「涙の女王」、パク・ジウンとパク・ジウンの戦い…勢いに乗って「愛の不時着」を超えた視聴率

俳優キム・スヒョン、女優キム・ジウォンとパク・ジウン脚本家が意気投合したtvNドラマ「涙の女王」が残した歴代級記録を探ってみた。

韓国ドラマ「涙の女王」のネタバレあらすじ、キャスト、視聴率、相関図、感想

# 「愛の不時着」より激しかった「涙の女王」の視聴率

「愛の不時着」の21.7%を超え、平均24.9%の視聴率を最終話で記録し、tvN歴代視聴率1位の記録を塗り替えた「涙の女王」。 放送が流れる2ヶ月間の視聴率推移を調べれば、歴代最高の興行を記録した「愛の不時着」より上昇の勢いがさらに激しかった。

両ドラマとも第1話は「愛の不時着」が6.1%で「涙の女王」は5.9%とほぼ同じスタートを切ったが、「涙の女王」は第4話で13%を記録して10%の壁を破り、「愛の不時着」は第8話で11.3%を記録して10%を超えた。 平均10%を超えた回次数は「涙の女王」が13回、「愛の不時着」が9回であり、20%を超えた回次数は「涙の女王」が5回、「愛の不時着」が1回だった。 (ケーブル、IPTV、衛星統合した有料プラットフォーム基準/ニールセンコリア提供)

「涙の女王」は一度の下落もなく8週連続で視聴率上昇傾向を記録し、「愛の不時着」もやはり同じだった。 (スペシャル番組を除く)

# 視聴率を上回る歴代級の話題性

「涙の女王」は「太陽の末裔」に続き、この10年間（2015年~2024年）最も話題性が高かったドラマ2位にランクされた。 ドラマの話題性に支えられ、毎週出演者の総合話題性1、2位を独占したキム・スヒョン（ペク・ヒョヌ役）とキム・ジウォン（ホン・ヘイン役）をはじめ、パク・ソンフン（ユン・ウンソン役）、クァク・ドンヨン（ホン・スチョル役）、イ・ジュビン（チョン・ダヘ役）はもちろん、キム・ガプス（ホン・マンデ役）、イ・ミスク（モ・スルヒ役）、キム・ジョンナン（ホン・ボムジャ役）と特別出演していたソン・ジュンギまで、出演者の話題性が順位10位圏に名前を上げて話題になった。

「涙の女王」は韓国ギャラップが調査した「韓国人が一番好きな番組」の順位でも3月と4月共に1位に上がり、ドラマ関連累積動画再生数も15億ビューを突破した。

# 「Kドラマの底力」全世界が知らせた歴代級の視聴量

「涙の女王」は最終話放送日基準でNetflixで累積3億7320万視聴時間を記録した。 昨年上半期に6ヶ月間累積視聴時間1位を記録した「The Night Agent：Season 1」が8億1,210万時間（23.03.23~06.30）、2位を記録した「Ginny&Georgia：Season 2」が6億6,510万時間（23.01.05~06.30）を記録したことと比較すると、「涙の女王」はわずか2ヶ月で注目に値する視聴量を記録し、Netflixの興行作に上がった。 韓国での放送は終了しても海外での話題性が続いているだけに、今後の視聴数上昇の勢いがさらに注目されるところ。

一方、OTT順位サービスプラットフォームであるフリークスパトロールによれば「涙の女王」は英語および非英語コンテンツを含む累積69ヶ国でNetflixTOP10に入り、累積25ヶ国で1位を記録しグローバル人気を立証した。