アン・ソンギは27日、コリアソサエティーが主催する<ニューヨーク韓国映画祭>の<アン・ソンギ回顧展>と関連した懇談会に出席し、韓国映画の最近の状況について評価した。 アン・ソンギは「2年前から韓国映画の状況がよくないのは事実」とし、これにはさまざまな理由があるがスクリーンクオータの縮小も一因だと指摘するとともに、2年前まではより新しい映画が絶えず制作されたが、その後は衝撃的で新鮮な映画が作られていないと述べた。
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また、韓流などで拡大された市場を基準としているため制作費があまりにも跳ね上がり、制作本数が適正水準を超えていることも映画産業を困難にしているとの見方を示した。「韓国市場の規模からみて、1年に70作品前後が適正と思われるが、昨年は110作品程度が制作された」とし、このうち数作品だけが成功を収め、中間はなく、残りはすべて失敗の方だったと分析した。
アン・ソンギはしかし、「最近は韓国映画の水準が非常に向上し、世界のどこに出してもそん色ない作品が多く制作されている。まだスタート段階といえるが潜在力はかなりのものだと思う」と強調した。
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