魅力的な声でファンを魅了する韓国歌手ボビー・キム(Bobby Kim/本名:キム・ドギュン)が、幼少時、在米韓国人という理由で人種差別を受けていたという過去を告白した。

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現在韓国にて全国ツアー中のボビー・キムは5月31日、延世(ヨンセ)大学大講堂にてソウル・アンコールコンサートを行った。そこで彼は、米国に住みながら大変だった点や、韓国に来てから経験した無名時代の苦労話を映像で紹介した。

映像にはボビー・キムの母親が登場し「米国で息子を育てるため、様々な苦労があった」と告白。「息子にも大変な思いをさせ、学校では人種差別を受けた。学校から帰ってくる息子を見て可哀相でたまらなかった」と語り、多くの観客が涙した。

ボビー・キムも母親に向け制作した『MAMA』を歌い涙した。また、ボビー・キムは「ツアー公演を通し、全国に多くのファンがいることがわかった」とし「良い音楽をファンに届けていきたい」と伝えた。

この日のステージには、トランペット奏者で有名なボビー・キムの父親キム・ヨングン氏をはじめ、<Epik High(エピックハイ)>、<ダイナミック・デュオ>、ウン・ジウォンらがゲストで登場し、成功裏に幕を閉じた。ソウル・アンコール公演を終えたボビー・キムは今後も、、大邱(テグ)、蔚山(ウルサン)、釜山などをめぐる予定だ。
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