【ソウル14日聯合ニュース】江原道・平昌が14日、ソウル・世宗文化会館で2018平昌冬季オリンピック招致致委員会創立総会を開催し、冬季五輪招致に向けた3度目の挑戦に乗り出した。
 2014年冬季五輪の招致委員長を務めた韓昇洙(ハン・スンス)首相は、総会で「平昌は2度の招致活動を通じ世界最高水準の大会開催の準備を完ぺきに整えた。今回は招致実現に向け政府レベルの支援も惜しまない」と強調した。
 招致委は政界・官界・経済界関係者17人、国際オリンピック委員会(IOC)など国際スポーツ団体関係者13人、競技団体のトップや元選手・現役選手ら20人、体育団体役員9人を含む76人で構成される。IOC委員の李健熙(イ・ゴンヒ)前サムスングループ会長、国際サッカー連盟(FIFA)副会長の鄭夢準(チョン・モンジュン)議員ら10人が顧問に推挙された。共同誘致委員長は、趙亮鎬(チョ・ヤンホ)韓進グループ会長と金振ソン(キム・ジンソン)江原道知事が任命された。
 趙会長は「国家的、国民的念願に応え、システムによる合理的で効率的な委員会の運営と韓進グループのグローバルネットワークなどすべての力量を総動員し、オリンピック招致に向け最善を尽くす」と覚悟を語った。金知事も「2度の失敗を教訓に趙会長と力を合わせ、今回は必ず江原道民と国民の期待に応えたい」と強い意志を示した。
 平昌は今月中に招致委事務局を設置し、本格的な活動に入る。来月15日までIOCに招致意向書を提出する予定だ。IOCは来年6月末に候補都市3~4か所を選定し、2011年2~3月ごろ候補都市で現地調査を行い、同7月の総会で開催地を決定する。
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