キム・テヒ
キム・テヒ
韓国女優キム・テヒが来月1日に放送される「MBCスペシャル」を通じて変わった演技観を明かす。

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 29日MBCによるとキム・テヒは制作陣とインタビューで 「演技をしていなかったら、こんなにたくさん悩んで、多くの感情を経験し、多くの人々に出会うことができただろうか、という気がする」と話した。

 キム・テヒは「初めは負担で手に余ることの多かった演技が、今はとてもありがたく、また本当に良い演技をしたいと、ある瞬間変わった」と打ち明けた。

 キム・テヒはソウル大学出身で優れた外見でデビュー時から注目を受けたが、演技力についての批判は絶えなかった。彼女は2003年ドラマ初出演作「スクリーン」の撮影を思い出し、「生まれてから、悪口を聞くことなく育った。当時、世の中すべての悪口を聞いたようだった」と振り返った。

 初映画「中天」で演技力論争が頂点に達した時キム・テヒは「このキャラクターを完全に理解をしていると思っていたし、そこまで残酷な批判を受けることがよく分からなかった」と話した。

 後続作「けんか」でも酷評を受けると、演技者として自己恥辱感に落ちたキム・テヒは、漢陽大のチェ・ヒョンイン教授に演技を学び始めた。そして、最後という思いでドラマ「IRIS - アイリス」に臨んだ。

 キム・テヒは「『IRIS - アイリス』までだめなら、わたしのことを求める人がいるのか。女優として、わたしにどんな可能性をかけられるのかという気がした」と当時を振り返った。最新作「マイ・プリンセス」で彼女は、変身した姿を見せてくれた。キム・テヒは「『マイ・プリンセス』以後、もう少し女優として生きることを楽しめる準備ができたようだ」と話した。

キム・テヒの演技活動と日常を収めたMBCスペシャル「テヒの再発見」は来月1日夜11時5分に放送される。制作陣は幼い甥・姪らと遊ぶ姿からスタイル維持のためジムで汗を流す姿、ソウル大学の女性スキー部の友人らと行った突然の誕生日パーティーなどキム・テヒの多様な姿をカメラに収めた。
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