』と発言したり、『不満』と答えた人は『反日の描写はやりすぎる』や『映画と現実の判断のつかない子供には日本人は悪い人だと頭に刻み込まれる』という声があり、アンケートで『日本が嫌い』と答えた人は53%であった。この事で反日感情が日本文化開放で薄れていることがわかる。

脚注

[ヘルプ]
  1. ^ 한반도 (韓半島) KMDb 2011年8月3日閲覧。
  2. ^ 2006年7月30日「真相報道 バンキシャ!」インタビュー
  3. ^ 南北鉄道の所有権は日本の天皇にあるというもの
  4. ^ 2010年現在、自衛隊は航空母艦を保有していない。また、公開当時ひゅうが型護衛艦も進水していない。
  5. ^ 一部、韓国海軍の艦艇(「蔚山級フリゲート」など)も用いられた。
  6. ^ ただし、軍事的描写はそこまで緻密ではなく、制服が陸上自衛隊仕様で肩パッチが大日本帝国海軍であったりと、旧日本軍を意識した演出が見られる。
  7. ^ 日本文化開放以前は天皇の暗殺や日本に核ミサイルを撃つといった、過激なものも存在した。

関連項目

  • 韓国の反日作品
  • 韓半島
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