不良少年テス（チェ・ミンス）と、頭脳明晰な優等生ウソク（パク・サンウォン）は、住む世界が違っていたが、ひょんなことから親友となる。しかし、亡くなった父親の思想が問題となり、仕官学校に入れず最愛の母にも死なれたテスは、ウソクとの約束を破り、裏組織の一員となる。一方、ウソクは検事として働くものの挫折を味わう。そしてヒロインのヘリン（コ・ヒョンジョン）はカジノ界の大物である父親の死をきっかけに、カジノ事業を受け継ぎ…。

『砂時計』は、1980年代の韓国で実際に起きた民主化を背景に、挫折・勝利・禁断の愛を強く描いた作品。視聴者の帰宅時間を早めさせることから“帰宅時計”とも呼ばれ、社会現象を巻き起こした。主演は『ソウル』『リベラメ』のチェ・ミンス。