日本の小説が国内で人気を集めている。国内の出版市場では現在300作余りの新刊が出回っているという。最近は、日本の小説を映画化しようとする動きもみられ、国内映画製作会社の間では競争が激化している。
 すでに映画化が決まっているのは、映画「冷静と情熱のあいだ」や「東京タワー」などで国内でも人気の作家、江国香織さんの「きらきらひかる」をはじめ、唯川恵さんの「肩ごしの恋人」、金城一紀さんの「フライ、ダディ、フライ」、浅田次郎さんの「プリズンホテル」、貴志祐介さんの「黒い家」など。

イ・テラン の最新ニュースまとめ

 改正版が国内で2月に発売されベストセラーとなった「フライ、ダディ、フライ」は、俳優のイ・ムンシクさんと映画「王の男」で一躍有名になったイ・ジュンギさんが主演を務め、7月に公開される予定だ。また2002年に国内で出版された「肩ごしの恋人」は、女優のイ・ミヨンさんとイ・テランさんが主演を担う。

 一方、大韓出版文化協会の統計によると、1990年に国内で翻訳された日本の小説は31作だったが、その後急増し、2002年には278作、昨年は初めて300作を突破した。また、ソウル・教保文庫の昨年の小説ベストセラーのうち、日本の小説がベスト10に入ったのは3作、100位以内は15作だった。

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