妻と一人娘を持つごく平凡なサラリーマン、オ・デス(チェ・ミンシク)は、家を目の前にしたところで突然拉致されてしまう。目を覚ますとどこかの安ホテルの一室にいた。テレビもあり食事も与えられるが、なぜかわからないまま監禁され続け、15年の月日が流れる。そしてある日デスは突然解放される。ある女性ミド（カン・ヘジョン）の助けを借りて監禁した相手の正体を探り始め、復讐を誓う。そんな中ミドはデスに愛情を抱くようになる。やがて2人の前にデスを監禁した謎の男ウジン(ユ・ジテ)が目の前に現れ、デスに「5日以内に監禁された理由を解き明かせ」と言い、謎が解けたら代わりに自分が死ぬと言う…。お互いの命を賭けた“死のゲーム”がこうして始まった。

土屋ガロン・狩撫麻礼作、峰岸信明画原作による日本マンガ『オールド・ボーイ』を、『JSA』『親切なクムジャさん』のパク・チャヌク監督が映画化。＜第57回カンヌ国際映画際＞で審査員に衝撃を与え、見事グランプリを受賞した話題作。意外な驚愕のラストは必見！主演は国民的俳優チェ・ミンシク。チェ・ミンシクは舞台俳優から映画俳優へと転身を遂げ、『ナンバー3』など数多くの作品に出演し、演技派俳優の地位を確立した。映画『シュリ』では朝鮮兵隊長役を熱演し、強烈な印象を残した。この『オールド・ボーイ』でチェ・ミンシクは独特な雰囲気の持つデス役を好演！日本の俳優には存在しない彼ならではの迫力のある演技には世界が注目した。

・2022年5月6日、「オールド・ボーイ 4K」として日本全国ロードショー。